妻・夫が離婚したいと思ったきっかけ!男女の考え方の違いとは?

さまざまな困難を乗り越え、いかなるときも愛を貫くことを誓って結ばれた男女を”夫婦”と呼び、何人たりともその絆を壊すことは許されていません。

しかし、どんなに愛し合った仲でも、残念ながら別れに至ってしまうカップルもいます。

そこには、さまざまな事情があり、退っ引きならない、つまり、どうすることもできない事情があることもあります。

そこで今回は、妻や夫が離婚したいと思ったきっかけに焦点を当て、日本の離婚事情や離婚を回避するためのヒントを、じっくり探っていきたいと思います。


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3組に1組が別れる!?日本の離婚事情と世界の離婚率とは?

さて、離婚のきっかけを解説する前に、まずは現在の日本の離婚事情についてお勉強していくことにしましょう。

離婚率はどうなっているの?

皆さんは、“離婚率”という言葉を聞いたことがありますか?

離婚率とは、その名の通り、離婚の数の比率でその算出方法はいくつもあります。

一般的には、婚姻件数に対する離婚件数の比率を算出するケースが多く、2017年のデータによると婚姻件数は60万7000件で、離婚件数は21万1000件。

単純計算すると、3組に1組が離婚しているという数字になる訳ですが、実は、この数字は正しいかどうかは微妙なところがあると言われています。

離婚率という言葉にもっとも当てはまる計算方法は、人口に対する離婚件数が一番把握しやすい数字とされ、算出すると、1000人に対して1.7人、率にして0.17%が日本の離婚率となるようです。

では、この数字は大きいのか小さいのか過去の離婚率と比べてみると、2002年が2.3%と、ここ近年では最も大きく、その後は減少傾向にあります。

もちろん、結婚するカップルが少なくなっていれば、離婚するということはないわけですが、世間で言われているほど、皆が皆離婚しているというわけではないようです。

なお、世界の離婚率は、韓国で2.10%、アメリカで3.10%、イギリスで2.05%となっており、日本の数字の低さが分かりますよね。

驚くべきは、情熱的な男性が多いイタリアが日本よりも低く、0.86%ということ。
背景には、結婚をせずに同棲をする文化があるからとも言われています。

日本の離婚事情

では、離婚率が高い年齢は何歳になるのでしょうか?

統計上、最も離婚率が高いとされているのが、30歳~35歳となっています。

また、統計上では、婚姻期間が5年~10年の夫婦が最も離婚率が高く、21%という数字が出ています。

次いで多かったのが、婚姻期間10年~15年の夫婦で14%、婚姻期間15年~20年の夫婦で11%となっています。つまり、婚姻期間が5年~10年で30歳~35歳の夫婦、つまり、25歳~30歳に結婚した夫婦が最も離婚しやすい、あるいは離婚しているということになります。

もちろん、あくまでも統計上の話で、皆が皆離婚するわけでも、そんな危機が訪れるわけでもありませんが、実際にあるということなのでしょう。

今は少なくなってきていますが、少し前に“できちゃった婚”、いわゆる“授かり婚”が多く見受けられた時期があります。

既成事実と言っては響きが悪いですが、結婚をする理由として、“子供ができたから”ということで結婚をしたものの、出産後の夫婦間のソリが合わずに離婚したというケースも少なくはないようです。

それでは、ここからは、男女別に離婚をしたいと思ったきっかけについて見ていくことにしましょう。

男性が離婚したいと思ったきっかけ

男性(夫)が、女性(妻)と離婚したいと思ったきっかけとしては、次のようなことがあげられます。

プライドを傷つけられる

「稼ぎが悪い」「仕事ができない」など、男性自身がプライドを傷つけられたと感じた時に、離婚したいと思うようです。

一生懸命働いてきているのに、お金のことを言われるのはキツいと感じている男性は少なくないようで、毎回毎回言われることにうんざりしてしまうよう。

すれ違いが多い

女性との意思の疎通が取れないことが、離婚をしたいと思ったきっかけになることもあるようです。

その中には、夫婦の営みも含まれ、スキンシップでお互いの愛を確認したいのに、女性にそのことを拒まれてしまったことで、別れを決意するということもあるよう。

家事をしない

女性が家事をしてくれないと、離婚をしたいと思うきっかけになるようです。

もちろん、女なんだから家事をするのが当たり前!ということを言っているわけではありません。

家のことを任せているから、男性も生活費を稼ぐために頑張っているのに、家事をしてくれなければ、一体何のために頑張っているのだろうと、疲労感に苛まれてしまうのは当然です。

お金の使い道

せっかく頑張って働いて稼いだお金が、生活費に使われるどころか、ブランド品を買うのに使われていたとなると、男性は穏やかではいられません。

また、ブランド品を買い揃えたことで借金が発覚した場合もまた、離婚を考えるきっかけとなってしまうようです。

男性側の親と妻の仲が悪い

男性が離婚を考えるきっかけとして、家族間の問題もあるようです。特に多いのが、男性側の親と妻の仲が悪い場合に、離婚を考えてしまうそう。

仕事で疲れて帰ってきても、自分の親の文句をくどくどと聞かされ、機嫌が悪いとなると、男性としては気が休まらないという意見も。

女性が離婚をしたいと思ったきっかけ

女性(妻)が男性(夫)と離婚をしたいと思ったきっかけとしては、次のようなことがあげられます。

経済的に不安がある

女性が離婚をしたいと思うきっかけは、経済的に不安があるときがあげられます。
例えば、男性が働いていなく、必要なお金が入ってこないなどです。

また、男性側の多額な借金が原因で離婚を考えるケースも。

女性としては、男性には安定感を求めているところなので、だらしのない男性とは別れてしまいたいと思うのは、当然のことと言えます。

旦那の浮気

家庭をどんなときでも最優先に守り続けてきた女性にとって、最低最悪の裏切り行為で、許しようがないというのが本音ではないでしょうか。

子供がいて、まだ小さかった場合は一旦許すということもあるかもしれませんが、女性は執念深いところがあるので、切りの良いところで離婚と画策しているかも!?

思いやりが感じられない

家事をすることが当たり前、面倒を見ることが当たり前と思われ、思いやりを感じられなくなると、女性は離婚を考えてしまうようです。

家族のために頑張っているのは夫だけではなく、妻のサポートがなければ成り立ちません。

それを自負しているので、女性は一層辛くなってしまうのです。

DVやモラハラなどの苦痛

夫のDVやモラハラなどによって、離婚を考えるきっかけになることもあります。

これは、説明不要、立派な離婚理由としてあげられるのではないでしょうか。

生理的に受け付けない

何らかの要因で、夫を生理的に受け付けられなくなってしまった結果、離婚を考えてしまったということもきっかけとしてはあるようです。

例えば、異常な性癖があったなどがあげられ、一緒に暮らしてみて初めて知り、後悔しているということもあるのではないでしょうか。

離婚のきっかけから導き出す離婚を回避するための対策は?

男性(夫)の目線と女性(妻)の目線、それぞれの離婚したいと思ったきっかけをお話ししてきましたが、その中には、離婚を回避する対策も隠されています。

お互いを尊重する

“プライドを傷つけられる”や“思いやりを感じられない”などは、お互いを尊重することで改善することができます。

どちらも、自分本位であることに原因があり、相手のことを考えれば、そのようなことはできません。

相手の立場になって理解すること。自分が頑張れるのは、相手がサポートしてくれるからだということを、しっかり認識するようにしましょう。

愛情表現を忘れない

気持ちは、言葉に出したり、ハッキリと意思表示をしなければ伝わりません。

公衆の面前で行う必要はありませんが、二人きりのときは、素直に伝えるようにしましょう。「愛してる」「大好き」という言葉を伝え合う、ハグをする、キスをする。

すべては、そこに愛があることを表現するためのものです。

手を繋いで散歩するだけでも相手の温もりが伝わって、愛を感じるものです。

恥ずかしくてそんなことできない!と思われる人は、「ありがとう」でも構いません。

ありがとうの根底には、相手を大切に思う気持ちがあります。

言われた相手も悪い気はしませんし、ありがとうに含まれる気持ちを汲み取ってくれることでしょう。

一番の味方になる

お互いがお互いの一番の味方になりましょう。

何があってもお互いを信じ合うことで、強固な絆をつくり出すことができます。

いつまで経っても仲の良い夫婦というのは、お互いを疑うことをしないと言い、お互いを信じ合っているので、裏切ることもないですし、裏切られることもないのです。

もちろん、過去に遺恨があるカップルもいるでしょうし、パートナーを100%信じることができないという人もいるでしょう。

しかし、それでも構いません。

自分が無理なくできる範囲で、相手を信じることを始めて見ましょう。

人間不思議なもので、全面的に信じられるとその気持ちに応えなければいけないと思うもので、相手を悲しい気持ちにさせてはいけないと思うものですよ。

どうしても離婚を避けられそうにない場合はどうすればいい?

歩み寄ろうとしたけれど、どうしても離婚を避けられそうにない場合はどうすればいいでしょうか?

下世話な話ですが、その場合は気持ちを切り替えて、損をしない準備が必要になります。ポイントとしては、次の点が上げられます。

  • 経済面
  • 精神面
  • 必要書類の準備

経済面は、離婚した後のことを考えて貯蓄をする、就職先を探しておくなどがあげられます。

また、離婚には想像以上の時間と労力が費やされ、周囲の目も気になることもあるため、その覚悟と心の準備が必要と言えます。

配偶者の浮気や不倫などで、精神的な苦痛を受けたということで、慰謝料を請求する際は、その証拠となる資料や書類を用意する必要があります。

本来であれば、どうにかして離婚を踏みとどまりたいところではありますが、回避できない場合は、先のことを見据えて動くようにしましょう。

些細なことの積み重ねが離婚のきっかけになると心得ましょう!

今回は、妻や夫が離婚したいと思うきっかけについてお話ししてきました。

離婚を考えてしまうきっかけは、普段の些細な不満の積み重ねによるものがほとんどです。

言い方を変えれば、普段の不満を上手に解消することで、離婚を回避することができるとも言えます。

DVやモラハラなど、暴力や精神的な苦痛が著しい場合は自分の身の安全を最優先にするべきではありますが、二人で乗り越えられるのであれば、それが一番です。

離婚のきっかけは、日常の些細なことの積み重ねであることを心得て、お互いがお互いを思いやって生活していきたいものですね。


こんなことに
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  • 婚約者の人柄、身元が気になる
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みなさんのコメント

まゆみ

今、夫はDVで逮捕されています。
離婚を考えいます。
夫が反省しないので

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