シングルマザーの女性が結婚を決める時!恋愛するための心構えとは

あなたが彼との再婚を決めたきっかけは何ですか?

シングルマザーの再婚には、相当な覚悟が必要となります。彼と子どもたちのパイプ役にならなくてはいけないのです。

楽しいことばかりではないでしょう。それでも、新しいパパになる彼と、子どもたちを幸せにすることに努めることが大切です。

再婚で幸せになるために

1度目の結婚とは違い、今回はあなたと彼だけの問題ではありません。幸せな結婚生活を送るために大切なこととは。

子どもの了解を得る

あなたが再婚すると、当然子どもたちには新しいパパができることになります。

子どもたちがパパとして彼を受け入れることができるかはとても重要なこと。

親の再婚により、子どもが苦しんできた家庭を筆者はたくさん見てきました。母親が相手の男性を好きだという気持ちだけで結婚されると、同じ家庭の中で生活する子供たちにとって、大切な居場所を失ってしまうことになるのです。

その結果、家に帰りたくない状況をつくってしまうことに。子どもよりも男性を優先する母親にだけはなりたくないですよね。

結婚はもちろんあなたと彼の2人が幸せになるためにするものですが、子どもがいる以上、子どもの感情を無視することはできません。

子どもたちに、彼と一緒にいて幸せかを確認するようにしましょう。

血の繋がりがなくても、本当の親子のような関係を築くことはできますが、そこに至るまでは色々なことがあるでしょう。子どもが心を許せる相手であるかを見極めることはとても重要です。

子どもの生活環境が変わることへの配慮

あなたが再婚すると、全く血の繋がりのない男性が一緒に住むことになり、子どもたちのライフスタイルは一変してしまいます。

もしかしたら、引越しをせざるを得ないことにもなりかねません。

。大人が思っているよりも、子どもたちは、敏感であり、デリケートです。子たちが新しい環境に少しでも慣れるためにも、子どもたちへ十分に配慮することが必要と言えるでしょう。そうでなければ、彼と子どもの間に信頼関係を築くことは難しくなってしまいます。

あなたは彼と子供にとって大切な繋ぎ役でもあるのです。

子どもたちは、新しいパパができた喜びと、ママを取られるのではないかという不安で葛藤する時があるということに気付いていましたか?

私が再婚した後、娘は、新しいパパに少しヤキモチを妬いてしまい、時折、寂しそうな表情を見せたりすることがありました。

そのことに気付いてあげることができなかったら、娘は夫を新しいパパとして、受け入れることはできなかったかもしれません。

再婚する前よりも、子どもたちの感情に寄り添える母親でいるよう、心がけましょう。

養育費の問題

前夫から養育費を貰っている場合、トラブルにならないようにすることはとても重要なこと。新しい夫まで巻き込むようなことがないようにするべきです。

“再婚したら養育費を受け取らない”という取り決めをしている場合、前夫にも再婚したことはきちんと伝えておきましょう。養育費は、子ども貰う権利ではあります。しかし、取り決めは守らなくてはいけません。

養育費の問題は、裁判沙汰になりかねません。お金のことは、必ずきれいに整理しておくようにしましょう。

彼との新婚生活が、泥沼化してしまっては、取り返しがつかなくなってしまいます。

あなたの再婚は子どもたちの人生にもかかわってくること。子どもたちが、実の父親と疎遠になってしまわないようにするためにも、養育費の件で揉めないようにすることをおすすめします。

再婚することのメリット

シングルマザーの再婚は、抱える課題が多くはありますが、実はたくさんのメリットもあります。やはり、家族が増えるっていいことです。

では、再婚する上でのメリットをいくつか紹介します。

経済的負担が軽くなる

シングルマザーである以上、自分が稼ぎ頭になるしかありません。

たくさんお金を稼ぎたいと思っても、子どもがいると、時間は拘束され、収入を増やせないのが現状でしょう。国や自治体の制度を利用しても、生活が豊かとは決して言えません。

筆者もシングルマザーだった頃は、いつも家計簿と通帳を見つめては、“こんな生活早く抜け出したい!”と思っていました。

仕事が安定していたことだけが救いでしたが、子どもにかかるお金は、急な出費が多く、毎月火の車状態だったのです。

再婚してからは、彼の収入があるため、お金に関する不安は一切なくなりました。

贅沢できるほどの生活ではありませんが、それでも、収入が私と彼の収入を合わせると、シングルマザーの時の2倍以上にはなるわけですから、常につきまとっていたお金に関する不安はなくなります。

それに加え、“自分がこの子を育てないと!”というプレッシャーから解放されます。再婚前は、常に仕事に燃え、子育てに専念できず、子どもにとてもたくさん我慢させてきたと思います。でも、夫ができると、つめて仕事をする必要がなくなりました。

彼と再婚したおかげで、私たち親子は2人の時よりも円満な気がします。

シングルマザーとしては認めたくないことではありますが、やはり経済的にも時間的にも余裕がない生活は、子どもに優しくする余裕がなくなってしまいがち。

そこをカバーしてくれるという視点では、再婚してよかったと言えるでしょう。

新しい家族が増える可能性がある

再婚して、新しく子どもができる可能性は大。家族が増えることはとても幸せなことです。

しかし、前夫との間にいる子どもたちが寂しい思いをしないように配慮することは大切です。

彼が、いくら戸籍上は自分の子どもであったとしても、あなたの連れ子である子どもたちに気を遣ってしまうのは仕方のないこと。

自分の持った子には遠慮がないのは当然ですが、ふとした瞬間に、あなたと彼の間に生まれた子供と、自分たちは扱いが違うと感じてしまうことがないとは言えないのです。

そんな時こそ母親の力が発揮されます。あなたが上手にフォローしてあげましょう。

そうでなければ、あなたと彼の子にヤキモチを妬いてしまい、かわいがろうとしないことに発展してしまうかもしれないのです。

本来、弟や妹が生まれることは、子どもたちにとっても、とても嬉しいことです。純粋に誕生を喜ぶことができ、かわいがることができる環境をつくってあげてくださいね。

一生独身かもという不安から解放される

今は子どもがいるから1人でも寂しくはありませんが、子どもがずっとそばにいてくれるとは限りません。

“年老いた時、1人だったら寂しいな”と感じているシングルマザーは多いでしょう。

再婚することで、一人でいることの寂しさや不安から解放されるというのは、大きなメリットと言えそうです。

筆者は離婚して約5年後に再婚したのですが、それまでは、「ずっと一人でいることになったらどうしよう」とか「みんなは2番目、3番目って産んでいるのに私は一人だけ。うらやましい。」と思っていました。

それなのに。再婚することができそうだと確信した時に、過去には結婚に対し、失望感しかなかったのに、なぜかすごく明るい未来が待っているように感じたのです。

何か悩んだ時に状況に応じて、そっとしておいてくれたり、逆に「何かあった?」と声をかけてくれる人がいるというだけで救われる気がします。

一人で何もかも抱え込まないでいいということは、とても幸せですよね。

再婚をするには勇気がいりますが、あなたが幸せだったら、子どもたちも応援してくれるでしょう。

再婚相手として向いていない男性

再婚するならば、1度目の結婚よりも幸せになる必要があります。

もし、今お付き合いしている彼がこんなタイプの男性だったら、再婚をもう一度考え直しましょう。

子どもに無関心

子どもに無関心な男性は、確実にあなたの子どもをかわいがることはないでしょう。むしろ、邪魔者扱いする可能性が高いです。

再婚は、あなただけではなく、子どもも幸せにならなければ意味がありません。

世間でよく耳にする、再婚相手による”いじめ”は、相手の男性が子供嫌いであることが1番の理由ではないかと筆者は思っています。

子どもたちが犠牲になるような結婚生活にはしてはいけません。あなたには、子どもを守らなくてはいけない義務があるのです。

子どもって、本当にマイペースで、頑固、しょっちゅうジュースはこぼすし、できもしないのに「する!」と張り切って、いざさせれば案の定失敗し、フォローしなければならないですよね。

本当に、無駄な動きが多いと言ってしまえば多いのですが、その一つ一つが子どもたちの成長にとても大切なことなのです。

大人から見たらムダな動きだと思うことから、彼らは何かを学んで、成長しています。

それを、自分の気分で当たり散らし、怒鳴るような男性といて、子どもは幸せだと思いますか?絶対に幸せではないですよね。いつも、彼の顔色を伺っているような生活だけは送ることのないよう、阻止しなければなりません。

子育ては大変だと理解できない男性との再婚は、おすすめしません。

金遣いが荒い

金銭面でルーズな男性も、あなたと子どもたちを苦しめることになるでしょう。

金銭感覚がなおることは絶対にありません。

いつまでも彼の金銭感覚に、あなたと子どもが振り回されてしまう生活は幸せとは言えませんよね。

子どもがいると、急な出費が多いことを分かっているあなたが一生懸命貯めようとしても、彼から遣われてしまっては、子どもたちにシングルマザー生活以上に我慢をさせてしまうことにもなりかねません。

金銭感覚がルーズな男性の中には。お酒やギャンブルに依存している男性も多く見られます。何かに依存していると抜け出すことはできないということを理解しておきましょう。

子どもとあなたが、安全に生活できる環境をつくることができる男性であるかを見極めることが大切です。

酒癖が悪い

普段はいくら優しくても、酒癖が悪い男性との再婚はやめることをおすすめします。

酒癖が悪いと、少しのことであなたや子どもたちに”手をあげる”可能性が高いです。

ストレスを抱えるとお酒を飲みたくなる気持ちは、大人ならば誰しも理解できるでしょう。でも、楽しく飲めないお酒は、本来飲むべきではありません。

お酒に酔って、彼が手をあげた時、あなたは子どもたちを助けることができる自信がありますか?力では絶対に男性にはかないません。子どもたちやあなたが傷付いてしまうばかりです。

ストレスと上手に向き合うことができない男性が、酒癖が悪い傾向にあります。普段自分を殺してしまっていると、酔った時にイライラが止まらなくなってしまうのです。

普段が優しいからと酒癖の悪さを認めてしまっては、きっと後から後悔することになること間違いなし。

大切な子どもたちを傷つけてしまうようなことはない男性を選ぶようにしましょう。

再婚で幸せになっている人はたくさんいる

1度目の結婚生活が辛ければ辛いほど、再婚に対し、慎重になってしまいますよね。でも、シングルマザーは、再婚に慎重でなければなりません。

母親であることが大前提です。いつも子どもが幸せになれる選択をするよう、心がけましょう。

再婚することで、子どもたちが苦しむのではないかと心配しているママがいるとしたら、今、あなたが彼といて幸せかどうかを考え直してみてください。前述にもありますが、子どもたちは母親が幸せであれば、確実に応援してくれます。

彼にとっても、あなたにとっても、そして子どもたちにとっても、幸せな結婚となりますように。

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