結婚って思ったより大変!共同生活における辛いことの乗り越え方とは

結婚生活に挫折しそうになった時、どのように対処していますか?

上手く回避することで、自分の中の感情を切り替えることができます。

長い結婚生活を過ごすためにも、辛い気持ちを上手に回避する方法を身につけましょう。

結婚生活で起きる辛いことへの対処法

結婚生活で辛いことが続くと、メンタル的にまいってしまいますよね。

子どもがいた場合、子育てだけでも疲れてしまうことに加え、結婚生活でも悩みを抱えてしまうと、ストレスがたまる一方です。

結婚生活で起きがちなトラブルとそのことへの対処法を紹介します!ぜひ、参考にしてみてくださいね!

夫がいつまでも独身気取り

女性は子どもが生まれた途端に母親になり、わりといろいろ制約されてしまうもの。しかし、男性は女性に比べ、制約されることはありません。夫がいつまでも独身気取りでいることに対し、不満を持つ女性は少なくないのです。

彼に「○○くらい手伝ってよ!」とか「少しは早く帰ってきてよ!」という口調で怒っていては、一向に改善することはないでしょう。男性はプライドが高い生き物。命令口調で言われることを嫌います。

「でも、言わないと彼は改善しない!」と思うでしょう。そうです。言わないと改善することはありません。でも、言い方を変えないと、あなたも彼の反応を見て、さらに腹立つことになりかねないのです。

男性は、自分でも欠点を認めてはいるのにもかかわらず、図星をつかれると、さらに反抗したくなる生き物です。

「たまには早く帰ってこないと子どもたちが寂しがっているよ」など、“あなたがいないとダメなの”というニュアンスで指摘するようにしてみましょう。

怒った感情のまま、彼に伝えても全く響かないですが、困っているニュアンスを出すと、意外と効果があります。喧嘩を避けるためには、あなたが上手に彼を掌で転がすのが1番だということを覚えておきましょう。

嫁姑の関係がうまくいかない

嫁姑問題は、昔から女性達の悩みとして注目されてきました。近年は、共働き世帯が多いため、女性も外で働いてきていることもあり、余裕がないのが現状。余裕がない上に、家庭に戻ったら、子育て、家事とすることがたくさんあるわけですから、さらに余裕が無くなってしまうのも無理ありません。正直、お姑さんのことまで気が回りませんよね。

しかし、お姑さんをないがしろにしてしまうと、夫婦間にヒビが入ってしまう可能性があるため要注意です。

筆者も1度目の結婚は、嫁姑の関係が上手くいかなかったことが理由で破綻に終わりました。それほど、ストレスを抱える問題ではあったのですが、結婚当初はまさか嫁姑問題がこんなに夫婦間に影響を及ぼすとは予想していませんでした。

無理に歩み寄ろうとしていませんか?無理に歩み寄ろうとするから摩擦が起きてしまうのです。いっそのこと、“合わない人”だと認識してしまうと楽になれます。

合わない人だと認識して、割り切ることで、お姑さんのどの発言にも傷つくことはないでしょう。歩み寄ろうとするから、お姑さんから嫌味を言われると、傷ついてしまうのです。

それと、女性は年を重ねるごとに、余計な一言を言ってしまう習性を持っているのではないかと筆者は思っています。つまり、お姑さんも悪気があって、あなたに言っているとは限らないのです。

子どものためにも、自分の結婚生活を円満にするためにも、お姑さんとの問題を自分の中で消化するように努めましょう。

夫と気持ちがすれ違っている

長く一緒にいると、彼の気持ちを尊重しようとする気持ちを忘れがち。逆に、彼の方もあなたに対して思いやる気持ちを忘れてしまうケースもあるのです。

どれだけ育児は大変だと訴えても分かってくれなかったり、お仕事と育児を両立しているあなたを見て、彼が何も手伝ってくれないと、悲しさと同時に腹が立ってしまう気持ち、多くの女性が共感できると思います。

気持ちがすれ違っていると、“私は本当に彼から愛されているのだろうか”と思わず不安になってしまいますが、その感情をぶつけたところで、きっと思ったような反応は返ってこないでしょう。いっそのこと、一旦彼に期待することをやめてしまいましょう。

彼に自分の気持ちを分かってほしいと思えば思うほど寂しくなってしまいます。“分かってほしい!”と訴えれば訴えるほど、なぜか男性は面倒だと感じてしまうのです。

彼らに頼りにされない男性がどれだけ惨めか教えてあげたらいいのです。

買い物に行く時も頼らない。子どもとあなたで公園に行くなど、一見、彼の気持ちが余計に離れてしまうのではないかと思ってしまうような行動が、実は効果をもたらしてくれます。家族に相手にされなくなった彼は寂しくなるでしょう。

少しの間、冷たい奥さんを演じてみるのはいかがでしょうか。

結婚生活を送る上での心得

あなたが感じたとおり、結婚生活は楽しいことばかりではありません。

しかし、物は考えようで、試練があるからこそ、あなたは母親として、女性として成長できるのです。

結婚生活を続けるために大切な心得を紹介します。

思いやりを忘れない

2人の間に思いやりの気持ちがなくなってしまうと、確実に結婚生活は上手くいかなくなるでしょう。他人と過ごすことは、やはり簡単なことではありません。

いつしか恋愛感情は薄くなってしまいますが、思いやりの気持ちはいつも持っておくようにしましょう。

相手を尊敬する気持ちと思いやる気持ちがあれば、お互い穏やかな感情で過ごすことができます。

夫に対し、いつもイライラするならば、あなた自身が必要以上に彼に求めすぎていないか振り返ってみましょう。求めすぎると、彼もあなたも苦しくなってしまいます。

“いつも靴下を脱ぎっぱなしでも、帰ってきたら子どもと遊んでくれる”など、些細なことを感謝することができれば、彼の欠点ばかりが気になることはないはずです。

完璧な夫と結婚したら、あなたも完璧な妻でいなくてはなりません。彼だからこそ、あなたらしくいられるというメリットもあるのではないでしょうか。

思いやりの気持ちを忘れていないかを考え直してみてくださいね!

いつも彼と支え合うことが大切

いつも楽しいことばかりが結婚生活ではないと、先ほど言いました。

あなたが辛い時、彼に優しくしてほしいと思うのであれば、あなた自身も彼にいつも寄り添うように心がけましょう。彼は自分の鏡です。良好な関係を築くためには、片一方が努力するのではなく、双方が努力することが大切です。

男性は、女性より気配りができない人が多いことは事実です。

悲しいことに、奥さんが風邪を引いている時に、育児や家事を代わってくれる人は少数派でしょう。

そんな姿を見ると、“いつも自分のことばかり考えている”と思ってしまいがちですが、だからと言って感情的になってもムダ。

女性の支えてほしい時と男性の支えてほしいと感じる場面が違うということなのです。だからこそ、あなたは今までどおり、彼を支えるようにしましょう。“彼も何もしてくれないから”と思い、何もしないようでは、もっと彼は何もしなくなります。

いつも支え合う精神をあなたの方から彼に教えてあげるくらいの姿勢が大切です!

辛いと感じた時にすべきこと

どうしても辛いと感じたら、割り切ることも一つの手。頑張りすぎては、あなたが崩壊してしまいます。

辛くなった時の対処法をお教えします!

彼に尽くそうとしない

夫を好きすぎるあまり、彼に尽くしすぎて苦しくなっている人は、いっそのこと尽くすことをやめてみましょう。

尽くすことをやめると、自然と期待することもなくなり、あなたの心もリラックスできるでしょう。

筆者の夫は本当に寡黙で自分の感情をあまり表に出す人ではありません。彼にためになりたいと思っていた筆者は、彼が今何を望んでいるのかということばかり考えて行動していました。自分で考えないと彼は自分の要求を口に出す人では無かったからです。

しかし、彼に尽くす日々に疲れ、自分ができる範囲でのことだけをするようにしたら、気持ちが楽になりました。尽くしているのにもかかわらず、彼の反応が思っていたのと違うと傷ついていたことにも気付きました。

彼の気持ちではなく、自分がどうしたいかを考えることで、自然と尽くすことをしないですむ性格になれますよ!少しでも自分が楽になれる方法を見つけましょう。

いい奥さんをやめてみる

彼の両親や周囲の人から“いい奥さん”と言われたいなどの見栄がある女性は少なくありません。

いい奥さんを目指すことは素敵なのですが、自分が自分でなくなっては意味がありません。

結婚生活は長いです。無理しても、あなたの身が持たなくなってしまします。

料理が上手でいつも子ども思いなお母さんというだけがいい奥さんではありません。不器用でも、夫のため、そして子どもたちのために懸命であれば、十分にいい奥さんと言えるのです。

母親、そして妻であることに執着して、自分を見失っていないかを振り返ってみては。

離婚を考えているあなたへ

結婚生活が辛すぎるあまり、離婚を考える人もいるでしょう。

筆者は1度離婚したことがあるのですが、「辛い結婚を続ける必要もない」とも思いますし、「先の苦労を考えると、多少の苦労は飲むべきだ」とも思っています。

ただ一つ言えることは、勢いで決めることではありません。

離婚を考えているあなたには、こんな覚悟はありますか?

子育ては一人でできるのか

普段何もしてくれないと思っている夫でも、あなたを助けてくれることは少しはあるでしょう。特に、経済的な面では大きく影響していると思います。

“養育費さえ貰えれば私はシングルマザーでも平気”というような安易な考えは危険です。

養育費の支払いを約束していても、支払わない男性はたくさんいます。

そうなると裁判でどうにかできると思っているかもしれませんが、裁判は多大なる費用がかかり、シングルマザーの家計にとって、大打撃となることは間違いないでしょう。

離婚はあくまでも、子どもが幸せになれないと判断した時にすべきだと筆者は思っています。あなたと彼の関係がこじれても、子どもたちに大きな影響がないならば、結婚生活を続行することをおすすめします。

母子家庭の経済的負担、身体的負担は相当なもの。甘く見ないように注意しましょう。

今以上に自分はなくなる

結婚生活では、時間も金銭的な面でも自由は利きません。

しかし、シングルマザーは、その何倍も経済的負担がのしかかってくる上に、自由な時間は全く取れません。

筆者もシングルマザーの時は、子どもはかわいいと思っていても、本当に自由な時間が少なすぎて、イライラしてしまうことが多々ありました。フルタイムの仕事を終え、寝るまでの時間がもっとほしいと思うほど。

一時的に自由がほしいあまり離婚を考えている人は、のちのちとても苦労するでしょう。

今のあなたが安いと感じるであろう1000円の物を買うのにも数分悩むようになり、何気ない1時間すらも離婚後は貴重な時間へと変わるのです。

余計に心のゆとりがなくなることを忘れないようにしましょう。

考え方を変えないと結婚生活は長く続かない

“結婚生活は修行”と昔の人はよく言いました。それは現代も一緒。働くようになった女性にとって、なおのこと結婚生活は修行の場と化しているでしょう。

しかし、やはり夫がいるということは、心強いものでもあります。

いつもは“本当にむかつく!”と思っていても、いざとなれば頼ることができる存在であることは間違いないですよね。求めすぎず、あなたも力を入れすぎず、時には力を抜いてみると、辛い結婚生活が変わるかもしれません。

ぜひ、この記事で紹介したことを参考に、自分の意識改革を行なってみてください。

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