国内挙式と海外挙式、比較してこそ見えてくるメリットとデメリット
結婚式を挙げようと考えるとき、海外挙式に悩むことはありませんか?
近年は、費用も抑えながら海外で挙式をあげるカップルも増えてきているので、そんなに遠い話でもありません。
国内挙式にしてもメリットとデメリットはあるもの、海外挙式と比較してみて自分に合う思い出深い結婚式を挙げたいですよね。
両者のメリットを合計5つ紹介、あなたにピッタリな挙式探しの参考にしてください。
Contents
結婚式を挙げたいと考える人は減っている
昔は結婚したら挙式(披露宴)をするものと考えるのが普通でした。
最近では挙式をするカップルが6割に留まっていて、費用に関係なくこのようなデータが出ています。
結婚式イコール費用が高いというイメージですが、式を挙げないカップルの中には確かにこの理由という場合も多いです。
昔に比べると収入が減っている中、結婚式ひとつを考えてみても難しいのは事実です。
加えて人間関係が苦手という人も多く、自分たちだけの幸せがあればいいと考える人が増えてきています。
これからも減少傾向にある結婚式、友人から誘われる回数も減るでしょうから、出席経験がないという人も多くなっています。
結婚は式を挙げなくてもできるので、いろいろな理由から挙げなくても支障はないというカップルが増えています。
思い出に残るとはいえ現実問題として費用がかかるので、敬遠するカップルが増えても不思議ではありません。
挙式をあげないと後悔する?
一方で思い出こそ大切だからこそ、結婚式を大切にする人もまだまだいます。
挙式を挙げないと後悔するとまでは言いませんが、やはり一生に一度であれば結婚式をしてみたいと考えるでしょう。
費用を抑えたり、写真だけの結婚式や親族のみを呼んでなど、方法はさまざまなので絶対にできないとまでは言い切れません。
結婚生活が続いて、生活にも余裕が出てから式を挙げる夫婦もいますし、妊娠が先という場合でも式を挙げているカップルはたくさんいます。
後悔するともしないとも言えませんが、思い出に残るのは間違いありませんし、たとえば離婚を考えるほどでも式を挙げたことが少なからず支えになるでしょう。
できることなら結婚式をしていたほうが良いというレベルですね。
国内?海外?じわりと増える海外挙式
海外挙式はまだまだ少ないですが、昔は1%未満だったのに対し、今では5%と増えてきています。
芸能人とかお金持ちでもない限りできなかった海外挙式、まだまだ国内挙式に比べると少ないにしても、思い出に残すなら海外挙式ができないこともありません。
パーセンテージで見ると少ないですが、昔に比べて5倍に増えたとなると、芸能人とお金持ちだけとは限りません。
旅行会社を見てみると、海外挙式ツアーといったプランも増えてきているので、選択肢として候補に挙げておいて損はないでしょう。
また宗教の違いを越えて結婚式ができる時代にもなったので、外国のチャペルの情報も入手しやすくなりました。
国内挙式が思い出に残らないとは言いませんが、海外挙式が思い出に残るのも間違いありません。
昔より挙げやすくなった海外挙式ですから、検討段階の選択肢として考えてみても良いでしょう。
結婚生活において大きな思い出の共有もできる海外挙式、結婚式を考えるなら一度は情報を調べてみても損はないハズです。
海外挙式と比較してみえてくる国内挙式のメリット
それではここからは、先に国内挙式のメリットを解説していきましょう。国内海外で迷っている方は参考にしてみてください。
招待客をたくさん呼べる
知り合いや仕事関係の知人が多いなら、国内挙式がおススメです。
義理もあって招待客が多くなってしまうなら、断然国内挙式のほうがメリットは大きいでしょう。
仕事をしていたりすると、結婚式そのものが社交場になることも少なくありません。
特に男性は仕事関係の知人や上司を呼ぶケースがほとんどです。
また女性の場合は、友人を多く呼びたいなら国内挙式のほうが参加してくれる確率は高くなるでしょう。
招待客が多いとご祝儀が増えるというメリットもあるので、50名以上の招待を考えているなら国内挙式が無難とも言えます。
海外挙式に呼ばれた場合、当然ながら交通費がかかってしまうので親戚を除いた参加率を調べてみると2割以下となっていました。
逆に海外挙式に呼ばれたとしたら、やっぱり参加しにくいですよね。
にぎわいある結婚式にしたいなら、国内挙式のほうが良いでしょう。
細かい演出も可能
国内挙式は式場に何度も足を運ぶことができます。
結婚式の演出にこだわりたいなら、式場との打ち合わせは必須、国内挙式なら細かい部分の演出も納得いくまで相談できます。
海外の式場とかチャペルだったりすると、そこまで何回も行けるわけがありません。
結婚式の準備って一生に一度だからこそ、細かい部分まで納得したものにしたいですよね。
特に女性はそう考えるでしょうから、自分が制作した結婚式の主役をやりたいのであれば、国内挙式のほうが有利と言えるでしょう。
国内挙式と比較してみえてくる海外挙式のメリット
それでは逆に、海外で挙式をあげることのメリットを紹介します。
費用は高くなりますが、その分得られるものは大きいんです。
思い出深いものになる
海外挙式は挙げる人が少ないので、目立つことは間違いありません。
思い出にするなら海外挙式はとても印象的、他にはないオンリーワンの結婚式をしたいなら、ベタでも海外挙式はシンプルで思い出深いものになります。
日本にはない海辺のチャペルなど、写真に残せばSNS映えするのは間違いない場所ばかり。
また神聖な雰囲気の中、それを盛り上げる本場のチャペルならきっと盛り上がるでしょう。
現地の人たちは見る人すべてが祝福してくれるので、とても嬉しい気持ちで結婚式を迎えることができます。
本格的な雰囲気が体験できる
日本のチャペルでも外国人神父がいますが、やはり本格的な結婚式を挙げたいのであれば海外挙式です。
本格的なチャペルで英語のみの外国人牧師、本当の意味で結婚式を味わうことができて、国内挙式にはない幸せを感じることができるでしょう。
片言の日本語よりも、英語オンリーで進められる結婚式が程良い緊張感で、真剣みもあります。
招待客が少ない分、恥ずかしさも半分なので本気で愛を誓い合うことができるでしょう。
たった一度の体験なら、海外挙式で本格的なものにしてみるのも良いですね。
新婚旅行もついでにできちゃう
結婚式とセットで考える人が多いのが新婚旅行です。
海外挙式を挙げたらそのまま新婚旅行もできちゃうので、費用の面から考えても何かとメリットは大きいでしょう。
これまで海外旅行をしたことがなかった人でも、新婚旅行ぐらい海外に行きたいと考える人は多いです。
新婚旅行の行き先を調べてみると、6割が海外旅行を選択しています。
挙式は国内外問わず、新婚旅行は海外と考える人は少なくありません。
ただ、ここで問題になるのが費用の面です。
海外挙式とセットにすれば、手続等にかかる費用も抑えられるので賢い選択とも言えるでしょう。
国内挙式でも海外挙式でもデメリットはある。優先すべき条件の考え方
どちらの結婚式を選ぶにしてもデメリットはあります。
招待客が多いにしても面倒、少ないにしても寂しいものになる、どちらを取るにしても何かしらのデメリットが残ります。
そこで「デメリット捉えるかどうか」が問題になります。
例えば、確かに費用にも限度がありますが、お金の面から考えると制約ばかりの結婚式になってしまいます。
いろいろなブライダルサロンを回ってもため息しか出ない、そんなのって悲しすぎますよね。
どうしてもウェディングプランナーを頼ってしまいたくなりますが、依頼した時点でそのプランナーが務める式場のプランしか出てこないこともあります。
「相談だけでも大丈夫です。」と営業されても、断りきれないというのもイヤでしょうから、まずは思い出に残る結婚式を自分で想像してみましょう。ある程度の方向性が決まってから、ウェディングプランナーや旅行会社に相談するのが良いですね。
思い出重視で考えれば、費用の面からも譲歩できる部分が算出しやすいのです。
お金は無尽蔵ではないので、絶対に費用を考えるタイミングがやってきます。そのときに、絶対ブレたくないポイントを押さえておけば大丈夫です。
費用は海外挙式のほうが安いこともある
海外挙式で気になるのは費用の問題でしょう。
国内挙式でこだわるより、シンプルだけど思い出に残る海外挙式なら国内で挙げるより安く済むことがあります。
平均で見ると150万円弱となっている海外挙式、20名程度招待し演出した国内挙式より金額が平均で160万円なので、ご祝儀は別にしても安価で済むことが分かりますよね。
20名程度となると、親族だけで埋まってしまう可能性がある人数なので、読んでも呼ばなくても同じと考える人もいるでしょう。
そして親族からはご祝儀がある場合が多いので、海外挙式にしても全て手出しというわけでもありません。
親族に対してはちゃんと挨拶をして、軽いお返しで済むでしょうから費用を抑えることができます。
結婚式の招待客数で規模を考えることになるでしょうから、少ない招待客で抑えようと考えていたなら、海外挙式も選択肢として十分あり得ます。
自分に合う挙式を選びたいならどちらも調べてみること
最終的にどういう結婚式にするかは、自分たちに合っているかどうがか重要です。
思い出深いものにするなら無理すればいいというわけでもなく、費用も含めて自分に合っているかの判断が必要です。
無理して高いお金を出そうとしても、最後は結婚生活に響くでしょうから、思い出に残ったとしてもおススメはできません。
どういう結婚式をしたいかも重要なので、まずは海外なのか国内なのかをハッキリとして、それから費用を抑えるような計算をすると良いでしょう。
一番は結婚式のプランに合わせるのが分かりやすいですが、かえって幅が狭くなってしまうこともあるので、それだけが最善とは言えません。
ウェディングプランナーと旅行会社、あくまでも商売としてプランを提供しているので、自分が思う部分には制約がついてしまう場合があります。
行き帰りのツアーだけ依頼して、現地をしっかりと調べて結婚式のプランは別というやりかたもあります。
海外と国内そのどちらも下準備と情報が大切、満足いく結婚式をしたいのであれば、しっかりとしたオリジナルプランを立てましょう。
そしてできることなら、今増えてきている海外挙式の波に乗って思い出深い結婚式ができるといいですね。
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