好きなタイプとは真逆だった彼

コンテンツ名とURLをコピーする

私は日本で育ったため日本語が話せます。
そんな私が好きなタイプは、日本で青春を過ごしたからか、肌が白く日本語を話せる人でした。

もちろん母国に帰ってからは肌が白い人はともかく、日本語を話せる人なんてそうそうないです。
アメリカの大学へ留学することになった時、イク君という人に出会いました。
私と同じ国出身で、同い年、全く同じイニシャルの彼。
肌は日焼けしていたし、日本語を話せるわけでもありませんでした。

でも同じイニシャル(しかも発音が近い!)がきっかけで仲良くなりました。
大学3年め、彼は日本語のコースを受け、私はアラビア語のコースを受けました。
彼はアラビア語を話せて、私は日本語を話せたので一緒に夜中まで図書館で勉強していました。
そんな日は必ず家のドアの前まで送ってくれます(真逆の方向なのに)。

その彼が今の夫です!
後から分かったのですが、母国の私の育った地域は方言が独特で分かりづらく、彼はその方言も自力で勉強していました。
私の家族は日本語と母国語の方言で話すので、仲良くなりたくて勉強を頑張ったそうです。

written by イザティ

エピソード投稿者

イザティ

投稿エピ 2