彼女と喧嘩した時は家出しない方がいい理由!喧嘩家出のデメリット

彼女と同棲していると、どうしてもケンカが増えたり、同棲前とは違った状況が生まれることでしょう。

ケンカひとつにしても、お互いの顔も見たくないと、家出を考えてしまうことだってあり得ます。

頭を冷やす意味でも、顔を見たくないと考え、冷静になる瞬間は必要ですが、家出となると話が違ってきます。

ケンカのおさめかたと一緒に、同棲中の家出について、リスクの面から考えてみましょう。

顔が見たくなくなるほどケンカするのは仕方ない

ケンカすることに悩むまえに、ケンカ自体の必要性について考えてみましょう。

というのも、ケンカとは「互いに深め合っていく過程に起こるもの」であり、いわば必要なことでもあります。一緒にいれば意思疎通ができすぎてしまい、逆にお互いの考えが予想できてしまいます。

ここまでで考えるなら、「気持ちが通じ合うからケンカは起こらない」と思うかもしれませんが、ちょっと違います。

お互いを知りすぎているからこそ、相手の気持ちを読み違えてしまったりして、最後はケンカになってしまうのです。

人間は、相手を知っている気になる生き物、要はカン違いもしやすいのです。

「こんなことが起こったから、相手はこう考えるだろう」と思っていても、いざ相手に会ってみると意外な反応をしたりする、そこで衝突が生まれます。予想と違う結果って、少しパニックになったり、「なぜそうなるんだ!?」と思ったりしますよね。

自分が本来予想した結末と違う場合、そこに納得いかなくて相手を責めてしまう、それがケンカの発生源なのです。

互いの仲が深まれば、それだけケンカも大きくなる、顔を見たくないほどと思っても仕方ない、そういうものです。

大きなケンカほど、「お互いを知っている証拠」とも言え、それを乗り越えられれば、もっと大きな絆が生まれるのです。

表面だけ薄ら笑いなんて、人間同士が付き合っていくうえで、親密とは言えない間柄です。

ぶつかり合うこと、それって実は信頼し合っているからできることなのです。

お互いに冷静になるタイミングは必要

顔を見たくないのに、お互いが一緒にいるのは得策ではありません。

家出をおススメするつもりはありませんが、ケンカした相手と一緒にいても、そのケンカは平行線のままですから。

顔を見たくないほどなら、冷静な気持ちを取り戻さなくては前に進めない、だからこそお互いが顔を見て話せるために、家出などの選択も必要になります。

人間は万能な生き物ではありません。むしろ、動物のほうが争ったあとでも、ある種「事務的に」付き合うことができたりします。感情がある人間なので、ケンカしても尾をひくことは普通と言え、それまでを解消しなくては、お互いの顔を以前の気持ちで見ることなんてできません。

もとの気持ちでなくては、またケンカが再燃するでしょうし、そうなってはいつまでも同じことになってしまいます。

「どう冷静になるか」が違うだけで、家出を選択したり、中にはじっくり話し合って気持ちが落ち着いてくるなんて、上級者もいるのです。

ケンカした相手ですから、顔を見ればまた腹が立つのは当然、やりかた次第とはいえ、「ケンカは冷静になれた者が勝つ」のです。

勝ち負けではないと言っても、暗に勝ちたいと思う気持ちがあり、誰だって冷静になれるもんならなりたい、そう考えるのです。

相手の気持ちを考えている?喧嘩して家出するのはNG

では、ケンカのあとの治めかたとして考えてみましょう。

今回のテーマでもある家出ですが、これで起こる最初の問題は「相手に心配をかけることになる」ということです。

彼女とケンカして、同棲中の家を飛び出した、その瞬間は「相手への心配」なんて、気にも留めないでしょう。それが普通です。

でもしばらくして、あなた自身が思わない・感じないとしても、「事実として残された彼女は心配しているかもしれない」のです。

冷静にそれに気付くことができればいいのですが、家出してどのくらいで冷静になれるか、また冷静になれないかもしれません。

だからこそ、このことを知っておく必要があります。

彼女が心配しているとするなら、今度は家出に対して彼女が怒り、ケンカが長引く恐れもあります。家出そのものは、「ケンカを治める方法」としても、そのことがケンカ再燃の原因にもなりかねません。

顔を見ない方法があるなら、家出と同じようなやりかたとしても、例えば別な目的を持って、口実でも良いから一人で出かけるなどが無難です。

冷静にはなれないことも!意外と怒りはおさまらないもの

では、家出の効果について考えてみるとどうでしょうか?

その瞬間は、啖呵を切ったように家を飛び出したとしても、気持ちがおさまるかは疑問です。

家出をしても冷静になれるのは一瞬、「家に帰って向き合わなくてはいけない現実」があるままですから、そのための覚悟が必要になります。

自分自身の怒りの感情もどうでしょうか。家出した瞬間はスッキリして、「彼女に目に物見せてやった」と思うばかり、ちょっとした優越感したか感じられないでしょう。

いずれは帰って、気まずい雰囲気を乗り越えなくちゃいけない、それと比べると、家出にそれほどのメリットは無いと言えます。

まして、冷静になっても家出したことを謝らなくてはいけない、「自分で謝罪をひとつ増やすこと」になるだけです。

なにかとデメリットばかりが頭に浮かぶ、それが家出という方法です。

ケンカが理由でも家出は別れのリスクが大きい

ケンカ別れという言葉がありますが、これも「勢いに任せた方法」ですよね。

家出は、これを誘発する可能性があります。

家出するほどのケンカでも、彼女は「向き合えない彼氏」と評価してしまうかもしれない、そうなると別れを決意する可能性が出てくるのです。ケンカしても、本当なら向き合って話し合い解決、それが一番の理想ですが、これもなかなか難しいもの、やるにはそうとうの気力が必要です。

もともとケンカしないなら、それに越したことはありませんが、それも簡単ではありません。

家出は、なにかと相手に心配をかけるだけでなく、「何かあった場合の評価」に繋がってしまいます。

人間の本質なんて、こういうときに発揮されるもの、逆にケンカしても向き合って解決できるなら、男として大きな器を持っているとも言えます。女性は、男性の突拍子もない行動はとても悪評したくなるものです。

自分はするとしても、彼氏には厳しい眼で見ている、そういうものです。

あなたが彼氏として、感情を抑えつつ前向きに話し合いができる、それを言わずとも望んでいるのです。

あなた自身がツラいとしても、家出するほどのケンカだとしても、「家出したらそれまでかもしれない」のです。

回数や頻度にもよりますが、安易な家出はよくありません。

家出すると無用な疑いをかけられる可能性もある

女性にも言えることですが、家出するとある疑いがかけられます。

それは、「その夜をどこで過ごすのか」です。

実家だとしても、彼女からすればケンカしていることや、あなた自身の家出を両親に知られたくなんてないハズです。

家出すると、もしかしたら他の女性を疑われる可能性もある、マンガ喫茶にいたとしても、その証明すらできないので、無用な疑いをかけられることになりかねません。

まさか、マンガ喫茶のレシートを持って見せるなんて、少しバカらしいですよね?

そこまでして、身の潔白を証明できるなら、最初からケンカして家を飛び出すなんて、その行動自体がバカらしくありませんか?

彼女とケンカしたのが原因なのに、あらぬ疑いなんてかけられたら、またケンカになるのは、簡単に予想がつきます。

家出は何かとトラブルしか生まないのです。

彼女から連絡が来ないようなら厳しいかも

非常に腹が立ったとして、家出するまではヨシとしても、その後に彼女が心配してくれるでしょうか?

家出したとき、彼女が連絡してくるならマシ、連絡もなく心配すらしてくれないなら、別れを決断するときかもしれません。

言い換えるなら、きついかもしれませんが、「帰ってこなくてもなんともない」のかもしれません。

そんなのって、好きな気持ちすら怪しくなるでしょうし、ケンカから仲直りできないなんて、付き合っていくには難しい関係と言えます。なんとかして仲直りしたい、帰ってきてほしい、そう思うから連絡もするもので、さすがに大人が家出してそのままなんて、考えにくいでしょう。

別れてもいいと思えるレベルなら、連絡も心配もしないでしょう。

頻繁に「ケンカ=家出」なら、彼女から連絡が来ないかもしれませんが、頻繁に家出するのも考えものです。

やっぱり、家出して彼女から心配する連絡が来ないなら、少し潮時かもしれないのです。

また、それを逆手にとって、彼女を心配させ続けるのも絶対いけません。

本当なら向き合って解決、家出しないで済む方法を考えよう

家出には「ある程度の効果」があっても、ともなうリスクやデメリットが多すぎます。ケンカをするのは仕方ないとしても、その解決方法を、安易に家出とするのではいけません。

本当ならケンカの原因を探り、いがみ合うだけでなく、解決の道を探さなくてはいけません。

それは、向き合ってなされるべきことなのです。

付き合っていくうえで、好きな気持ちだけ、要は「プラスの感情」だけではありません。

負と思えるケンカや、一緒に落ち込むことだってあり得るわけで、それを共に乗り越えていけることこそ、付き合っていると言えるのです。ケンカになるとすぐ家出なんて、子供じゃありませんから、大人のオトコとして、彼氏として取るべき行動ではありません。

ひとたびケンカが起こったら、「難しい問題に二人で直面したのと同じ」なのですから。

これを一緒に乗り越えないで、どうするのでしょうか。

逆に考えるなら、絆を深めるチャンスかもしれませんし、乗り越えたらきっと恥ずかし笑いでもできて、今まで以上の関係が期待できます。

マンネリするとケンカも増える、もしかするとケンカはマンネリを乗り越えるチャンスでもあるのですから。

向き合うことを前提に、目の前の現状から逃げない、そんなケンカの解決方法が必要です。

家出は家出で、それなりの体力を消耗してしまいます。

喧嘩してツラいのは当たり前!彼女としっかりと向き合って

ケンカって、ツラいのは当たり前です。

好きな相手なのですから、例えば「自分の気持ちが分かってもらえない」なんて思えば、それは腹立たしかったり、モヤモヤするのは当たり前なのです。

ケンカして家出を考える、でも「それほどに真剣になれる相手」と考えるなら、ケンカ相手でも彼女ということを見失うことはないでしょう。

同棲していること、それって何故ですか?

お互いが了承し、「結婚前とはいえ一緒にいたいと考えたからこそ」ですよね。いずれ結婚する可能性の高い彼女、だからこそケンカで家出するなら、それくらい乗り越えなくてはいけないのです。

腹が立つのも、顔を見たくもないのも、ケンカしたことがあれば誰でも理解できます。

ですが、自分の彼女との関係性を考えると、「家出しないで乗り越える段階」かもしれません。そしてこれは、自分と彼女にしか分からないことです。

「家出してもいい」なんてことはありません。代償が大きすぎるからです。

本当に大切に思う彼女なら、ケンカしても何しても、一緒に向き合って解決できる関係性を作ることを心がけましょう。

それは、彼氏であるあなたから始めることであり、自分からやるほうがずっとラクですから。

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みなさんのコメント

ひろやん☆☆☆

うちらも同棲6年、事実婚で、きました。彼女が5歳年上で気が強くお付き合いが始まってすぐに「わたしは、一切家事をやらないし、わがままだよ」と宣言されました。最初の頃、僕は家事が好きだったので進んで行ってました、、、しかし年月が経つと仕事が忙しくなりあまり家事ができなくなってしまうことがちらほらでてきてしまい、、彼女にボロクソに言われることがふえ、、仕事に支障がでるくらいに精神的にきてしまいました。家事を僕がするから大丈夫だよ!!の最初の一言を根に持ちずっと言われ続けています。彼女は全然悪くない、、と、言っています、、、

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