結婚する気が無いのは将来危険?籍を入れることのメリットデメリット
結婚する気が無いと答える若者が、実はじわりと増えてきています。
生きかたでしかないため、自由と言えばそこまでですが、結婚せずに高齢となったら、それなりに大変な苦労をするケースもあるようです。
結婚することの大切さ、そして結婚する気持ちそのものについて考えてみましょう。
これを読めばきっと彼女が欲しくなり、もしかすると結婚までを考えられるようになるかもしれません。
Contents
結婚は義務ではないけど、必要なことなの?
結婚って、なぜ必要か考えたことがあるでしょうか?
考えたことが無い人は、「リスクだけ背負って意味のないこと」と思うかもしれません。
義務とまでは言わない結婚、でも昔から男女が結婚してきた歴史や、子孫が反映してきている事実から、「必要ではあること」と考えられます。
あなただって、両親がいて生まれたハズ、まさか試験管で植物を育てるようには、生まれていませんから。
まずは、「子孫繁栄」が第一の理由、それは生き物としてのことでもあります。
でも、人間はそれよりも先に、「感情があり意思がある生き物」ですよね。
子孫繁栄も、まずは「この相手と一緒にいたい」と考えることが必要になります。
それがなくちゃ、その先の展開もあり得ない、それが人間です。
相手を愛することができて、その相手を放したくない、そう考えることができるのも、また人間だからなのです。
結婚が必要かどうかを考えるなら、まずは「人間であることの幸せ」にも向き合ってみる必要があるでしょう。
結婚したいと考えるのは、あくまでも周りと見比べた場合が大多数
結婚したいと考える人に取ったアンケート、「なぜ結婚?」と聞いてみると、大半が「周りも結婚しているから」と答えています。
成人として成長し、一定のタイミングが訪れたら、「結婚しなきゃ」と考える人は多く、周りと合わせようとする人間の本質も見えてきます。
人間は、過剰に周りと違うことを気にしますよね。
特に日本人はそうかもしれませんが、動物に置き換えてみると、別にそんなことはお構いなしという感じです。
「周りがするから」という理由でやっていることはなく、あくまでも本能に従って生きているからです。
ところが人間はそうではありませんし、「人間だからこそ」選択して結婚するのです。
結婚とは、動物の雄と雌のように、一緒にいて子孫を残すことではなく、生活を共にし、死ぬまで一緒にいること、それが前提です。
だからこそ、「選択して結婚する」のであって、本能で結婚している人間なんていません。
でも、本能でないからこそ、「自分が望む」ことができるのであり、周りを見て「羨ましい」とも思ったりするのです。
結婚自体は絶対幸せが前提、だからこそ人間は「その幸せを求めて」結婚するのです。
結婚する気が無い理由は?1人のほうがラクと考える
一方で、結婚する気が無い人に、その理由を尋ねると、一番が「一人がラク」と答えています。
結婚する気が無い人にとっては、結婚を考えるとまず第一に浮かぶのは「面倒」の二文字、自分一人である程度でも幸せなら、それから苦労を選ぶことをしなくなってしまいます。
実はこれ、あくまで当然のことですよね。
どんな人間でも、「今幸せで不自由ない」のであれば、次を求めることなんて、苦労してまで思うことはないでしょう。
結婚とは、考え無い人にとってはそういうものです。
ですが、自分が感じる幸せとは別に、「感情やココロの幸せ」というものがあります。
これは、欲求とも関係することですが、例えば彼女が欲しいとまでは思わなくても、「可愛い女性」と思う異性が現れることもあるでしょう。
テレビでもなんでもかまいませんが、その相手と関係を持ちたいと思うなら、それは「恋愛」が必要になるでしょうし、付き合うのが正しいやりかたです。
そのためには、一定のハードルも存在する、それを越えるのって面倒に感じるだけでなく、いつかは「諦め」になってしまったりもします。
不自由ないとは考えても、どこかで諦めている部分もある、それって「ただ不自由ない」と考えるには、難しいのかもしれません。
面倒と感じたとしても、「少し頑張れば」できること、それがもし「もっと幸せになれること」なら、やるだけ損はないハズです。
「ひとりがラク」と考えることで、結婚という幸せを、考えないようにしているだけかもしれないのです。
経済的な理由が一番多い、でも付き合っている彼女がいる男性も
結婚には経済的な部分が大きく関係してきます。
生活をしていくのですから当然ですし、子供が生まれたりすればなおさらです。
男性の平均年収が下がったり、非正規雇用などの増加で、経済的な事情から家庭を持つことを考えない人が増えています。
昔に比べると、働きかたも変わりましたが、当然収入も変化し、減る方向だと言われています。
実際に、結婚すればお金がかかるのは事実です。
こういう理由から、結果として結婚を敬遠している男性は多くなってきています。
ただ、それでも「結婚している男性がゼロではない」のですから、これだけを理由にするのは、結婚の幸せと不釣り合いかもしれませんね。
平均年収が400万以下だと、結婚生活は苦しくなる、そう言われますが、それでも結婚している男性もいれば、それを受け入れる女性もいるのです。
「結婚したら生活がラクになる」なんて、実は収入が多くても言えません。
自分以外のことを考えなくてはなりませんし、お金だけで解決する問題なんてありません。
それでも結婚するのですから、やはり「収入だけで結婚ができない」と考えるのは、少し寂しい気もしますよね。
堅実と言えばその通りですが、結婚しないとするのもどうでしょうか。
草食系男子が増えたから?女性に対するオスとしての感情は大切
草食系男子が増えてきた、いろいろな面で言われることですが、結婚と関係がないワケではありませんが、女性の社会進出も背景にあるようです。
男性が弱くなったと言うより、女性が強くなってきた、そのことから「男性に頼らなくても生きていける」と考える女性が増えたからです。
強い女性が増えたり、不運にもこういう女性ばかりが周りにいたら、男性の雄としての本能みたいなものが、そがれてしまうことだってあるでしょう。
女性も結婚(恋愛)を求めている、男性も同じ、それなら出会いが生まれたりすることもありますが、両者がそうでないなら、残念ながら結婚すら考えることもないでしょう。
男性としては、女性に対する気持ちを忘れず、やはり恋愛したい、その意思を持つようにしなくてはいけません。
まずは恋愛、その先に結婚が見えてくるのですから。
実は女性と付き合うことが不安、それって結婚以前の問題
中には、結婚をする気がない理由として、「女性と付き合うことに不安を感じる」と答える男性もいます。
結婚以前に、異性との付き合いができないのは、対人関係に対する問題があると考え、しっかりと見直す必要があります。
緊張したりなど、性格的な理由であっても、付き合わないにしても異性と関係を持つこと、これは仕事においても同様です。
下手をすると、「女性が怖い」というケースもあるので、もし女性と付き合うことが不安と感じるなら、しっかりと考えてみることも必要です。
もしかすると、人生そのものに影響する可能性が出てきます。
結婚する気が無いではなく、まずは異性と付き合うこと、それって成人であれば普通にできるのが普通です。
過剰に女性を敬遠する性格なら、少し注意も必要です。
結婚しておかないと何がツラい?一番は将来一人ぼっちになる現実
結婚しないと何がデメリット?
そう考える人は、ちゃんと読んでおきましょう。
親も兄弟も、成長してあなたが大人になっていくと、それぞれ自分の人生がある、だからこそ「いずれは一人になってしまう」のを覚えておきましょう。
なにをするにしても、人間は一人では生きられないというのが、大前提なのです。
若いウチは、仕事でお金を稼ぎ、自由な生活ができるかもしれませんが、それは「カラダの動くウチ」なのです。
歳を取っても、「お金さえあれば」と考える人はいるかもしれませんが、実際は違います。
「お金には換えがたい人間関係」が、いずれ必要になります。
例えば介護を受けるような年齢になった場合、どこにも相談できる身内がいなかったり、兄妹が生きているとしても、皆が高齢となっていることでしょう。
兄妹の子供関係を頼るのにも、限界というものがあります。
お金があっても、人間関係に換えられるものはないということですね。
分かっていると言いたいところでしょうが、このことは、これからますます考えておかなくてはなりません。
あなた自身だけでなく、周りも「結婚しない人間」が増えている中、ますます人間同士の関係性が希薄になっていくのです。
どうにかしてやっていけるなんて、それこそ昔の考えであって上手くいっていたこと、先の見えない将来、同じように乗り越えていけるかは疑問です。
ひとりで生きていける人間はいない、だから伴侶を見つけるのは必然
当然とも義務とも言いませんが、結婚相手を見つけ、一緒に生きていくこと、それは必然なのです。
ひとりで生きていける人間はいない、その前提があるからこそ、人生のパートナーを見つける意味で、結婚という選択をしていくのです。
誰かにいずれは迷惑をかけて生きることもある、そうだとするなら、自分が心許せる相手でなくては、心苦しくなってしまいますよね。
可能なら自分の子供とかに頼りたいもの、でもやっぱり、そのためには結婚が必要になるのです。
伴侶を見つけること、生きていくうえで必然と言えるのが分かりますよね。
結婚する気が無いのではなく、ホントは結婚したいのでは?
結婚する気が無いと言えば、これからの時代に合っている言いかたかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?
調べてみると、結婚する気が無いのは、チャンスがないからと回答する人が6割、言い換えれば「機会があればしたい」ということでした。
結局のところ、「努力してまで結婚はしない」と考えている人が多いのです。
でも、結婚とは努力も必要なのです。
何もしないで、結婚相手が見つかるワケではありませんし、結婚するというのは「自分の意思でするもの」ですから。
誰かに言われた結婚なんて、上手くいくハズはないでしょうし、望む結婚だからこそ「したいと思う」のです。
確かにもうひと頑張りというのは大変ですし、恋人を探す気持ちから芽生えさせなければなりません。
結婚しない人生と幸せは、確実に存在するにしても、しないよりはする幸せのほうが得することもあります。
人生は一度きり、そう考えるなら自由だけではなくて結婚も幸せ
一人でいる自由というのは理解できますが、結婚したから自由じゃなくなるという考えかたも、ハッキリ言えば違います。
自由かどうかの尺度だけで、結婚を考えるのではなく、最終的に自分の幸せがどのくらい高くなっていくか、それが重要なのです。
人生は一度きり、確かにその通りですし、いろいろな生きかたがあることも確かです。
でも、「選択できる権利」としてあるもの、幸せを増やすことができる結婚であるなら、それをあえて避けて生きるのも、少し考えなくてはいけません。
一度しかない人生だからこそ、幸せを追求するために、結婚する気が無いで終わらすのではなく、結婚が持つ意味を考えて、自ら「する気持ち」を探ってみましょう。
こちらの記事もオススメです