探してみつけて!横浜公園でハート型の石を見つけよう!

神奈川県横浜市、古くから貿易で栄え日本と海外を繋ぐ重要な場所だったこの港町に、6万㎡もの大きさを誇る広々とした公園があります。それが「横浜公園」です。

横浜スタジアムと隣接しているので、野球のシーズン中にはたくさんの人が横浜公園でのんびりと試合開始を待っていたり、日によっては野外イベントなども行われているとても雰囲気の良い場所。

横浜散策の休憩地としてもぴったりで、足を運んだことのある方も多いでしょう。この環境の良い公園の石畳の中に、ハートマークが隠されているのです!

横浜公園とは?

神奈川県横浜市中区、横浜の中心にある広大な公園が「横浜公園」です。

横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムと隣接した広い公園で、横浜中華街や日本大通りとも繋がっていて、観光の一休みにもぴったり。

春には横浜市中区の花に指定されているチューリップが16万球も咲き乱れる「チューリップ祭り」が開催されることでも有名で、ぽかぽか陽気の中、チューリップを眺めながら散策する方の姿がとても多くなります。

敷地内には「彼我庭園」と言う美しい日本庭園があったり、みなと大通り沿いには4つの像の置かれた「水の広場」もあります。

横浜市内でありながらもゆったりとした空気の流れる大きな公園です。

横浜公園の歴史は横浜の歴史

横浜市内では2番目に古い西洋式の公園は、この地に移り住んだ居住外国人たちの生活改善のために建設されたものでした。

もともとはこの地に「港崎遊郭」と言う広大な遊郭が江戸幕府によって建設されており、外国人と日本人とが交流を図る「国際社交場」として使われていたと言う歴史があります。

しかし、「港崎遊郭」はできあがってからたった2年で大火にみまわれ、そのほとんどが焼失してしまいました。

当時の日本の建築物は火に弱く、近くに住む居住外国人たちのエリアまで燃え広がったのだそうです。

その後、跡地には、広大な避難場所と避難の際に使う港まで続く道が建設されることになりました。

それが「横浜公園」です。

国際交流の場所として使われていた

明治6年に開園した横浜公園はさまざまな出来事を乗り越えて今の形になりました。

建設当時は居住外国人と日本人どちらにも解放され、当時は「彼我公園(ひがこうえん)」と呼ばれていました。

その後今の横浜スタジアムの前身となる「横浜公園平和野球場」では昭和42年にはすでに公園内にある球場で野球の試合が行われていたと言うので驚きです。日本で初めて外国人チームとの国際試合が行われたことでも知られています。

大震災や第二次世界大戦を乗り越え、市民に開かれた公園であり続けた横浜公園。たくさんの人がこの場所で癒されたことでしょう。

そして昭和53年に増改築が行われ、園内はより華やかで美しい姿を見せてくれるようになりました。

歴史深い横浜公園でハートマークを探そう!

実はこの横浜公園、石畳の中にハートマークの石が隠されている、と言う噂が!

観光客の女性たちが「あ!あった!」とハートを見つけて喜んでいる姿をよく見かけます。

ハートを見つけたら幸せになれる、と言う類のパワースポットではありませんが、自然に囲まれた広い公園内はとってもリラックスできますし、隠されたハートマークってなんだか恋愛運がアップしそうな気持ちになりますよね。

「恋愛運がアップしそうな気持ち」と言うのはとっても大切。

何事も気の持ちようですもの、実際に運気がアップすることもあると思いませんか。ぜひ横浜公園内のハートスポット巡りに出かけましょう!

ハートの数は全部で5つ!

横浜公園内のハートの石は全部で5つ。足元をよーく見ながら探しましょう。

「こんな広い公園で、小さいハートを探すなんて時間もかかるし大変そう・・」と思ってしまった方、ご安心ください。横浜公園のハートはある一か所のエリアに集まっているので、意外と探しやすいものなんですよ。

ハートの集まるエリアがある!

ハートの集まるエリアは横浜公園の北側にある「芝生広場」や「遊具広場」のある辺り。

中央の噴水よりも北側、スタジアムとはちょうど反対側に当たります。

野球の試合のある日でもこの辺りはそこまで人が多くなく、出店などもこちら側にはないのでハートが隠れてしまうことはありません。石畳の遊歩道をじっくり見ながら歩くと必ず見つけられます。

5つのハートの石はちょっといびつなものからしっかりとハートの形になっているものまで様々。全て見つけて写真に収めれば、良いことが起こりそうですよね。

見つけられない方には・・・

ハート探しに出かけたもののどうしても見つけられなかった方、5つのハートのうちいくつかは見つかったけれどと言う方に少しだけヒントを!

・横浜公園の出入り口、スターバックス側の遊歩道
ここのハートはとってもきれいなハート型なので見つけやすいです。地元の方もここのハートの石のことはご存じの方が多い印象です。一番有名なハートの石ですね。
・遊具広場へと続く遊歩道
道路側から遊具広場へとまっすぐ続く遊歩道内に2つのハートが隠されています。ひとつはいびつで、ちょっと三角形に近いかも。

残りの2つはぜひ現場で探してみてください!

残りのうち一つは結構大きめ、と言うことだけお伝えしておきます!

ちなみに隠れミッキーも

隠れミッキーの石

実はハートマークだけではなくあのミッキーも隠されています。

こちらはひとつしかないので、探すのに時間がかかるかもしれません。「ミッキーっぽい」ではなく、完全にミッキーの形をしているので、時間が許す限り探してみてくださいね。

横浜公園のハートの意味は?

横浜公園のハートマークには何か意味があるの?と思った方も多いでしょう。

ハートと言えば恋愛運がアップしそうなイメージですが、何かの願掛け?深い歴史があるの?次は横浜公園のハートの謎に迫ってみましょう。

意味は・・・ない!

横浜公園のハートマークについてですが、実は「深い意味はない」と言うことが名言されています。

ハートの石だけ特別なものを使っているとか、ハートに何か願いが込められているとかそのような事実はないそうです。

ただ、その設計を担当した方によると「ハートを見つけた方が、心があったかくなりますようにと言う願いを込めた」のだそうです。

確かに、歩いているときにハートマークを見つけたら気持ちがほっこりしますよね。

「公園をもっと楽しんでもらいたい」と言う願いから

ハートマークにはもうひとつ、「公園をもっと楽しんでもらいたい」と言う願いも込められています。

ハートマークのような誰でも知っているシンプルな形を隠すことで、大人も子供もまるで宝探しのように楽しむことができますよね。なかなか見つからないハートを見つけた時は子供に返ったかのような嬉しい気持ちになること請け合いです。

子供の頃は好奇心に任せて色んなものを探して集めることも多いですが、大人になると「夢中で何かを探す」と言う機会はとても少なくなります。

ハートを探している間は仕事のことや生活のことを全て忘れる、そんな経験ができますよ!

横浜公園でハートを探してリフレッシュしよう!

今回は横浜公園のハートマークをご紹介しました。いかがだったでしょうか?

恋愛運がアップするパワースポットではありませんが、時には全てを忘れてリフレッシュすることもとても大切です。

かわいいハートマークを見つけたら、ほっこりした気持ちと共に、何か良いことが起こりそうだな!と言う気持ちになることでしょう。

心地よい海風の吹き抜ける横浜公園で、散策とともにハートの石探しを楽しみましょう!

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