同棲はアパートからが多い理由。結婚生活と同棲の違いでみるメリット

彼女との同棲、調べてみると、アパートで同棲しているカップルが多く、そこには理由がありました。

これから同棲する人、同棲していて悩みのある人、アパートで同棲するメリットとデメリットを教えます。

同棲は簡単なようで難しい、楽しく同棲するために読んでみると良いでしょう。

同棲はカップルが次に進むための大きな一歩

同棲しようと考えているなら、まずは同棲そのものについて考えなくてはいけません。

付き合っているカップルにとって、同棲は次に進むための大きな一歩なのです。

いつかは結婚することを考えると、また「結婚とは何か？」を考えなくてはいけません。

付き合っているうちは、「一生を共にできるかどうか」を判断しているのです。

そうなれるかもしれない、と考えたから、次は同棲という選択肢が生まれます。

本来なら、そこで結婚してもおかしくありませんが、結婚となると、なにかと準備が必要になります。

同棲は、結婚したいと考えるカップルの準備期間の選択肢なのです。

あくまでも結婚を視野に、同棲することが望ましいと言えます。

生活を共にすることって、いろいろな一面が見えることになるのですから、好きだけの感情では済まないことも出てくるでしょう。

好きである以上は、それを乗り越える必要があるのです。

場合によっては、同棲してから別れるということもあるかもしれません。

どの結末にしても、カップルにとって、大きな一歩となり、大きな決断につながる通過点になるハズです。

心して同棲すること、コレをまずはおススメします。

同棲をまたいで結婚はアリ？

結婚までの道のりをひとつのゴールとするなら、いろいろな道のりがあるでしょう。

同棲をまたいで結婚、アリかナシかと言われれば、いきなり結婚するよりは、安定する可能性が高いと言えます。

中には、「同棲することでお互いが見えてしまった」となり、結婚後に楽しみが無くなったという人もいます。

ただ、結婚してからでは、失敗に気付いても「離婚」という選択肢しかなくなってしまいます。

「バツを付けたくないだけ」としても、結婚してから別れるよりは、同棲であったとしても、結婚前に別れられることは、とても大きなメリットと言えるでしょう。

同棲については、いつの時代も賛否が分かれるところですが、それでも「経験を積める」という部分においては、少なからずメリットになるハズです。

なにごとも経験と言いますが、その通りかもしれませんね。

一生を共にする相手なのですから、そのお試しがあっても、決して損ではありません。

筆者が思うには、「プレ結婚」という同棲ができるなら、大いにアリ！と答えたいところです。

アパートで同棲する理由、一番は費用を抑えたいから

では、同棲をどうやってスタートするかを見てみると、多くはアパートでと答えています。

アパートで同棲するのは、費用を抑えたり、「仮住まい」にしやすいから、結婚ではない以上、あまり負担が重くなり過ぎないからです。

ここで言う「負担」とは、費用を含め責任などもあるでしょう。

例えば、一軒家に住めば、「普通は夫婦」と思われることでしょう。

しかし、同棲という段階、一軒家に住むと変な目で見られることも多いでしょうし、近隣との付き合いも必要になる以上、なにかと同棲では都合が悪くなります。

日本では、この辺の考え方が硬いので、仕方ありません。

また、マンションとなると、費用が高いこともあり、やはり同棲には向かない住まいと言えます。

結婚し、「家庭を持つ」となれば、それに必要な物も増えていくでしょうから、そこまで広い部屋も必要ありません。

子供が産まれると、音の問題とか、気にしなくてはいけないことも多くなります。

アパートって、どちらかというと、家族が定住する場所ではないイメージですよね。

それと同じ、「家族ではない者」が同居するには、アパートが手軽ということもあるのです。

最悪は別れても解消しやすい

アパートの同棲、始めやすいのと同時に、終わりも容易かもしれません。

万が一、同棲の後に別れることになった場合、一軒家やマンションに比べると、引き払うのが簡単です。

物が少ないとか、部屋数が少ないので、片づけも簡単であること、マンションや一軒家よりも出ていきやすいのです。

もし、マンションを借りていたとすると、やはり費用の面から、相当のお金を工面しているでしょうから、別れるのにも後悔が残ることでしょう。

アパートは、それに比べると、初期費用が安かったりするので、別れてもさほど痛手とはならないでしょう。

ただ、それが理由で簡単に別れるわけでもないので、やっぱり同棲した以上は、普通に付き合う以上の覚悟を持ってほしいものです。

借りるには結婚が条件となることもあるから

アパートを借りるとき、マンションや一軒家よりも条件は軽くなります。

マンションや一軒家となると、結婚を条件にしか同居を認めないケースも多く、男女トラブルを避ける傾向にあるので、アパートのほうが借りやすいでしょう。

社会的に見れば、「付き合っている間は男女トラブルになるかも」という、イメージが強いので、同棲として貸してくれる物件は少なくなってしまいます。

特にマンションや一軒家は、周囲との関係性も大切になってくるので、同棲で借りるのは、かなりハードルが高くなってしまいます。

それに比べて、アパートは同棲でも借りやすく、費用が抑えられることからも、同棲に向いていると言えます。

広くて実はオシャレな物件が多い

余り費用を出せないとしても、やっぱりオシャレなところに住みたいですよね。

費用を抑えて住むことができるアパート、最近では広めでオシャレな物件も多くなってきています。

安い=汚いというイメージですが、アパートの借り手が少なくなってきていることから、最近はリフォームやリノベーション物件も多くなってきています。

せっかく住むなら楽しく、でもそのためには住まいがオシャレでなくては、気持ちも沈んでしまいます。

そうならないためにも、費用を抑えつつオシャレなアパートに住めるなら、きっと結婚までの道のりも、楽しいものになるハズです。

立地条件が良く、結婚前におススメ

アパートは、少しうるさいかもしれませんが、駅近くにあったりと、利便性も活かされている場所に建っています。

お互いが仕事を持っていて、まだ同棲の間は共働き、そんなカップルには駅近くに建っているアパートがおススメです。

もともと、アパートは仕事をかけ持つ人が住むところなので、「落ち着いて住む場所」には、あまり建てられていません。

彼女とあなた、お互いに仕事を持っているでしょうから、何かと忙しい毎日を過ごすことになるなら、やっぱり立地条件は必須ですよね。

マンションや一軒家に比べると、喧噪の賑やかなところにある分、なにかと便利なハズなので、忙しい間はアパートを選択したほうがいいでしょう。

アパート同棲のデメリットはあるの？安いだけに問題も多い

アパートのデメリットも知っておかなくてはいけません。

費用を抑える分だけ、やはり隣人との距離は近いので、少し気を遣う必要があります。

費用が安いということは、結果として「生活レベルが低い可能性」があるのです。

マンションとなると、やはり一定以上の年収だったりするので、社会的にも人間が成熟した人が住んでいるということになります。

常識があるということです。

安い住まいほど、住んでいる人のレベルや年齢も低くなるのが相場で、それだけトラブルも多くなる可能性があります。

若い人が多く住むアパートでは、何かとうるさいこともあるでしょう。

住んでいる場所での隣人トラブルは、なにかと気が落ち着かないことになるので、住む前に下見をするなど、しっかりと確認しておきましょう。

賃貸会社が下見を勧めてくるときは、喜んで同行し、逆にそれを提案してこない場合は、少し注意が必要です。

カベが薄くて、隣の音が聞こえるなんてよくある話しですし、気を遣って生活しなきゃいけないなんて、とても不自由に感じることでしょう。

せっかく住む以上は、せめて落ち着ける場所でなくてはいけません。

あまり、費用だけにこだわりすぎて、妥協ばかりの物件は避けたほうがイイでしょう。

近隣との関係も大切にしておこう

アパートに住んでいるとはいえ、近隣との関係がゼロではありません。

近隣との関係を大切にしておかなくては、思いがけない迷惑をかけたときに、何かとトラブルに発展する可能性があります。

うっかり物音を気にされて、隣の部屋からクレームが来たとしたら、ある程度は普段の関係性で何とかなることがあります。

逆に、全く知らない人同士だったりすると、「物音がした時点」でケンカになる可能性もありますから、隣人が無関係とも言い切れません。

あなたが留守中、もしかすると彼女ひとりの時間帯に、隣人が嫌がらせをしてくるなんてことも考えられます。

一緒に住むことだけでなく、お互いがひとりになる時間帯のことまで考えておくとイイでしょう。

生活時間帯も違ってくるので、意外と見えないことが多くなるのも、アパート同棲の特徴かもしれません。

結婚を考えるなら早いほうが良い

アパートで始まった同棲、できることなら早い段階で見切りをつけて、結婚に踏み切りましょう。

アパートで同棲していると、費用が安く、手軽な分だけ、その生活に慣れてしまい、結婚が遠のいてしまうこともあります。

これは、彼女とあなたの両方に言えることですが、「別に結婚しなくても」となることがあります。

今の生活が安定すれば、大半の人は、新しいことに挑戦などしなくなるのです。

結婚もこれと同じ、生活がある程度安泰なら、次のステップがおっくうになるのです。

そうなってくると、同棲のままダラダラと過ごし、内縁の関係でしかなくなってしまいます。

せっかく同棲したのですから、次のステップを見越していなくては、少しもったいないかもしれませんね。

同棲したのであれば、結婚というステップを目前に考える、そのくらいの気持ちがあったほうが良いですね。

同棲するなら安く楽しく、そのためにはアパートの選択も可

生活にはお金がかかります。

結婚後にお金がかかることを見据えると、同棲はガマンしながらも楽しく、そして結婚を見据えなければいけません。

もしかすると、同棲を経て、お互いが一緒にいることは難しいと、判断することもあるでしょう。

それも選択のひとつですが、せっかくなら楽しく前を向いて、いずれは結婚というゴールが理想です。

そのためには、「楽しく」というキーワードは外せません。

そもそも、一緒にいて楽しくない相手なんて、すぐにでも離れたいと思うのが普通です。

楽しくあるためには、結婚という同じ目標も大切ですが、住まいもある程度のレベルでなければ、きっと生活そのものがすさんでしまいます。

住まいがすさむと、帰るのも気が滅入ってしまいますし、楽しいハズのことも、なんとなくどんより感じてしまうのです。

同棲の場所を探すなら、費用を抑えて納得のいくアパートを見つけるようにしましょう。

結婚できず、そこで終わらないためには、同じ目標を立てるためにも、節約しながらアパートに住み、楽しく生活を続けることが重要です。