ソムリエのおまかせにならない!特別な日のワインの種類と選び方
赤に白、ブルゴーニュにロワール、甘口に辛口などワインは、一つの要素が変わるだけで味が全く違うワインに仕上がっていきます。
近年では、フレンチやイタリアンだけではなく、焼肉店や日本料理店などにおいてもワインを取り扱うお店は増えてきており、ワインと出会う機会は年々多くなってきていますね。
そんな中で、メニューを開いてみるとワインの銘柄や種類がズラっと並んでいて何が何だかよくわからないという経験をしたことはありませんか。
後半では、赤ワインと白ワインのオススメの銘柄もご紹介していきますので、お気に入りのワインとの出会いもできるように、知識を深めていきましょう。
Contents
ワインにまつわる「歴史」
ワインの原材料である葡萄は今から300万年前には誕生していており、糖分をアルコールに分解する技術はさらに古く数億年も前から存在していた点からも、ワインは発明ではなく発見したものと言われます。
古代ギリシャ時代においても、エジプト王朝時代においてもワインは壁画に書かれていたことから既に親しみのある飲み物であったことがわかります。
現代においてはワインの原材料となるブドウは約3万種類もの種類が存在しており、その9割がワインの原料として利用されております。
多くはヨーロッパ品種ではあり、世界中で栽培されるすべてのブドウ品種の50%がヨーロッパの品種でもありますね。
葡萄の面白いところは、地域性に左右されやすい植物である点です。
土壌や気候、土地、栽培方法によって全く新しい葡萄が誕生していきますので、ワインに使われる葡萄の種類が増えれば増えるほど、ワインの種類はこれからも増え続けていきます。
それぞれのワインの違い
赤ワインと白ワインの決定的な違いはシンプルに「色」にあります。
- 赤ワイン
- 赤ワインは黒葡萄をつぶした皮も一緒に漬け込んで醗酵させることで、皮の成分まで抽出されて担任を生み出すことで赤色となっていきます。
- 白ワイン
- 一方で白ワインは、絞り出した果汁だけで醗酵させるため皮は取り除かれているので影響することなく、白ブドウをベースとしていることもあり白色のワインとなっていきますね。
- ロゼワイン
- 赤ワインを作る製法と同じく黒葡萄の皮と種も一緒に漬け込んでいきますが、果汁の色合いが良くなったところで皮と果汁の成分を分離させて果汁の身を醗酵させていくことで美しいロゼ色に仕上げていきます。
- スパークリングワイン
- スパークリングワインは通常のワインを作り終えたのち、瓶の中で密閉状態にすることで糖分と酵母を入れてアルコール発酵させることでアルコールと二酸化炭素を発生させて作り上げていきます。
「赤ワイン」を選ぶ際の基本
しっかりと歴史と種類を理解したら、ここからは赤ワインの選び方についてご紹介していきます。
これで、まずは赤ワインについて、わからなかった点を理解して赤ワインの魅力の虜になっていくものと思われます。
黒葡萄の「品種」で選んでいく
葡萄には3万種類もの品種があり、それらをすべて覚えるのは流石に難しいと思いますので、その中でもよく飲食店やお酒売り場で出会うことの多い品種をご紹介していきます。
- メルロー
- 世界中で栽培されている品種で、プラムやブラックチェリーのような香りがする痰飲や酸味が穏やかで優しさを感じることができるのが特徴的ですね。
- ピノ・ノワール
- フランスはブルゴーニュ地方で栽培される品種でイチゴやチェリーの香りがするのが特徴でもあります。タンニンや酸味のバランスも良く飲みやすい品種でもあります。
- サンジュベーゼ
- イタリア産の品種で、しっかりとした酸味とコクを感じることができ、高級なものからハウスワインまで幅広く出会うことがある品種でもありますね。
- シラー
- よく名前を聞くことが多いフランスとオーストラリアで多く栽培されている品種になります。黒コショウのような香りとスパイシーでしっかりとした味わが特徴的な品種で、タンニンは穏やかで滑らかな口当たりがたまりませんね。
ワインが作られる「生産地」で選んでいく
ワインの原料であるブドウは気温や土壌などでも味が変わることをご紹介しましたが、まさに「産地」は気候も土壌も条件が変わってくるので、それぞれ違った味わいの赤ワインとなってきます。
- ボルドー地方
- フランスの「ボルドー地方」では、2種類の品種をブレンドしたオリジナルの葡萄を栽培しており、タンニンが強めで濃厚な味わいが特徴の葡萄が完成します。
- ブルゴーニュ地方
- 同じフランスの「ブルゴーニュ地方」では、1種類の品種で作られるため、基本的にはピノ・ノワールを使用しており、明るめで淡いルビー色が特徴的な酸味が強くタンニンが少ないワインに仕上がります。
- イタリア
- 国が変わり、同じヨーロッパのイタリアでは、全土が比較的温帯な気候であるため、ブドウの栽培に適しており、タンインも酸味の幅広いワインを楽しむことができますが、イタリアは州によっても海に近い山に近いによってもワインの味わいと特徴が変わってきます。
- アメリカ
- 海を渡り「アメリカ」の方に目を向けてみます。アメリカワインの90%がカルフォルニアで作られており、カルフォルニアはフランスよりも気温が高いため、ブドウが完熟しやすく糖度の高い葡萄を使った甘みのあるワインを作ることができます。
このように同じ国でも州によって気温が変わったりと、国が変わることで気候が変わるので作るブドウも種類が変わってきます。
それぞれの特徴にあった葡萄を使用した赤ワインを楽しむこともできますね。
赤ワインを選ぶ際は「ボディ」をチェックする
赤ワインは味や香りの傾向を見て「ボディ」という言い方をしていき、大きく3パターンのボディが存在しております。
- フルボディ
- まずはずっしりとした重さを感じることができる「フルボディ」。渋みが強く香りも味も濃厚で、しっかりとした色の濃さが特徴的なボディになります。
- ライトボディ
- フルボディと対極にあるボディで、色は薄く飲んだ際に渋みを感じさせないのが特徴的になります。主張は控えめで、サラッとした「軽さ」を感じることができる初心者でも飲みやすいボディとなります。
- ミディアムボディ
- フルボディとライトボディの中間にあるのが「ミディアムボディ」。渋みや酸味、香りが程よいバランスの整っているボディであるため、ライトボディで物足りない方には、オススメのボディとなりますね。
ワインに必要な情報は「ラベル」を見ていく
ワインの種類を見るときにはラベルをチェックすることも欠かさないようにしましょう。
- 生産者名
- 産地
- 葡萄の収穫年
- 生産国
- 品種
- ボディの種類
- 飲み頃温度
これらがラベルに記載されており、細かな情報の中でどんなワインなのかを想像をしていくことが大切です。
ラベルの理解ができるようになってくるには、ご紹介した「産地」や「品種」などの知識を付けていくことが大切になりますので、しっかりと知識を付けてラベルからどんなワインなのかをイメージしてから飲むようにしてみてください。
「白ワイン」を選ぶ際の基本
赤ワインよりも飲みやすさを感じることが特徴的で透明に近い色合いがさっぱりとしたイメージをもたらしてくれますね。
そうは言っても、赤ワイン同様にその種類は数多あり、どの白ワインを選んだらよいのか迷ってしまいますので、ポイントを抑えてどんな白ワインが好みなのかを理解していきます。
白ワインの「甘口」「辛口」を理解する
白ワインは赤ワインのようにボディで表すのではなく、「甘口」か「辛口」で表現をしていきます。「甘口」と「辛口」の違いに関してはワインの醗酵工程によって変えることができるようになっています。
- 甘口の特徴
- 「甘口」は、葡萄の糖分がなくならないように、発酵を途中でストップして、あえて甘みを残した白ワインのことを指し、味はまろやかな味わいとなります。
- 辛口の特徴
- 「辛口」は、葡萄が醗酵することによって、糖分がほとんどアルコールに変化して、糖度が低くなったワインのことを指し、味はキリっと締まった味わいとなります。
白ワインに使われる「白ブドウ」を理解していく
白ワインを選択する際には、どんな白ブドウが使用されているかもチェックすることが大切になってきますね。
白ワインは白ブドウ一つで味も後味も変わってきますので、好みにマッチした白ブドウを知ることも大切ですね。
- シャルドネ
- 白ブドウの種類として代表的なのが「シャルドネ」になります。一度は聞いたことがあるであろう銘柄の一つで、さっぱりとしていて安定した味わいが特徴的な品種でもあります。
- リースリング
- シャルドネに並ぶ世界中で栽培されている原産国がドイツとなるスッキリとした辛口から、ほんのりとした甘さを感じることができるワインまで広く作られている品種でもあります。
- ソーヴィニヨン・ブラン
- 世界中で栽培されており、ニュージーランドの白ワインが有名な品種で、ハーブやグレープフルーツのような爽やかな香りとスッキリとした味わいが特徴的ですね。
- 甲州
- 日本にも、実は有名な白ぶどうの品種があります。「甲州」は山梨県が原産地となる日本が世界に誇る有名品種であり、皮は赤みを帯びており綺麗な色合いが特徴的。穏やかな優しい白ワインを楽しむことができることから、世界中でも人気を高めてきているワインとなります。
- セミヨン
- 世界三大甘口ワインの一つであるセミヨン。フランスはボルドー地方で作られる品種で、「貴腐ワイン」を作る品種の一つとしても名高いワインとなっております。味わいはしっかりとしていて後から酸味を少し感じることができる白ワインでもありますね。
白ワインの「適温」も理解しておく
白ワインが赤ワインと違って冷やして飲むことが多く、レストランなどでも冷えた状態で提供されることが多くありますね。
白ワインは「甘口」と「辛口」で美味しくワインを飲むことができる温度が変わってきておりますね。
- 甘口の適温
- 「甘口」では2~6度が最適温度とされており、この温度で甘口の白ワインを飲むことによって甘さ控えめの食事にマッチしたワインを楽しむことができます。
- 辛口の適温
- 一方で、「辛口」では6~13度が最適温度とされています。コクのあるリッチな深みのある味に仕上がりますので、飲む10分前に常温で準備しておくと程よい酸味とスッキリとした味わいを感じることができますね。
白ワインを選ぶ一つの基準「生産地」
白ワインは赤ワイン以上に手間暇がかけられて生産されるため、非常に繊細で少しの気温の変化や土壌の変化によって、味が変わるのが特徴となります。
そんな繊細な白ワインにとって大切なのは「生産地」。
ニュージーランド・マールボロ
世界中から注目を集めている白ワインの生産地であり、まだ他の地域と比べると比較的歴史の浅さはある新しいニュージーランドの白ワインとなります。
果実の味が豊かでフレッシュな味わいであることが特徴的でもあります。
ドイツ・ラインガウ
ドイツで清算されて、世界的に高い評価を受けているワインが多くワイン造りの名所ともなっておりますね。
リースリング種から作られる白ワインは、とてもエレガントでフルーティーな気品を感じることができる白ワインで、魚料理はもちろんのこと、肉料理や日本料理との相性も非常に良いワインですね。
フランス・ロワール地方
フランスはロワール地方では、ミュスカデ種やシュナンブラン種など軽めの白ワインが多く作られております。
そのため、さっぱりとした豚肉や鶏肉などの料理との相性が良いですね。
スペイン
スペインは国土のすべての地域で葡萄の栽培がおこなわれるほど葡萄の栽培面積では世界でもトップクラスのワイン生産国となります。
北部のリオハでは、長期熟成型のワインが作られる一方で、気候が穏やかで安定していることからも白ワインを作り上げるには最適な土地でもありますね。
フランス・ブルゴーニュ
フランスはブルゴーニュ地方ではシャルドネをベースとした白ワインが多く作られており、ワイン造りで「ブルゴーニュ」と聞くとワインに詳しくない人でも利いたことが一度はあるほど人気の地方でもありますね。
ニューワールド
オーストラリアやチリなど南半球もワインの生産国として名高く、各地域にマッチした土壌や気候の特性を活かして個性豊かな葡萄を栽培しておりますね。
そのためニューワールドの白ワインは、どれも個性的で飲んでいて楽しさを感じることができる品ばかりでもあります。
アメリカ・カルフォルニア
アメリカはカルフォルニアでは、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどを原料として多くの白ワインを作り上げております。
糖度も高いため、アルコールが比較的高い白ワインが多いため「甘口」よりも「辛口」の白ワインに定評がありますね。
オススメの赤ワイン「銘柄」
赤ワインについて理解は深まってきましたか。
ここからは、赤ワインの中でもオススメの銘柄をベースとして赤ワインの特徴をもう少し深くご紹介していきます。
【コンチャ イ トロ】カッシェロ デル ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン
コンチャ イ トロ カッシェロ デル ディアブロ カベルネソーヴィニヨン
フルボディ系の味のしっかりとした味わいの赤ワインで、カシスやベリー系の香りやバニラの香りが特徴的でもありますね。
王様の涙
チェリーやイチゴジャムのような甘みのある香りが特徴的なライトボディ系の赤ワインになります。
軽やかな口当たりと最後まで飽きが来ることのないさっぱりとした味わいが楽しい、唐揚げや蒸し鶏などにマッチしやすい種類でもありますね。
フランスワイン レゾルム ド カンブラス カベルネ・ソーヴィニヨン
フランスワイン レゾルム ド カンブラス カベルネ・ソーヴィニヨン
ミディアムボディ系の赤ワインで、カシスやブラックチェリー、さらにはレーズンのようなフルーティーな酸味と控えめな渋さが特徴的なワインです。
カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
酸味や渋みが少なくフルボディ系のフルーティーな味わいが特徴的なワイン。
キアリ ランブルスコ ・ロッソ
ライトボディ系の赤ワインで、少し炭酸を感じることができる珍しい赤ワインです。
コノスル ビシクレタ ピノノワール ヴァラエタル
ミディアムボディ系の赤ワインで、イチゴやチェリー系の果実の香りとスモーク系の香りが織り交ざったワインです。
酸味の強いトマトソース系の料理や照り焼きチキンのような鶏料理にもマッチしやすいワインでもあります。
オススメの白ワイン「銘柄」
白ワインについての知識も少しずつついてきたところで、オススメの白ワインの銘柄と一緒に特徴をご紹介していきます。
どの白ワインも飲みやすく入手しやすいものばかりになりますので、まず白ワインを知ることから始めたい方にはオススメの銘柄ばかりとなりますね。
ブランコット・エステート クラッシック ソーヴィニヨン・ブラン
ブランコット・エステート クラッシック ソーヴィニヨン・ブラン
口にすればグレープフルーツのような爽やかな香りを感じることができるフレッシュなニュージーランドの白ワインとなります。
しっかりとした白ワインでもあるため、魚介系の料理はもちろんのこと、肉料理でも豚肉や鶏肉などのあっさりとした肉との相性も良いですね。
カールジットマン ツェラー・シュヴァルツ・カッツ ブルーボトル
カールジットマン ツェラー・シュヴァルツ・カッツ ブルーボトル
黒猫のラベルが愛くるしく可愛らしさを持つドイツで有名な白ワインとなります。
見た目の可愛らしさ通り、ホームパーティーなどでカジュアルに飲むことができるほど飲みやすくスッと入っていくのが特徴的でもあります。
ウィリアム フェーブル シャブリ
1850年怡作り始められた白ワインで、フレッシュで柑橘系の香りとキレを感じることができる酸味が特徴的なワインとなります。
口にした瞬間、心地の良い辛口でありながらもスタンダードでしっかりとした重さを感じることができるのも楽しいですね。
しっかりとした白ワインであることから塩味の強い生ハムなどと合わせて飲むと非常に美味しくいただくことができます。
ヴィッラ ヨランダ モスカート ダスティ / サンテロ
フルーティーな味わいが特徴的で後味がスッキリとしている「甘口」の味わいで、微炭酸が入っているのが面白い白ワインでもあります。
ヤルンバ ワイ シリーズ ヴィオニエ
濃厚な香りが特徴的なヴィオニエの品種を使用している「辛口」のワインとなります。
口にした瞬間、桃の香りが広がっていき、追いかけるようにして酸味を感じてくるのが特徴的ですね。
後味はスッキリとしており、塩辛や生ハムなどの塩味のきいている料理との相性が良いですね。
エクセラント 甲州 辛口仕込み
日本が世界に誇る日本産の白ワイン銘柄であり、穏やかで優しさを感じることができる味わいが特徴的な山梨県産甲州を100%しようした贅沢な白ワインになります。
オススメのロゼワイン「銘柄」
ワインは赤ワインと白ワインだけではありません。美しい色合いが特徴的なロゼワインも多くの種類がありますね。
ロゼワインについても銘柄から特徴をご紹介していきます。
マテウス ロゼ
甘味と酸味のバランスが取れているポルトガルのロゼワインになります。
スーパーなどにも置いてあるほどで入手しやすいワインの一つでありながらも、微炭酸を少し感じることができる見た目のお洒落さと爽やかでさっぱりとした味わいを楽しむことができますね。
ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ
葡萄やイチゴのようなフレッシュで甘い香りを感じることができるロゼワイン。
メアリーステュアート キュヴェ ド ラ レイヌ ロゼ ブリュット
メアリーステュアート キュヴェ ド ラ レイヌ ロゼ ブリュット
華やかなラベルになめらかな泡と一緒にイチゴのような甘いフルーティーな香りを感じることができるロゼワイン。
渋みはほとんどなく、16世紀のスコットランドの女王であるメアリー・ステュアートの名から取ったワインでもあります。
チョコレートなどの甘い甘味との相性が良いワインです。
ロジャー・グラート カヴァ ロゼ ブリュット
ドンペリと間違いやすい味わいのイチゴやラズベリーなどの甘酸っぱい香りと炭酸の泡を楽しむことができるロゼワイン。
中華料理や日本料理などとの相性も良いワインでもありますね。
フランスの定番ワインといえば!Beaujolais nouveau(ボジョレヌーボー)
ボジョレヌーボーと聞くと、誰もが一度は名前を耳にしたことがある銘柄でしょう。
それもそのはず、今では飲食店だけでなくスーパーやコンビニエンスストアでも大々的に宣伝されて人気を集めているのものです。
そんなボジョレヌーボーは、その年に収穫した葡萄を醸造した新酒ワインとなります。
ワイン造りに適した「土地」
ボジョレヌーボーは、フランスはパリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部、美食の街と呼ばれるリヨンに広がる地方で作られております。
独特な「製造法」と「味わい」
ボジョレヌーボーは、赤ワインの一種でもあり、醗酵の前に葡萄を潰していきます。
ここでは収穫した「葡萄の房」を、そのままタンクに豪快に入れて醗酵させています。
こうして醗酵された葡萄は皮から色素が溶けだし、ライトボディのような薄くもきれいなルビー色をしたタンニンの少ないワインと仕上がっていき、ミディアムボディのようなフルーティーな味わいが広がっていきます。
「解禁日」の秘密
解禁日は毎年11月15日と決まっておりましたが、フランス人は土日祝は働かない国柄であることもあり、今は11月の第三木曜日午前0時を解禁日としています。
日付変更線の兼ね合いで日本はフランスよりも早く解禁日を迎えますね。
シーンに合わせてワインを選ぼう!彼・彼女に好みを聞いてもOK
ワインを選ぶことは知識を持っている人でも迷ってしまうほどでもあります。
そうすることによって、ワイン選びで迷った際にも全くイメージとは違ったワインを選んでしまったという過ちを経験することがなくなりますね。
種類が多いからこそ大変なのではなく、その種類を楽しむことがワイン選びをする際に大切となる要因でもあります。
料理に合わせたワインを選ぶのか、自身で夜少し嗜む程度に飲むためにワインを選ぶのかなど利用シーンに合わせてワインをセレクトすることも大切になりますので、是非とも知識を増やしてワイン選びを楽しんでくださいね。
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