社内恋愛から結婚。職場の人への報告、結婚式へ招待する時のポイント

結婚相手と出会った場所について調査を行うと、一位が職場なんだそうです。

つまり、社内恋愛を通じて結婚をするカップルが一番多いということですね。

このように社員同士で結婚をするのであれば、職場の方に結婚式に来ていただき、祝福してもらいたいですよね。

そこで今回は、職場の方に結婚式に参加してもらうためのポイントなどについてご紹介させていただきます。

会社の方へ結婚の報告をする

プロポーズが無事成功し、結婚することが決まったら、様々な方へ結婚の報告をすることになります。

まずは、双方の両親や親族ですね。

その後は、いよいよ職場の方へ結婚の報告をすることになります。

もし、結婚式に会社の方をお呼びするのであれば、結婚の報告自体も非常に重要なイベントになります。

ここでは、会社の方に結婚の報告をする上でのコツや注意点などについてご紹介いたします。

結婚の報告はマナーが重要

あなたの勤務している会社の方たちへ、結婚の報告をするにあたり、ただ「僕たち結婚することになりました」と伝えるだけだと思っているのであれば、それはちょっと危険です。

なぜなら、同じ会社の社員同士で結婚をするということは、会社にとっても非常に大事なことだからです。

今後、二人を同じ部署に置かないようにしたり、奥さんの方は妊娠することを想定した配置にしたりなど、いろいろと気を使うことになるのです。

そのため、会社の方への結婚の報告は、一人の大人として、マナーを重視し、真剣に行わなければなりません。

また、結婚の報告をする方たちを、この後、結婚式に呼ぶということを考えれば、「この二人の結婚を祝福したい」と思われるような報告ができるようにしたいところですね。

会社の方への結婚の報告は順番が大事

これから会社でお世話になっている方々へ、結婚の報告をしていくわけですが、結婚の報告には順番があります。

この順番が意外に重要で、下手をすると「え? 俺よりあいつの方が先に結婚すること知ってたの?」などの不信感を与えてしまいます。

社内恋愛は、基本的には付き合っている事実を誰にも言わないように進めていると思います。

そのため、結婚の報告を受けて「え?付き合ってたの?」と付き合っていた事実を初めて知ることになるわけです。

ただでさえ、「何で付き合っていたことを教えてくれなかったんだよ」と思われてしまうのが、社内恋愛です。

せめて、結婚の報告の順番を間違うことのないように気を付けましょう。

社内で最もお世話になった方への報告

職場の方の中で、一番最初に報告すべきは、あなたが最もお世話になっている方です。

仲良くしてもらっている先輩かもしれませんし、同僚や後輩かもしれません。

まずは、プライベートを含め、あなたと親密な方に結婚の報告をするべきでしょう。

この時は、彼女と一緒ではなく、あなた一人で、出来ればお酒を酌み交わしながらなど、ゆっくりと会話ができる場所で報告するのが良いでしょう。

また、最もお世話になっている方は、結婚式において友人代表のような形で挨拶をしてもらうこともあるかもしれません。

そのため、今後の結婚式の話なども、軽く話しておくと良いかもしれません。

人生の先輩としてのアドバイスなどももらえるかもしれません。

社内の親友や友人、後輩への報告

社内で最もお世話になっている方への報告が終わったら、次は、社内の友人や後輩への報告です。

このあたりの関係性の方は、気の置けない仲ということも多いかと思います。

しかし、結婚式当日に受付など色々と手伝ってもらうこともあるかもしれませんので、あまりに軽々しく報告するのは考えものです。

ただ、彼女と二人で改まった感じで報告する必要はありません。

二人だけになれる状態でこっそり伝えましょう。

また、この段階では、会社の上司などには報告をしていない段階ですので、結婚する事実について、口止めしておいた方が良いでしょう。

なお、社会人になってまだ日の浅い後輩の場合、ご祝儀を気にする方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、可能であれば、「ご祝儀については気にしなくていいよ」などと伝えておくと、相手の気が楽になるかもしれません。

結婚式を一番盛り上げてくれる方たちになるかと思いますので、普段からしっかりと関係性を築いておくことも大事です。

会社の上司への報告

さて、職場の方への結婚の報告で一番重要になるのが、直属の上司への報告です。

仕事上は、最も関わりがある立場の方ですので、しっかりと報告しましょう。

上司と仲良しの方もいらっしゃるかもしれませんが、できれば彼女と二人で報告をしたいところです。

その際には、「今後も仕事をしっかりと頑張っていく」とやる気を示すと良いでしょう。

フォーマルな報告になりますので、上司から「そんなに堅苦しくしなくていいよ」と言われるくらいがちょうど良いでしょう。

注意が必要なのは、上司が独身の女性の場合です。

この場合、二人で報告をするのが良いのか、一人で報告するのが良いのか考えどころです。

もし、すでに社内結婚をしている先輩がいれば、相談してみるのが良いでしょう。

大事なことは、相手に不快感を与えないことですので、こちらが独身であることを気にしていることを感ずかれないように気を付けましょう。

会社の幹部や管理職への報告

最後は、会社の幹部や管理職への報告です。

基本的に彼女と二人で報告をしましょう。

この立場の方は、結婚式当日に会社代表として挨拶をしてもらう可能性が高いので、注意が必要です。

上司への報告の時と同じように、「これからも仕事を頑張る」という意思表明は必須です。

こちらが緊張していることが伝わるくらいが良いでしょう。

▼結婚を報告をする時はタイミングも重要です。こちらをご覧ください

リンク画像

結婚式への招待

社内恋愛の末に結婚をするときに、最も緊張し、頭を悩ませるのが、結婚式への招待です。

なによりもご祝儀という大金をいただくことになりますので、非常に気を使うイベントです。

これからお話しする内容をしっかりと頭に入れていただき、失敗のないようにしましょう。

結婚式に招待するとは

さきほども簡単にご説明したしましたが、結婚式に呼ぶということは、相手に非常に大きな負担をかける行為になります。

まずは、ご祝儀ですね。

一般的には、3万円もの大金をいただくことになります。

また、時間についても考える必要があります。

午後に式や披露宴を行い、夜に二次会をすると考えると、午前中に準備や移動をするため、ほぼ1日を費やすことになります。

また、結婚式に呼んだ方は、この先、年賀状を送ったり、場合によっては季節の挨拶をしたりと、何かと関係性が続くことになります。

そのため、ご祝儀目当てで、普段から関わりの薄い方を呼ぶようなことをしないようにしましょう。

とはいえ、この段階で今さら人間関係をやり直すことはできません。

なので、結婚式に呼んで来てくれるかどうかは、日頃からの大人のお付き合いができているかが問われる場面と言えます。

費用との兼ね合い

さて、結婚式をどの程度の規模で行うのか、とう問題は、そのまま費用の問題でもあります。

ここで重要なのは、出来れば、結婚式の出席者が増えれば増えるほど、こちらの負担が下がっていくような形にするということです。

例えば、参加者が一人増えるごとに、費用が4万円増加するような披露宴ですと、ご祝儀が基本的に3万円ですので、人数が増えるごとに負担が上がっていきます。

逆に、参加者が一人増えるごとに、費用が2万円増加するような披露宴ですと、人数が増えると、費用が減ります。

とはいえ、ご祝儀の金額が予想通りでないこともありますし、想定していなかった出費が発生することもあります。

そのため、全て計算通りというわけにはいきませんが、重要な考え方ですので、しっかりと認識をしておいてください。

▼大切な結婚式にかける費用については、諦めることなく吟味していきましょう

リンク画像

結婚式に誰を呼ぶのか

結婚式に誰を呼ぶのか、ということを考えるのは、楽しくもあり、辛くもあり、という感じです。

非常に重要なことですので、まずは彼女と一緒に案を考えましょう。

会社内に信頼のできる先輩や上司がいれば、参加者について相談した方が良いでしょう。

また、式を行うにあたり、受付を担当してもらう方や、披露宴で催し物をやってくれそうな方は、参加予定者に入れておきましょう。

なお、結婚式には、社内はもとより、あなたの勤務する部署の方を全員呼ぶわけではないと思いますので、結婚式についてあまり騒がないように心がけることが重要です。

結婚式への招待

参加者をある程度決めたら、いよいよ式に来てもらうようにオファーをします。

この時、いきなり招待状を渡すのではなく、まずは、来ていただけるかどうかを直接聞きましょう。

上司や偉い立場の方に出席を依頼する時は、出来れば彼女と二人で伺うのが良いでしょう。

依頼の際には、誰が来るのか、どの程度の関係性の方まで呼ぶのかを何となく伝えておくと、OKがもらいやすいでしょう。

ただし、来れないとか、はっきりと返事がもらえなかったとしても、しつこく誘うのは絶対にやめてください。

大きなお金が使えない事情のある方もいらっしゃいます。

▼結婚式の招待状の書き方については、こちらをご覧ください

リンク画像

結婚式を成功させるために

結婚式は、あなたにとっても、彼女にとっても(基本的に)一度しかないビックイベントです。

そのため、準備不足のために後悔することがあってはいけません。

彼女のためと割り切り、しっかりと準備をしましょう。

ここでは、結婚式を行うにあたって、考えておくべきことについてご紹介させていただきます。

結婚式の場所と時間

式を挙げることが決まったら、まずは場所選びです。

基本的には、彼女が気にいるかどうかという視点で選ぶことになると思います。

とはいえ、会社の方を誘うのであれば、海外での挙式など遠隔地での挙式は難しいでしょう。

その辺りは、事前に彼女と話し合っておいた方が良いです。

女性にとって結婚式は、子どもの頃からの憧れのイベントです。

できる限り、彼女を満足させられるよう、会場を選ぶ際には、積極的に色々な場所を見て回りましょう。

また、式を行う時期についてですが、出席者のことを考えれると、ボーナスが出た後くらいがベストと言えます。

そのため、7月くらいですと、参加者に金銭的な余裕があったりします。

式の内容は二人で企画する

仕事が忙しいと、結婚式の内容について彼女にお任せにしてしまう男性が多いようです。

しかし、どんなに忙しくても、結婚式の内容は二人で企画し、考えましょう。

彼女への人生最大のプレゼントが結婚式や披露宴なのですから、それを彼女一人に任せるなんてもってのほかです。

とはいえ、挙式の半年くらい前までに場所や時間が決まっていれば、焦る必要はありません。

会場のスタッフと協力しながら、順番に必要なことを考えて行けば良いのです。

まずは、「会社の代表として、誰に挨拶をしてもらうのか?」や、「お互いの友人代表は誰にするのか?」などを決めましょう。

また、催し物をやってくれる友人がいれば、早めに依頼をしましょう。

その他、結婚式には、式の途中で配る小物的なものですとか、式の最中に流す音楽なども決めます。

なお、式のお土産について、よくある「お皿」などの陶器は重くてかさばるのでお勧めしません。

今は、出席者が自分で商品を選べるカタログをお土産に渡すことが出来ますので、お皿を渡すくらいなら、こちらをお勧めします。

▼結婚式の準備をするときは話し合いはもちろんですが、彼女の意見をしっかりと取り入れていくように意識したいですね

リンク画像

二次会について

結婚式や披露宴の後は、二次会を行うことが多いと思います。

披露宴は楽しいイベントを行えるとは言え、やはりフォーマルで堅苦しいものです。

そのため、ちょっと砕けた感じで、ワイワイ騒げる二次会を準備し、出席者の皆さんに楽しんでもらうようにしましょう。

景品を準備して、ビンゴ大会などをすると、盛り上がりますよ。

ここでも、後輩や友人に司会やスタッフ役をやってもらうことになるかと思いますので、食事やお酒をおごるなど、式の事前事後のねぎらいは忘れないようにしましょう。

社内恋愛のゴールとしての結婚式

社内恋愛が成功し結婚式が挙げられるということは、とても素敵なことです。

結婚式を開くまでに、何かとケンカしてしまうこともあるでしょうが、それも二人の絆を強めるための大事な事だと思いますし、後々良い思い出になるはずですよ。

今回ご紹介したようなことをしっかりと頭に入れていただき、二人の最高の思い出になるような結婚式をあげましょう。

▼結婚式の準備で何が大変だったか、経験者の意見も取り入れてみては

リンク画像
Comments