可愛い狐に癒やされよう!カップル旅行におすすめの宮城蔵王キツネ村
極寒の地でも生き抜く力強さと、愛らしい姿を併せ持つ「キツネ」。子供の頃、強くてかわいいキツネを飼ってみたい!と思っていた方も多いでしょう。
このキツネを身近に感じ、いたずらっ子で好奇心旺盛なキツネの魅力を思う存分堪能できるのが宮城県・蔵王にある「蔵王キツネ村」です。
Contents
蔵王キツネ村とは?
大きなしっぽにピンと立った耳、黄金色の毛並みに凛とした大きな目。
キツネは昔から私達日本人にとって特別な動物です。
そんな不思議な動物キツネを思い切り鑑賞できるテーマパークが「蔵王キツネ村」です。
住所:宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3
国内唯一のキツネ動物園!
「蔵王キツネ村」は日本で唯一のキツネのテーマパークです。
ここ蔵王キツネ村の広い園内では約230頭ものキツネたちが自由に暮らしており、その生態を観察することができるんですよ!
100匹以上が自然の中で放し飼いにされている
蔵王キツネ村の園内は広大な林のようになっています。
放し飼いされているエリアでは私達は歩道に沿って進んで行くのですが、気がついたら後ろをキツネが付いてきていることも!
振り返るとぴたっと歩くのを止める姿に思わず笑ってしまいます。
6種類のキツネに出会えるキツネの楽園!
キツネ村で出会えるキツネは全部で6種類。
- ■キタキツネ
- 日本では北海道や樺太に生息するキツネです。耳の裏と手足の先が黒いのが特徴。
- ■ホンドギツネ
- 本州、四国、九州に生息するキツネ。キタキツネよりも体が小さく、黒い毛色の部分がありません。
- ■十字キツネ
- 全体的に茶色と黒が混ざったような経路が特徴です。尻尾は黒く、先だけが白くなっています。
- ■ギンギツネ
- グレーと白が混じり合ったような毛並みを持つ種類です。耳は真っ黒でとてもかっこよく凛々しいキツネです。
- ■プラチナギツネ
- 真っ白な毛並みが特徴。蔵王キツネ村でもとっても目立つ存在です。耳は黒く、尻尾はグレーのこともあります。プラチナギツネには薄茶色い毛色が混ざった子もいるようで、キツネ村では「茶プラギツネ」と呼んでいるのだとか。
- ■ホッキョクギツネ
- その名の通り、北極原産のキツネ。真っ白な毛並みとまあるい体が特徴です。マイナス70度でも耐えることのできる雪の世界のキツネです。
同じ種類のキツネでも、微妙に毛色が違います。
広い園内で自由に暮らしているからこそ、キツネの本当の姿を目撃することができるのがキツネ村の大きな魅力です。
キツネ村に行く際の注意点は?
ご紹介したように、キツネ村は普通の動物園とは全く違います。私たちはキツネに近づくことができますし、人のことを怖がらないキツネもたくさん。
そのため足元をキツネがすり抜けて行ったり「エサをくれる!」と思って集団で集まってくることも!
園内では必ずスタッフの方の注意を守りながら見学することがとても大切です。
次はキツネ村を楽しむためのポイントをご紹介しましょう。
当日の服装に注意
キツネ村へ行く日はまず、服装に注意が必要です。
- 注意点1:揺れるものを身に着けない
- ひらひらと揺れるスカートや、裾の長いコートなどは避けましょう。・・・と言うのも、キツネたちは揺れるものにとっても興味を示します。キツネたちの目を引くような揺れるものを身に着けてしまうとキツネたちは「なんだろう?」と飛びついたり、ひっかいたりすることがあるのだとか。
- 注意点2:女性の黒タイツに注意
- 女性は黒いタイツもNGです!黒いタイツはキツネの天敵であるヘビと見間違えられてしまうことがあります。
お出かけはおしゃれをしたくなりますが、キツネ村に行くときはカジュアルな服装で出かけましょう。
ご来場のお客様にお願い!
黒のタイツまたはひらひらのスカートジョーカーパンツ、コートの後ろにヒモ等揺れるものをつけていらっしゃるお客様、スリッパ・サンダル・ハイヒールでお越しのお客様は要注意です。
キツネは動く物に興味津々です。ネズミと蛇等捕る動物です。黒のタイツはいているお客様、キツネはカカトだけ見てます。後ろから付いて歩きます。ネズミと蛇に見えるみたいです。
入場の際は係員の説明をよく聞いてルールをお守りください。楽しい一日が嫌な思い出になります。ルールをお守りできない方自己責任でお願いいたします。
食べ物は持って入らない
モフモフした毛並みのキツネたち、とってもかわいいですよね。
キツネ村ではキツネにエサをあげる体験ができるので、専用のものを購入しましょう。
ポケットに手を入れて歩くと噛まれてしまうかも
放し飼いエリアに入場する時はポケットの中に手を入れるのも禁止です。
人がポケットに手を入れていると「あそこに食べ物がある!」とキツネが勘違いしてしまうんですって!
人のことを良く見ているキツネさんたち、程よい距離を取ってかわいい姿を見せてもらいましょう。
子供を連れて行く場合は特に注意
キツネ村の放し飼いエリアはルールを守ることが楽しむための条件。
そのため、小さな子供連れで行く場合、子供一人につき大人一人付きそうことが入場の条件になっています。
キツネが野生に近い状態で放し飼いにされているエリアですから小さな子供には必ず保護者が必要です。
家族連れで訪れる場合は必ず子供の手を引いて、距離を取りながら楽しみましょう。
園内でキツネと触れ合おう!
放し飼いエリアでは触れることのできないキツネたち。
キツネたちの楽園では人とキツネが触れ合うことも可能です。
寄生虫がいると聞くけれど・・病気への感染は大丈夫?
しかし、病気を持っていたり噛まれたりしないかとても気になるところですよね。
蔵王キツネ村のキツネたちは施設で生まれ、更に年に何度も検査を行っているためこのエキノコックスに感染している心配もありませんし、人にも慣れています。
安心して触れ合ってみましょう。
当蔵王キツネ村は、平成2年開設以来、エキノコックスを入れない、感染させない万全の対策を組み、場内のキツネたちは全て人工的に繁殖して慣らしたものです。それでも万が一を考え毎年虫卵検査等を「北海道臨床衛生検査技師会(有)アマネセル」と連携し実施しており、今までの感染はゼロ(フリー)の実績です。
エサをあげてみよう
キツネ村への食べ物の持ち込みは禁止ですが、園内にはキツネにエサをあげられる場所があります。
一袋百円のキツネ専用のエサを購入し、少し高台になった小屋から集まったキツネたちにエサをあげてみましょう。
キツネはとっても頭の良い動物で、人がこの小屋に近づいただけで「食べ物がもらえる!」とたくさん集まってきます。
キツネだっこ体験も!
動物たちと触れ合えるエリアではキツネの赤ちゃんを抱っこできる時間も!園内に抱っこタイムの放送が流れるので聞き逃さないようにしましょう。
抱っこできるサイズは時期によって異なりますが、小さな赤ちゃんキツネと出会いたいなら5月頃がおすすめ。
キツネは3月頃に子供を産んで、家族で子育てをします。
キツネ村で生まれた子供たちは1ヶ月ほどで人前に現れるようになり、抱っこタイムに現れる頃にはすっかり人に慣れているそうですよ。
キツネ村へ行くなら一泊旅行がおすすめ
キツネ村への旅は一泊旅行として計画を立てるのがおすすめです。
東京から新幹線を使えば2時間半ほどの道のりなのですが、せっかく白石まで行くのなら一緒に温泉や美味しい郷土料理を楽しみましょう。
キツネ村は意外とアクセス困難!どうやって行くの?
蔵王キツネ村への最寄り駅は白石蔵王駅。
東京駅から東北・北海道新幹線「やまびこ」に乗れば白石蔵王駅までは2時間足らずで到着します。
しかし!ここからキツネ村までが車で向かって約20分。
白石蔵王駅でレンタカーを借りたり、タクシーを使ってアクセスするのも良いですがそれよりももっとおすすめなのが「白石温泉 薬師の湯」に宿泊することです!
「白石温泉 薬師の湯」に宿泊すれば送迎がある!
【公式】白石温泉 薬師の湯 | 宮城県白石市 宮城蔵王の観光拠点
「白石温泉 薬師の湯」は白石市にある宿泊施設です。
白石城や武家屋敷などともほど近く、歩いて観光することもできるのでとっても便利。
館内では天然温泉を楽しむことができ、長旅で疲れた体を癒やすことができます。
白石蔵王駅から旅館への送迎も行ってくれるので、移動を心配する必要がありません。
美味しい郷土料理も楽しめる
「白石温泉 薬師の湯」では夕食と朝食付きのプランがおすすめ!
仙台名物の「芋煮」や白石名物の「うーめん」も頂ける心遣いが嬉しい!
「うーめん」とはうどんとお素麺の間のようなコシのある麺のこと。白石を訪れたら必ず食べたい一品です。
豪華な夕食に選べる朝食でしっかり栄養を採って、キツネと戯れる準備を整えましょう!
住所:宮城県白石市福岡蔵本薬師堂28-2
電話番号:0224-48-4126
宮城へのカップル旅行には蔵王キツネ村へ!かわいい狐と戯れよう
今回はかわいいキツネに出会える「蔵王キツネ村」をたっぷりご紹介しました。いかがだったでしょうか?
今度のお休みは少し足を伸ばしてのんびりキツネを眺めるデートやご家族での旅行に出かけませんか。
いたずらを仕掛けてきたり、じゃれ合っていたり、寄り添って眠っていたりとその時しか出会えないキツネの姿はとっても愛らしく、笑顔の絶えない旅になることでしょう!
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