結婚はタイミングがすべて?彼氏が結婚を迷ってしまう本当の理由
お互いにいわゆる結婚適齢期と言われる年齢にもなり、そろそろ真剣に結婚に向けて考えたいと思った頃、ふと感じるのは、彼氏との微妙な温度差。
そして、ある日彼に聞いてみたところ、返ってきたのは、なんともすっきりしない返事。
よくある「ゆくゆくしたいと思っている」の、「ゆくゆく」は、約束自体も許されず、もしかしたら永遠に来ない日になるのかもしれません。
そんな不安な女心を抱えながら、つれない返事の彼の本心を知りたいと思うのもまた彼女としての気持ち。
今回は、結婚に対する男女の温度差が生じてしまう原因と、男の心理についてお話したいと思います。
結婚に対する男女の考えの違いが結婚のタイミングをズレさせる
そもそも男女とは全く異なる生き物であり、求められる役割ももちろん違います。
そこでまずここでは、男女それぞれの考えと、結婚に向けたタイミングについてご紹介したいと思います。
まずは仕事を固めたい男性の思い
男女の根本的な違いの中でよく言われるのが、男性はひとつのことにしか集中できないが、女性はマルチタスクで、同時にふたつ以上のことをこなすことができるということです。
結婚という人生の決断においても、男性はまずひとつずつ課題をクリアしていくことを大切にします。
仕事もまだまだ自分の目標に達しておらず、なおかつやりたいこともまだまだあると感じる間は、いくら好きな彼女であっても、結婚に踏み切れないのが、正直な男心。
家庭という居場所を固めたい女性の思い
それとは、逆に女性は複数のことを同時にできる性質を持ち、また本能的にまず自分の居場所を固めたいと考えるため、家庭という場所を築きながら、仕事をして、育児も行うということが可能なのです。
男性にとって結婚は、自分がある程度ここまでたどり着きたいという第一段階の「あがり」のタイミングで決断することができますが、この「あがり」が訪れない状態では、しばらくは結婚に対し、抵抗を続けることになるかもしれません。
時代の変化に苦しめられる男性
社会の変化とともに、仕事においても非正規社員が増えたり、格差について言われることが非常に多くなりました。
昔のように皆が歩幅を合わせたように順調に会社の中でポジションを得ることはできなくなり、より競争が厳しくなっているのです。
要は、時代は変化しても、男として求められるものは根本的に変わらず、そんな生きにくさの中で、男性たちは結婚というプレッシャーから逃れたいという気持ちが以前より増しているのかもしれません。
多くの選択肢を手にした女性との考え方の違い
その反面、女性たちは、女としてさまざまな選択肢を得る事ができました。
選択肢が増えた分、女性たちは以前よりも悩み、決断に苦しむという現実もありますが、男性側がぶちあたる現実とはまた違った少し贅沢な悩みなのかもしれません。
それでも彼に「結婚したいな」と思わせる行動とは?
結婚はタイミングであると言われるのは、上記のように、特に男性側の心の準備が整っているかどうかが大きく作用するからかもしれません。
しかし、どうしてもこの人とずっと一緒にいたいとあなたが願うのであれば、やはり多少の努力は必要です。
彼の考えを少しずつでも変えていくために、女性ができる行動についていくつかご紹介したいと思います。
彼が足りないと感じている部分をサポートしてあげる
彼の中に何らかの課題があるからこそ、まだ結婚には踏み切れないということであれば、その部分を共に解決していくことこそが、結婚への早道となります。
言葉で愛情を表すだけではなく、行動で相手への思いやりをおしつけがましくなく与えてあげることが彼の凝り固まった心を溶かしていくことにつながっていきます。
相手との程よい距離感を保つようにする
結婚のプレッシャーほど、男性にとって重いものはないかと思います。
ただでさえ、このような心理が働く中、女性側からの強いプッシュがあるとすれば、男性もよりプレッシャーも感じてしまうもの。慣れ合いの二人の関係になんとなくこれでいいのかと感じるようになることもあるかもしれません。
そこで大切なのが、あまり彼によりかかり過ぎず、程よい距離感を保つことです。
この人をそばに置いておきたいと、思わず手を伸ばしてたくなるような女性でいることが、二人の関係にとって大切なスパイスとなります。
守りたいと思う気持ちが最終的に男の心を動かす
男性と女性の結婚への考えの違いや、その背景にあるものについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。
しかしながら、やはり男性側の決断というものは、非常に重要なもので、その根本にあるものは、相手を守りたいという男性としての強い気持ちであると思います。
彼が気持ちを変えるきっかけとなる出来事が起こるかもしれませんが、何よりも彼があなたといて安心感や幸せを感じられているのであれば、焦る事なく、今のふたりの時間を大切にすることもまた違った意味で、今できるベストなことなのかもしれませんね。
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