失敗の原因はやっぱりお金?結婚前にチェックする9つの金銭感覚
結婚する前にわかっていれば、きっとこんなことはなかった!と、既婚者の誰もが思うのが金銭感覚です。
オナラが臭いのは、まあ許せる。足が臭いのも、まあ許せる。いびきがうるさいのも、まあしょうがない。
しかし、金銭感覚ばかりは、その人の頭の中にある「当たり前」の部分なので、本人が自覚して変えようとしない限り変わりません。
デートをいくら重ねても、彼の本性はわかりません。結婚してみて「あー、こんな人だったんだ!」と呆れてしまう前に、彼の金銭感覚をチェックしてみましょう。
Contents
カード払いに慣れている彼は要注意!
クレジットカード。今や大人であればほとんどの人が持っているであろう便利な代物でありながら、その便利さゆえについつい買いすぎてしまうという魔法のカードでもあります。
その魔法は、手軽に購入できる利点と共に、後から決済するという時間差攻撃。つい使いすぎると後からしっぺ返しが来ます。
ポイントが貯まることや、現金を持ち歩かなくてもいいこと、また急な出費にも使えるので、持っていて損はありません。
財布にはクレジットカードが何枚?
様々なクレジットカード会社がありますから、作ろうと思えばたくさんカードを作ることができます。
しかし、たくさん持っていても、使い分けるほど器用な人はあまりいません。2・3枚ならば持っていても支障はありません。
しかし、5枚以上財布に入っているようであれば、注意した方がいいかもしれません。当然、収入が多い人はその分カードに頼る人も多いでしょう。
一枚のカードを使いすぎればストップします。
では、違うカードを使う、ということです。
現金を持ち歩かず、なんでもカード払いにして「ポイント貯めてるんだよ」という男性も中にはいますが、ポイントを貯めるのであればカードは1枚に絞った方が貯まります。
結婚前に借金を隠す人がいますが、カード決済地獄は借金の入口です。カード中心の生活をしている彼は、収支のバランスがとれているのか、一度詳しく話をしてみた方がよさそうです。
カードを一枚も持っていない?
しかし、クレジットカードを何枚も持っている男性も要注意ではありますが、財布に一枚も持っていない男性も要注意です。
当然「俺はいつもニコニコ現金払いなんだ」という現金主義の男性もいます。しかし、中には何らかの理由でカードが作れない男性もいます。
これらに引っかかると、カードの審査に通りません。持ちたくても持てない、ということです。
男性ならば、いざという時、カードを持っていてもいいと思います。
旅先で急に必要になるかもしれませんし、普段は使わなくても一枚あると安心です。それでも一枚も持っていないというのであれば、疑って然りかもしれません。
限定品を持っている?衝動買いチェック
女性の目から見て正直どれがプレミアがついていて、限定品で、価値があるものなのか、よくわからないものがあります。
男性は自分の彼女に、持っているものを自慢しないことがあります。
言ってもわからないと思っていればわざわざ自分からは言わないのです。
部屋に遊びに行っても、フィギュアに触ろうとしたら怒られた、なんて人もいるかもしれません。世界に50体しかない貴重品だぞ!なんて、最初に言ってくれなきゃわからないのです。
「これなあに?」作戦
知らない世界のことだからと言って、結婚することになったら知らないでは済まされません。積極的にこちらから質問して行きましょう。
すると、彼は持っているウンチクを披露してくれるかもしれません。
その中に「プレミアがついている」とか「限定品」とか「オークションでやっと手に入れた」なんて言葉が混じっていたら要注意です。
手に入りにくいもの=高価なもの。彼は金に射止めも付けず購入したかもしれません。また、彼の部屋にはどんなものが置いてあるでしょう。
今あるものを全部売り払え、とまでは言いませんが、今後欲しいものがあっても簡単には購入できないかもしれません。彼にはそのことをよく話してみて、意思の確認をしてみても良さそうです。
毎日のランチに使う金額はいくら?
最近は弁当男子などと言って、自分で作った弁当を学校や会社に持っていく男性がいますが、まだまだ少数かもしれません。
やはり手軽にコンビニで買って済ませたり、外食する人が多いのではないでしょうか。社食があれば安く済みますが、それでも自作の弁当よりは少し高くなります。
節約しようとしない人
昼休みにラーメン屋に行ったとしましょう。ラーメン一杯、だいたい1000円として、平日毎日ラーメンなら5日間で5000円です。
コンビニで弁当を450円で購入し、飲み物とおにぎり一個を一緒に買ったとして、約700円。これを5日間で3500円です。
結婚して十分な収入がない中で、妻や子供はさておいて自宅で作ったものを食べておけばいい、旦那は外で仕事しているんだから好きなランチを好きなだけ食べればいい、では済まない場合もあります。
結婚して家庭を持つと、コンビニの商品すら高く見えることがあります。スーパーでなら○円で売ってるのに!と思うのです。
しかし、男性はそのあたりに疎い人は、ランチ千円が当たり前の人もいます。
どこからが贅沢で、どこからが質素なのか、その人個人の考え方にもよりますが、今までの常識が結婚後崩れることがあること教える為にも、彼にはランチはいつも何を食べているのか質問してみてもいいかもしれません。
見栄っ張り?ボディケアやブランド品
自分への投資を怠らない人がいます。
日焼けサロンや、ネイル、メイクまで。女性以上に自分の外見を整える男性です。
もちろん、身だしなみを整えることは重要です。そのように自分のことを管理しているのですから、責めることはできません。
妻は朝から晩まで髪の毛を振り乱す勢いで子育てに奮闘します。
ところが、そんな妻を置いて「じゃあ俺、日焼けサロン行ってくるね」などと出かけるような夫は批難されます。
女性と横並びになる
男性は結婚しても自分を優先する人が多いです。女性は専業主婦でも兼業主婦でも、家事育児から逃れることができません。
そんな中でも、男性は妻のことを「手伝い」はするけれども、自分が主体となって妻に「自分自身を優先しろ」とはなかなか言いません。
美容院に行くことや、ネイルサロンへ行くこと、日焼けサロンもそうですが、ボディケアは女性がしたいことでもあります。
女性がしたいことなので、妻はそれにかかる値段もよく知っているところです。
女性と横並びになると後々、比較してしまう日が来るかもしれないからです。
ブランドにこだわる
また、洋服などもブランド物にこだわる男性がいます。確かにブランド品は値段が高い分、質もいいので長持ちします。
長持ちしますが、毎年新作が発表されますので、毎年買う人もいます。
それだけの収入がある人ならいいのですが、結婚すれば毎年買い換えることができなくなる場合もあります。
全身○○というブランドでなければ馬鹿にされる、と思い込んでいるのです。
見た目だけなんとかなればいいのであれば、安価で質のいい服はたくさん売っています。しかし、それを理解してくれません。
洋服やカバンも靴もそうですが、何度も使って壊れるのであれば消耗品です。壊れたら直す、ということをせず、次々買い足していくのであれば意味がありません。ただの飾りです。
ブランド品を買うことが悪い、ということではないのですが、もし結婚前からブランド品にこだわっている様子があるのであれば、今後注意して見ていく必要があるかもしれません。
貯金できる人なのか?小銭の行方
付き合っている彼に貯金額を尋ねるのは勇気が必要かもしれません。しかし、重要なのは、今貯金がいくらあるかではなく、貯金できる人なのかどうかです。
そう言う人であれば、仮に亡くなった時も遺産相続で揉めないよう配慮してくれるでしょう。
しかし、中にはコントロールできずに振り回されてしまう人もいます。
欲しいものも我慢できないし、いつものように支払わなければならないものもある。
どっちも払わなければならないのであれば、借りてしまおう、という人です。
どんぶり勘定型
お金の使い方が荒い人は、どんぶり勘定の人が多いです。980円だから、千円ね!というように、細かい計算を嫌います。
当然、いざ財布にお金がない時にキャッシングする場合も、必要額が28000円でも3万円借りてしまいます。
1円を笑う者1円に泣く、と言いますが、お店で買い物しても1円足りないだけで買い物できません。
たかが小銭とバカにできないのです。
夫の借金は妻の借金になりますから、キャッシングと言えども軽く見ずに、お金を平気で借りてしまう人ではないか観察しましょう。
小銭とポイントカード
逆に1円単位で計算し、ポイントカードを使いこなす男性もいます。結婚後も夫婦二人で貯金しようという気持ちがあるのなら、財布の紐はキツイ方がいいでしょう。
夫がそれに協力的なことはいいことです。しかし、節約することに過度に敏感になりすぎては将来困ることにもなるのです。
例えば、子供が生まれて、学校用品を揃える時、ほかの子と同じものを持たせれば本人も安心するだろうということで、妻は同じものを買おうとしますが、学校指定のものは安売りしているものよりも高価なことがあります。
子供が欲しがっているおもちゃは高価だから買わない、そのことによって友達と遊べない、ということもあります。
修学旅行も親の判断で行かせません、というのも問題です。
財布の紐がキツイのはいいことですが、常識の範囲内、限度というものがあります。
もし彼の部屋に遊びに行った時、部屋中のコンセントが抜いてあったり、捨ててあった粗大ゴミを拾って使っていることがあったら、要注意かもしれません。
車・バイク・ゴルフ!お金のかかる趣味?
はじめからお金のかかりそうな趣味を持っている男性は要注意です。例えば車が趣味という男性。次々車を買い替えていませんか?
新車に乗るのは気持ちがいいものですが、その分お金もかかります。結婚したからといって突然やめられるものではありません。
ゴルフなどのスポーツも然りです。
お金持ちが趣味にしていることは、お金に余裕があるからできることであって、小市民が手を出すものではないのですが、十分な収入がないのに「好きだからしょうがないじゃん!」という理由で趣味をやめない男性も多くいます。
許せるかどうか試される
夫が稼いだお金ですから、夫に使う権利はあります。ただ、もし月30万円の稼ぎの旦那が、15万円を自分の小遣いとするのなら家計は苦しいでしょう。
家賃も払わなければなりませんし、食費もありますし、貯金もしなければなりません。それをどこまで許せるのか、妻の度量が試されています。
夫の収入が増えないのなら妻が仕事を増やす、または今まで以上に節約する、という方法で家計を回していかなければなりません。
それが続いても許すことができるか、結婚前の女性には突きつけられる問題です。男性は「結婚したらやめるよ」などと言いますが、信用できない場合もあります。
また、その趣味をやめたことによる反動で、別の何かにハマったり、浮気をしたり、ということになれば本末転倒です。
お金がかかるとわかっている趣味を持っている彼と、今後結婚して妻として納得できるかどうか、妻の金銭感覚も問われています。
自炊したことがあるか!スーパーで買い物せよ
結婚前に一人暮らしをしたことがあるか、または実家暮らしでも自炊経験があるかどうか。この経験の有無で、金銭感覚は大きく異なります。
結婚したら、毎日毎食を外食で済ませることは難しくなりますから、夫も簡単なものを作れた方がいいはずです。
学校で習ったものよりも、実際に悩んで作ったことがあるか、日常的に作っていて慣れているか、が重要です。
スーパーで買い物をさせる
もし「俺は自分で飯を作っていたことがあるんだぜ」などと嘯く彼がいたのなら、一度スーパーで買い物させてみるといいでしょう。
スーパーで買い物する際は、グラムに対していくらなのか、とか、これを作る場合はこの形で(ひき肉や薄切り)、など、選ぶ為の基準があります。
何度も自炊した人でなければわからないものです。
相手の立場に立ったことのない人は、勝手なことを言います。
夫が食費は3万じゃ多い、2万にしろ、ということがあれば、妻はじゃあ自分でやってみろ!と思うかもしれませんが、わからない男性には一生わからないのです。
男性の自炊経験は貴重です。女性と似たような金銭感覚にする為には、スーパーで買い物させるという修行が必要かもしれません。
決められた予算内で必要な分を効率よく購入するという、一見シンプルですが、奥が深いミッションです。もしスーパーで自分で考えながら買い物をしたことがない、という男性がいたら、要注意です。
貧乏性が逆効果?100円ショップの達人は要注意
自称節約家の人がいます。「俺はコンビニなんか行かないぜ、全部100円ショップで買ってんだ、偉いだろう」というような人です。
確かにコンビニと比べたら100円ショップは安いのですが、100円ショップで買い物をしているからと言って節約家ではありません。
視野が狭い人の思い込み
女性の多くは、様々なお店を見て、どこに何がいくらくらいで売っている、というのを知っていると思います。
何か足りなくなったり、必要になった時も「あの店に行けばいいな」と思いつくはずです。
また、消耗品であったり、質があまり関係ないものであれば安いものでも満足できるでしょう。
100円ショップが安くて便利なのは誰もが知っていることです。
しかし、だからと言って、万能ではないはずです。結婚後に妻がカバンを買うかどうか悩んでいる横で、夫が「似たようなものが100円ショップで売ってたから、そっちにしなよ」と言ったら、理解に苦しみます。
以前の記憶と比較して、あの店よりこっちの方が安いな、とか、こっちの方が多く入ってるからあとは質がどうかだな、という考え方はあまりしません。
その為、100円ショップは高品質低価格だ、という思い込みをしている人も多いのです。(逆に100円ショップは安かろう悪かろうだから絶対買わないという男性もいます)
100円ショップで買い物をしても、コンビニと同じ金額で購入していれば節約ではありません。
もし100円ショップ好きの男性の場合は、ほかの店とも比較したことがあるのかどうか確認してみてもいいかもしれません。
節約する人・しない人
女性の持っている金銭感覚も、男性が持っている金銭感覚も、百人百様です。
女性でも料理したことがない人がいますし、自動車の免許を持っていない人もいます。お酒が飲めない人もいれば、外食しない人もいます。
節約することが全てではありません。ただ、意識すれば無駄に使っていた分を減らして、その分のお金が浮くことにはなります。
また、折角夫が節約して浮かせたお金を、妻のポケットマネーにするのであれば問題です。夫婦は協力してやっていくものですから、よく話し合い、お互いの当たり前を摺り寄せていって、うまい着地点を見出すことが重要です。
浪費家?ケチ?使い方ではなく計画性を見る
例えば、300円を渡されて「これで好きなお菓子を買いなさい」と言われたら、どのように買うでしょうか。
小さいお菓子をたくさん買う人も、大きなお菓子を一つ買う人もいます。
しかし、大きなお菓子を一つ買ってしまう人は、その時は満足するかもしれませんが、翌日手元には何も残っていないことになります。
同じ300円でも、その一時だけ楽しむ為にそれに注ぎ込むのか、また楽しみを分散させるのか、女性の考え方と一致している男性であれば、今後うまくやれるのではないでしょうか。
時には摩擦も必要
結婚前に思うのは、喧嘩も少なく、意見が一致すればいいね、ということですが、金銭感覚は磨くものです。物価も変動しますし、税金も変わります。
お互いに「正しい」と信じているものがあり、それが同じ方向を向いているなら、もし間違っていたとしても、どんどん突き進むことになります。
折角、赤の他人が戸籍を入れて家族になったのですから、いい家族を作る為には、お互いが気兼ねなく意見を言い合える仲でなければならないのです。
遠慮して、相手の言うことにイエスばかりになってもいけませんし、お互いがお互いをノーと罵り合うのもいけません。
女性が欲しいのは「いいなりになる夫」でも「従順な夫」でもないはずです。では、今結婚する前の段階で、気兼ねなくお互いに意見を出し合うことができるかどうか、というのも重要なチェックポイントです。
失敗はやり直せる!しっかりと話し合おう
金銭感覚はそう簡単に変わるものではありません。
結婚後は当然、些細なことでも衝突が起こる可能性があります。
結婚することによって、お互いがいい方向に進んでいけるように、思ったことはきちんとその場で言い合える仲であることが一番重要です。
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