婚約中の彼女との同棲は結婚に影響が?同棲中に婚約解消しないために

同棲のタイミング、もしかすると婚約した時点から、スタートするという人もいるでしょう。

楽しい新婚生活の始まりを予感しますが、実は婚約中の同棲で、結婚そのものがダメになるというケースもあるようです。

結婚後の生活を楽しくするため、婚約中の同棲についてアドバイスします。

必ずしも結婚前に同棲する必要なし!婚約中の同棲は新婚生活と同じ

彼女との相談にもよりますが、婚約中の同棲をする必要はありません。

新婚生活をしっかりと楽しみたいのであれば、結婚してから同居をスタート、どうしても同棲中の生活が新婚生活になってしまうからです。

悪いことではありませんし、彼女と相談してのことなら、別に問題ありません。

「婚約中から同棲して、新婚を感じる時間が短くなった」と答えるカップルが、アンケート全体の4割もいました。慣れる意味でも、婚約したのなら同棲は大切かも知れませんが、本来の流れで考えるなら、「結婚してから一緒に住む」ほうが、新婚生活を満喫できることでしょう。

入籍したというのであれば、夫婦ですから一緒に住むのも良いでしょう。

しかし、自分たちの中で「結婚式をしてから夫婦」と考えているのなら、やはりその後のほうが好ましいと言えます。

婚約しているのであれば、同棲を急ぐ必要はなく、一緒に住むまでの準備をしっかりとすればいいだけのことです。

結婚は紆余曲折、「結婚後のほうが長い」のですから、絶対にいろいろあります。好きとか惚れただけでは、乗り越えることができない問題も多々出てくるでしょう。

好きな気持ちが一番新鮮なのは、やはり言うまでもなく最初のころですから、早まって同棲をスタートするのは、必ずしも得策とは言えません。

付き合っているときから同棲しているなら、あまり新鮮味がない

付き合っているうちから、同棲しているなら、婚約したところで、新婚を実感しにくいのかもしれません。

本来であれば、生活面が見えるのも結婚してから、付き合っているうちにこれがある程度見えてしまうと、婚約(結婚)したところで、その差は感じにくいでしょう。幸せの絶頂、新婚当時なんてそういう気持ちに包まれるでしょうし、それが楽しくて仕方なかったり、そのドキドキがありますよね。

これも悪いことではありませんが、生活を共にすることを先にしてしまったら、結婚後に違いがあるとすれば、子供が生まれ家族が増えるということくらいでしょう。

愛する人と一緒にいられる、それって結婚の幸せの醍醐味と言えることですが、既にそれも果たしてしまっているので、何が違うかと聞かれると難しいところです。

女性は気分的に「妻になった」と感じやすいかもしれませんが、男性であるあなたはどうでしょうか。

新鮮味を感じろと言っても、それはなかなか…と思ってしまいますよね。

同棲から結婚を機に、新居に引っ越すなどすれば、また違うかもしれませんが、姓が変わるくらいなら、新鮮味という言葉自体ナンセンスです。

婚約中の同棲、彼女に幻滅する瞬間もあるので注意しよう

プロポーズが成功し、晴れて婚約中になったとして、念願の同棲がスタートします。

婚約中であっても、同棲すれば生活が見える、女性のイヤな面は付き合っているうちには見えない部分が多く、意外な生活態度が見えて幻滅するかもしれません。女性だけでなく、お互いに言えることかもしれませんが、それまでがひとり暮らしであれ実家であれ、相手には見せていない一面があるハズです。

結婚後に見えてくるのは仕方ありませんが、婚約中とはいえ「まだ結婚前」ですから、結婚するのを少しためらってしまいかねません。

モチロン、そんなことで婚約解消なんてあり得ないのかもしれませんが、残念さを感じることは間違いないでしょうし、それをのみ込んで生活しなくてはいけません。

期待も覚悟も、結婚後にとっておくのが一番無難な方法でしょう。

結婚とは、生活を共にすること、イヤな面が見えてもそれを受け入れガマン、同棲しているとはいえ婚約中なら、その現実を受け入れる覚悟が必要になります。

結婚してから知るべきこと、結婚前に知ってしまうのとでは、その重さも違うでしょうから、婚約中の同棲はなにかと考えることも多くなってしまいます。

女性はしっかりしているものと勝手な思い込みはやめよう

一緒に生活を始める、付き合っているときに同棲するのとは違い、「結婚するんだから、女性はしっかりしているもの」と、勘違いしていませんか?

結婚を決意したとはいえ、花嫁修業していない女性なんてごまんといる、一緒に暮らし始めてビックリするような、女性の生活態度もあり得るのです。

あなたの生活態度も同じこと、彼女だって「しっかりしているハズ」と思われているかもしれません。あなたとしてみれば、「生活面を支えてもらうために」結婚するかもしれませんが、それをやりくりできる彼女かどうか、それは始まってみないと分かりません。

「女性は家事が得意」なんて、今では勝手な男性の妄想です。

もしかすると、彼女だって「男性も今では家事ができるもの」と思っているかもしれません。

どういう状況でスタートするにしても、家族以外と生活を共にするなら、何がどのくらいできないのか、少しは話し合っておきましょう。

また、生活態度というのは、それまで育ってきた環境で大きく違います。それに対する理解も必要です。

手料理を始めて食べてビックリする、家庭的と言うなら料理は大切

同棲すると、彼女の手料理を食べることになるでしょう。

味の違いは、性格の違いよりもビックリすることもある、初めて食べる彼女の手料理、可能ならちゃんと意見を言える関係性を作っておきましょう。

これも育った環境で違いますが、それまでは好みを知っていたとしても、それを作るとなるとまた違います。

料理が苦手というのにも段階があり、「私料理が苦手だから」と前置きされても、想像以上に上手だったり下手だったりします。そして、手料理は愛情表現のひとつでもあるので、どんなに大好きな彼女だったとしても、その手料理を食べてどう思うか、これも用心しておきましょう。

中には、「手作りと言えばイチから」と思っているかもしれませんが、「イチから」の基準もレトルト食材を使ったりする女性もいるので、カン違いしてはいけません。

母親の味なんて、子供が産まれてからで十分ですし、中には子供が産まれてからも料理は苦手という女性はたくさんいます。

過剰な期待はしないでおきましょう。

婚約期間に生活をスタートするのは生活に飽きてくるかも?

結婚後の新婚生活、それは「生活自体が楽しみ」ですよね。

婚約の段階から同居すると、結婚後の生活に変化がないため、生活そのものに飽きがきてしまうことがあります。

結婚してからも同じことが言えますが、結婚した後ならある程度は「仕方ない」と思えるかもしれません。

結婚前に同棲したとはいえ、「新婚生活は楽しいもの、同棲だって同じだろう」と思っていると、案外結婚前に飽きがきたりします。ずっと楽しい結婚生活はあり得ませんが、形式上であっても結婚前、このタイミングで生活に飽きてしまうのは、少し残念ですよね。

結婚後の生活に飽きないためにも、なるべく同棲するタイミングを遅らせて、ドキドキ感で準備に奔走したほうが、同棲を楽しめるハズです。

男女の仲なんて、浮き沈みがあるのが普通、浮いているウチは、ほっといても楽しいもの、それよりも「沈んでいるときをどう乗り越えるか」が大切です。

結婚したら一緒に生活するのですから、婚約中の同棲は何かとマイナスなリスクを早めることになってしまいます。

間違いとは言いませんが、他人との生活なんて1週間もあれば、慣れてしまうのも本当のところですから。

自由時間が無くなった、結婚前から束縛が始まる

男性が考えがちなこと、「結婚前だから呑みに行くのも自由」ということです。

女性は、婚約の段階から「結婚したんだから」と思うもの、同棲をスタートするということは、それまでの自由な時間も、例え結婚前とはいえ制約が生まれます。

付き合っている間でも同じことかもしれませんが、彼女が待つ家に帰るのですから、呑んで帰るのも今までとは違ってくるでしょう。

「〇〇時までには帰ってきて」など、ある程度の束縛は覚悟しておきましょう。

「まだ籍も入れていないし、結婚式もしていないのだから…」と男性が考えるとき、女性は「結婚する気があるの?」と思っています。結婚することで、分かり切ったことかもしれませんが、実は同棲をスタートした時点から、こういう束縛も始まるのです。

「好きに外出していいよ」なんて、それに甘んじて大手を振って外出してはいけません。

共同生活なのですから、夫婦一緒にいる時間を無視して、呑みに行くなんてしていたら、帰った先で怒って待っている奥さんの顔が浮かびます。

まだ結婚していないという考えになる婚約中の同棲

男性は婚約しても結婚前、女性は付き合った段階から結婚を考える、これほどの違いがあるのです。

確かにまだ結婚していないとはいえ、これから結婚することが決まったら、女性はますます「妻」になる、あなた自身と彼女では考えが違うのです。束縛しない女性とは言っても、「この人の伴侶になった」という意識がない人はいません。

「結婚していないから自由」なんて考えは、実は付き合っている段階から間違っているのかもしれません。

女性は、男性が思っている以上に「彼氏は自分のモノ」と考えていて、ふらふら遊びに行くことに対して、非常に不満を持っているものです。

同棲を上手くいかせるために、息抜きのために、自分の時間を与えてくれたとしても、ずっと続くかは分からない、そして裏でフツフツと怒っているかもしれないのです。

女性と付き合うということは、結婚前からこういうことを秘めているのです。

「自分の旦那だから…」というのは、思っている以上に強い気持ちのようですね。

離婚するよりはマシ?婚約解消でもそれなりに大変

同棲するなら、結婚のお試し期間として考える人も多いでしょう。

お試し失敗だったとして、婚約中の同棲を解消、離婚よりはマシといっても、婚約解消もそれなりに体力が必要です。

婚約となり、同棲まで始めるのであれば、お互いの両親にも挨拶が済んでいたり、親族も周知の事実でしょう。それらも覆すことになりますし、同棲までしたのですから、そのことも言われる可能性があります。

結婚してしまえば、別れると言ったら離婚、付き合っているウチなら、それほどではないとはいえ、「解消」という言葉になってしまうのは、やはり重みがあります。

離婚するよりマシではなくて、婚約解消も同じくらい大きなこと、一緒にいた期間が長いか短いかだけのことです。

一緒に住むのは結婚後が理想!お互いに覚悟が必要

付き合っている段階で同棲する、そんなカップルはたくさんいますし、そういう筆者も同じでした。

ただ、結婚を実感するには、かなり難しかったのを覚えています。

結婚後に一緒になれるのであれば、婚約中の同棲をよく考え、あなた自身の考えを彼女にちゃんと伝えるようにしましょう。

「自分は大丈夫」と思っていても、その根拠はありません。

構える必要はありませんが、結婚も同棲も焦る必要はありません。婚約したのですから、楽しい結婚生活となるよう、一緒に準備するだけのことです。

同棲するからには、楽しめるようにするのが必須、お互いのイヤな部分が見えたとしても、結婚は乗り越える義務を感じられても、婚約中は少し覚悟が少ない可能性があります。

結婚してからのほうが長いとするなら、婚約中なんて一瞬、最後の独身生活を楽しむ意味でも、婚約中の同棲は少し控えたほうが良いかもしれません。

彼女にはちゃんと話しをして、これまで説明したリスクがあることも承知してもらいましょう。

あなた自身にも悪いところがある、醜態を見せたくないからと言えば、彼女もきっと理解してくれるでしょうし、自分を見直すきっかけにもなります。

大好きな彼女と、ずっと幸せに楽しくいるために、準備期間と捉えれば、婚約中の同棲を控える理由にもなるハズですから。

Comments

みなさんのコメント

Lack

2人の考え方次第だと思います。
ただ、同棲の末に破局することになった場合は「離婚するよりはマシ」が正しいと思います。婚姻は法的なものですから、ただ引っ越して終わりではなく離婚という公式な手続きが必要になりますし、場合や理由によってはその後の金銭的な負担が大きかったり、またいわゆる「バツ」がついてしまいますし。

婚前に同棲をしてうまくいかない2人なら、結婚してから一緒に住み始めたところで結果は同じかと。

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