ワンルームの同棲は何かと大変?意外と苦労する同棲の悩み5選

ワンルームマンションは手頃で、ひとり暮らしにはもってこいですよね。

彼女と同棲が始まったとしても、そのまま一緒に住むこともあるでしょう。

結婚前だから、狭くてもなんとかなるとはいえ、一部屋に住むにはそれなりにトラブルも抱えてしまうものです。

ワンルームの同棲について、メリットとトラブルを教えます。

せっかくなら、大好きな彼女と心置きなく過ごしたいですよね。

ワンルームはあくまでも一人暮らしのための設計だと割り切ろう

ワンルームとは、名前から分かるように、一部屋しかない作りを言います。

一部屋で済む生活というのは、「生活が一つしかないから」であって、それでガマンできるのは、一人暮らしだけ、二人以上が住むと生活が複数になり、窮屈になるのです。

安い費用で住むことができるし、お試しだったりするなら、ワンルームの生活も悪くはありません。

ただ、そこに二人以上が住むとなると、それは「ガマン」を伴うことになり、これが無くてはワンルームに二人以上なんて住めません。

もともとが二人以上で住む設計でないから、窮屈になるのは大前提、それでも住むと考えるならガマンは必至、かなり難しい生活になるでしょう。

頑張ってカップルでワンルームに住んでいる人もいますが、甘く考えてはいけません。

そんなに簡単には済まないトラブルを抱え、ワンルームに住んでいるのですから。

楽しく生活するために!相手が思うイヤなことを知ろう

男性であるあなたは、彼女を迎え入れる意味で、あなたが住むワンルームに同棲するのも苦が無いかもしれませんね。

でも相手は「彼女であっても女性」です。

一緒に住むなら、その時点から彼女であり同居人、女性であることを考慮したうえで、配慮してあげないと、楽しく住むどころの話しではなくなります。

「住む」というのは、気を使わず、楽しくやりたいですよね。

プライベート空間なのですから、そこに気苦労が絶えないなんて、落ち着かないし休まりません。

そんなところに帰りたくなんてなくなります。

ワンルームでなくても、彼女と一緒に住むのであれば、男性目線だけで考えるのではなく、今以上に配慮してあげないと、生活が苦しいものになってしまいます。

一緒に住む以上は、起こるトラブルは全て二人に関係するもの、こう考えるなら「最初からトラブルを回避する」のが重要なことも理解できるでしょう。

男性は少しガサツなので、女性が「何を嫌がっているか」なんて、想像もつかないこともあります。

女性は、男性が思っている以上に、「自分の生活空間を大切に考えている」ので、それを忘れてはいけません。

楽しいハズの同棲が、一転してとんでもない苦労を背負うことになり、予想すらしていなかった「破局」までが訪れてしまうかもしれません。

何もかもが同じ場所で行われるのはイヤ

ワンルームの利点は、生活が一部屋で済むことですが、それは弊害もあります。

生活におけるすべてが同じ部屋で行われ、匂いや生活感が常に漂う場所しかないのは、自分の生活臭に侵されてしまうのです。

「自分の匂いだから気にならない」なんて、男性はそう思うかもしれませんが、女性は違います。

洗濯物に食べ物の匂いがうつることだってあるでしょうし、せっかく良いムードでも、ベッドが食べ物の匂いだなんて、少し気持ちが萎えてしまいます。

女性は生理もあるので、例えば経血の匂いが気になるとか、自分の体臭が彼氏に不快に思われないかなんて、いろいろと気にしているのです。

ワンルームでは、思っている以上に匂いには気を使わなくてはいけないのが分かりますよね。全ての生活が一部屋で済むとはいえ、一人だけならまだしも、彼氏との生活すべてが、一緒の空間だなんてイヤと考える女性もいるので注意しましょう。

ワンルームは、一人になれる場所もないので、相手がいない時間はのびのびと過ごしたくなります。

ということは、「普段は気持ちが落ち着かない」ということでもあります。

生活に慣れても区別をしっかりと

ワンルームなんて、せいぜい10畳が平均です。

お風呂上りに着替える場所もなく、まさか裸のままで出てくるなんてあり得ない、慣れればいいというものでもなく、区別はしっかりつけなくてはいけません。

「ふんべつ」という言葉もありますが、親しき中にも礼儀あり、いくら仲良しだからと言って、お風呂上りに裸で出てくるなんて、あまりいいことではありません。

なんだか、そういう気分すら失せてしまいます。

これも男性は「気にならない」としても、彼女は女性ですから、必ずしも「同じ意見とは限らない」のです。

狭いという理由であっても、例えばカーテンで簡易的にでも仕切りを付けるなどして、何かしらの区別をちゃんとするようにしましょう。

気を遣ってトイレもゆっくりできない

トイレって、男性は「音」はあまり気にならないですよね。

女性はトイレに「疑似音」が出る装置があるほど、同性同士でも音が聞こえるなんてイヤ、ワンルームはほぼ壁一枚でトイレなので、音が気になってトイレすらゆっくりできません。

トイレというのは、広すぎず狭すぎず、排せつをする場所とはいえ、とても落ち着ける空間と考える人は多いです。

同性となると、トイレもモチロン共用になるわけで、そのことすらも気になるのに、音が聞こえてしまうなんて、女性は絶対嫌がります。

中には、トイレだけ近くのコンビニに行くという女性もいますから、ワンルームのトイレ問題は、かなり深刻と思ってください。

トイレも落ち着けないなんて、住んでいて苦しいのは、考えなくても分かります。

生活時間が違うとワンルームに住むのは難しい

同棲しているどちらも仕事を持っているなら、生活時間が違うこともありますよね。

自分の仕事が終わって帰り、それが夜中なら、せっかく気持ちよく寝ている彼女を起こしてしまう、逆も然りでゆっくり寝ることすら難しくなります。

生活時間は、仕事などに直結するもので、睡眠がしっかり取れないと、当然仕事にも影響してくるでしょう。

同棲して楽しくなるハズが、前よりも疲れが抜けなかったり、辛い生活になってしまうようではいけません。

ワンルームだと、こういう問題も出てくることになります。

呑みに行ったら、朝彼女が起きるまで家には帰れないというほど、気を使っている彼氏もいるようですし、生活時間の違いを解消するには、二部屋以上の同棲をおススメします。

ケンカをしても同じ部屋にいなくてはならない

同棲していれば、生活の中で食い違いが生まれたり、今まで以上に近いぶんだけ、ケンカが激しくなることも予想されます。

ケンカをしても一人になれないワンルーム、仲直りするためにも、顔を合わせない時間は必要、ケンカするたび家出するしかなくなってしまいます。

ケンカもいろいろありますが、時には顔を合わさず、時間が解決してくれるように、頭を冷やすというやりかたで、仲直りすることも必要になります。

そのためとはいえ、一部屋しかなければ、外の風にあたりに行くように、毎回どちらかが家出をしなくてはいけなくなるのです。

違う部屋でふて寝でも構いませんが、「家から出ない」なら、バカな考えも起こさないでしょうし、ケンカしても安心はできますよね。

毎回、ケンカの度に家出するもの疲れますし、彼女が家出したら、気が気じゃないでしょう。

ワンルームのケンカは、なにかと厄介です。

違う観点から見ればワンルームはメリットが多い!

ワンルームのデメリットばかりを見てきましたが、もちろんメリットも豊富です。

一番は費用が少なくて済むところ、結婚前にはガマンしてワンルームに住むカップルも多くいます。その他にも、結婚前にぴったりくっついて生活し、お互いの気持ちを確かめ合うことだってできます。

いろいろなガマンがあっての結婚なので、こういう考えかたでワンルームに同棲するもの、悪くはありません。

特に、結婚が決まって、費用がかかったりするなら、どちらかが住んでいるところに、しばらく同棲して節約するということもできます。

結婚後は何かとトラブルもあるもの、それを乗り越えるためにも、ワンルームぐらい住めなくてどうする、と前向きに考えられるなら、メリットも多くなるでしょう。

試練を乗り越えるわけではありませんが、ずっと一緒にいたい二人なら、ワンルームのトラブルも多少はガマンが利くはずです。

ケンカしても仲直りするしかないから長引きにくい

狭い空間は、仕方なくもケンカの仲直りが早くなります。

一部屋しかない生活空間、どんなに怒ってケンカしても、「その部屋に返らなくてはいけない」ということ、つまり絶対顔を合わすわけだから、仲直りしないといけません。

話し合ってでも、「とにかく顔を合わせる」というのは、少なからず何かしらの答えが出るでしょうし、ケンカを持ち越す必要もありません。

その場で、仕方なくでも話し合えますし、これが進まなくてはその後の生活も、辛いままになってしまいますからね。

「やむおえず」でも、話し合って仲直りできる環境は、ワンルームならではと言えます。

ワンルームに住むカップルは、ケンカが減ったと答える人が7割です。

「イヤでも仲直り」がよく分かります。

ワンルームは密着して生活しなきゃならないということ

結婚してからもそうですが、付き合っている頃よりは、近くで生活することになります。

考えかた次第では、強制的にでも密着する生活になるので、それを良しと考えるなら、二人の仲が縮まることに一役買う、ワンルームでの生活です。

密着して、少し近すぎる生活であっても、これを乗り越えられて楽しく過ごせるなら、ワンルームでの生活は二人の絆を深くしてくれます。

生活が見えすぎる難点もありますが、それを見てでも仲良しでいられる、付き合っていられるなら、それはホンモノと言える関係です。

お互いのイヤな部分も見えて、生活は継続していかなくてはいけないもの、それを強制的にでも見える環境なら、相手のイヤな部分は克服を早くできます。

臭い物にフタをするというのは、結婚後はそうもいきません。

長く付き合い続けるとしても同じこと、一緒にいるからこそ、イヤな部分もカバーしあえる、そんな関係でなくてはいけませんよね。

密着する生活は、良くも悪くも、何かしらの意味があり、二人の関係を今まで以上に強くしたいなら、ワンルームの生活をあえて選択するのもアリと言えます。

ワンルーム同棲は意外と大変!二人のプライベート空間も考えよう

一緒に住む、結婚するなら、愛さえあればなんとかなる…と考えてしまいますよね。

それは素晴らしいことです。

愛さえあれば別れないのが一番ですが、「別れないためにリスクを避ける」というのも一つのやりかた、問題は避けて通ることも賢いやりかたです。

せっかく同棲を始めたのに、ワンルームで近すぎる生活をしたばっかりに、結局別れてしまったというカップルもいます。

可能なら、同棲はワンルームではなく、二人が住むのに適した環境が良いでしょう。

試練も苦楽も、別れてしまっては意味がありません。

ワンルームの生活は最小限とし、やはり大切な彼女と住む場所ですから、楽しく生活できることも大切な条件のひとつです。

狭いということは決して悪くありませんし、それぞれの事情もあるかもしれませんが、同棲を考えるならワンルームはおススメできません。

この先に、二人でステップアップするためにも、同棲する環境はしっかと考え、整える必要があります。

Comments