三室戸寺で恋が叶う?ハート型の紫陽花で有名なあじさい寺へ行こう!

全国各地には多くの寺院や神社がありますが、その中でも一際多くの寺院や神社が集まるのが京都府。

長い歴史を持った神社や寺院、さらには言い伝えなど代々受け継がれた特徴とともに今も尚、その歴史を受け継いでいます。その中には健康成就や就活祈願など、それぞれの特性を持った効果を得ることができますが、中でも「恋愛成就」には重きが置かれるのはもちろんのことかと思います。

「三室戸寺」は別名「あじさい寺」とも呼ばれるスポットで、抹茶などで有名な宇治の地に1,200年以上の歴史とともに存在するのです。

「あじさい」寺と呼ばれるには理由があり、それはあじさいの時期になると多くのあじわいが咲き乱れる点にあります。

もちろん、それだけであれば他の寺院などでも同じことのように思えますが、こちらの「三室戸寺」のあじさいは、よく見てみるとハート型をしているのが特徴的。その可愛らしいあじさいを見ているだけでも、恋愛運がUPしそうな印象を受けるほどでもありますね。

今回は、この「三室戸寺」についてと「あじさい」についてご紹介をしていきますので、一読いただきまして、早速「三室戸寺」に足を運んでみてください。

三室戸寺の歴史

三室戸寺は、西国三十三所観音霊場10番札所とされており、5千坪もある広々とした庭園があることで有名となります。

この庭園の中には一年を通じて様々な「花」が咲き乱れ、桜やあじさい、蓮に紅葉までと四季折々の光景を一年間楽しむことができます。

その中でも「紫陽花」は非常に人気を誇っており、その人気が故に「あじさい号」という京阪宇治駅とJR宇治駅を繋ぐバスがシーズンになると出るほどでもあります。

この「三室戸寺」は、770年に毎晩金色の霊光が宮中に差し込むのを見て、この霊光の元が宇治川の支流の志津川の渓流を登った先に千手観世音菩薩が現れたことがあり、その後、この千手観世音菩薩を安置する「御室戸寺」という名で始まりました。

その後、光仁、花山、白河三帝の離宮になり、御に三を加えることによって「三室戸寺」と呼ばれるようになっていきます。

天正元年には戦国将軍として名高い織田信長が足利義昭と宇治槇島で交えた際に訪れた場所としても知られており、今でこそ一般開放されているスポットではありますが、昔は将軍クラスが訪れる由緒正しい歴史を持っている場所でもありました。

現在はデートを楽しんでいくことができるスポットとしても名高く、あじさいで有名となっておりますが、ところどころに歴史を感じていくことができるスポットもありますので、歴史を楽しみながらあじさいを鑑賞してみてくださいね。

蛇にも縁のあるお寺としても名高い三室戸寺の「蛇体橋」

三室戸寺に入っていく際に、まずはじめに通過するのが蛇体橋であり、この橋には蛇にまつわる言い伝えがあります。

昔、三室戸の観音さまを信仰する娘が、村人が殺そうとしている蟹を助け、その後、このカエルを食べようとしている蛇に、この娘の父が「娘をやるからカエルを助けたくれ」と言って、カエルを助けました。

その後、本当に蛇が娘を取りに生きて、襲い掛かれそうになった時に蟹が蛇を退治して、それ以降三室戸寺にある小さな入り口の橋付近では雨が降ると蛇を見るようになり「蛇体橋」と呼ばれるようになりました。

小さな橋ではありますが、しっかりと歴史があるとともに、三室戸寺には他にも蛇にまつわるスポットが存在しているほど蛇と関係を持っているお寺でもあります。

三室戸寺にある大変貴重な「京都府文化財」

三室戸寺は1,200年の歴史を持っているだけではなく、その歴史の中で培われた建造物などは京都府文化財に指定されるほど貴重なものとなります。

三室戸寺の中心でもある本堂はもちろんのこと、本堂に祀られている阿弥陀堂、そして見事なまでの存在感を醸し出している鐘楼までもが京都府文化財となっております。

鐘楼に関しては、細部にまでこだわり抜いている造りがあまりにも見事であり見とれてしまうほどでもありますね。

それだけではなく、三室戸寺の奥にある三重塔も、その存在感と美しい見事なまでの作りによって、京都府文化財に指定されています。

また室町時代に建てられたとされる十八神社本殿に関しては国の重要文化財に指定されるなど歴史的建造物が数多く存在しているのも「三室戸寺」の特徴と言えますね。

あじさいを見るのと一緒に是非とも京都府文化財に指定されている歴史的建造物もチェックしてみてください。

蛇と人が交わる摩訶不思議な「宇賀神」

三室戸寺の入り口にある蛇体橋を越えた先にあるのが宇賀神であり、この宇賀神は見た目はあまりにも不思議な像と言えます。

それもそのはずで、身体は蛇で頭は人間という人と蛇が合わさった石像であるため、その見た目には少し躊躇することもあるかもしれませんが、実は非常にご利益のあるスポットでもあります。

宇迦之御魂神に由来するものであり、福徳神としても信仰され、伏見稲荷大社の主祭神としても知られているほどでもあります。

この宇賀神は、耳を触れることによって福が来て、長いヒゲを撫でることによって健康長寿がもたらされ、そして蛇の尻尾をさすることで金運が上がるとされております。

蛇体橋の言い伝えにもあったように三室戸寺は蛇と密接にかかわりを持っており、是非宇賀神の耳・ヒゲ・尻尾を触ってご利益を念じてみてくださいね。

小さな不動明王像が見守る「不動水」

三室戸寺にある手水舎は非常に立派であり、蓮の葉からしたたり落ちる水が手水舎の中にたまっていくという仕組みになっています。

その自然の仕組みをうまく活かしている手水舎は、ついつい見とれてしまうほどの見事な存在感も感じていくことができますね。

それだけではなく、手水舎には小さな小さな不動明王像があり、この像が清めの効果を持っていることから霊泉ともされています。

ここでまずは手を清めて、清らかな身体と心で三室戸寺の中に入っていくようにしていきます。

可愛らしく見ているだけでもほっこりする「狛兎」

三室戸寺にあるのは狛犬ではなく狛兎であり、高さ150センチ、幅90センチの巨大なものがお出迎えをしてくれます。

ただ見た目は兎ということだけあって、非常に可愛らしい表情をしており、ついほっこりとした気持ちになってしまうほど。

三室戸寺に狛兎があるのには由来があり、菟道稚郎子が宇治の地を訪れた際に、道案内をしたのが兎であったためとされています。

また生身不動明王の足元にはつきを人格化した兎が表現されているなど、兎にも注目していけるスポットとなります。

この狛兎の手元には幅60センチの大きな玉があり、この玉の中に卵型の石が入っているのですが、それを触って、卵型の石が立てば願いが叶うとされています。

ただただ可愛いだけではないご利益も感じていくことができる狛兎にも足を運んでみてくださいね。

勝運を一気に上げてくれる力強さを感じる「宝勝牛」

三室戸寺の本堂前には必ずとも言えるほど目に入ってくる牛の木像が狛犬のように鎮座しているのが見受けられます。

この牛の像は宝勝牛と呼ばれており、撫でることによって勝運が付くとされており、牛の像の見た目通りの自信がみなぎってきます。

この牛には言い伝えがあり、もともとは体が弱っていた牛が牛玉を貼気がしたことで元気になり、その後闘牛で戦って買ったことで、飼い主が里一番の金持ちになったことから宝勝牛と名付けられるようになりました。

この歴史に負けず劣らずの勇気と度胸が付く宝勝牛を撫でてパートナーに大切なことを伝える際の勇気を手にしてみてください。

三室戸寺の名物ともなっている美しい「ハート型のあじさい」

「あじさい寺」の別名を持つ三室戸寺は名物でもあるあじさいを見るためにシーズンになると多くの人が訪れてきます。

6月下旬ごろから咲き始めるあじさいは50種類、10,000株もある西洋あじさいに、額あじさい、そして柏葉あじさいなど多くの種類のあじさいが咲き乱れていきます。

さらには「幻」とも称される「七段花」と呼ばれるあじさいまでも見ることができるなど、世界中のあじさいが集まっている場所でもありますね。

あじさいそれぞれ形や色が違ったりしており、広大な庭園の中に咲くあじさいには時間を忘れて見とれてしまうほどでもあります。

その中でも注目していきたいのが「ハート型のあじさい」になります。

誰かが故意にハート型にしたわけでもなく、また毎年同じ場所のあじさいはハート型になるわけでもない、境内のどこにハート型のあじさいがあるのかは、実際に足を運んでみないとわからないという、まさに発見出来たら恋愛成就のご利益を感じるスポットでもありますね。

是非二人で広々としたあじさい園を歩きながらも、ハート型のあじさいを見つけてみてください。

美しく幻想的なあじさいの「ライトアップ」

三室戸寺の名物でもある紫陽花ですが、こちらは夜になると真っ暗になって見えなくなってしまいますが、シーズンになると期間限定でライトアップされます。

これによって、美しく幻想的なあじさいと出会うことができ、ライトアップされることによって、輝くあじさいは昼間に見るあじさいとは別のものではないかと思えるほど。

周りの薄暗さとライトアップされたあじさいを見る光景は他では決して体験することができない非日常的な時間であり、二人の距離をグッと縮めてくれるひと時でもあります。

時間を忘れて、ただひたすらにライトアップされたあじさいを眺め、そのうっとりとしてしまうほどの時間に浸ってみるのも良いものですね。

美容と健康に良いとされる「ハス酒」

他では決して体験することのできない見事なまでの美しさを感じさせてくれるハスの花を使用した「ハス酒」を楽しむことができます。

時期になると三室戸寺には100種類250鉢のハスが咲き乱れ、あじさいやつつじ、しゃくなげを美しく彩るための名わき役となっております。

このハスを使った「ハス酒」は三室戸寺の名物の一つともなっており、25年以上も前から続く伝統的な風物詩でもあります。

ハスの葉に受けた日本酒を茎から吸っていく「象鼻杯」は、ハスの葉から伝わることによって、カルシウムやミネラルといった栄養素もしっかりと吸収していくことができ、健康や美容にも良いとされています。

実は「象鼻杯」は古代中国から伝わった客人をもてなす際に行う飲み方であり、暑さにも負けることのない涼し気なひと時を過ごしていけますね。

頬を少し赤くしながらあじさいを見ていけば、その頬の色と同じあじさいの美しさに心酔いしれるひと時を感じていくことができます。

あじさいに負けない美しさをもつ「つつじ・しゃくなげ」

あじさい寺の異名を持つ三室戸寺ですが、実は「花の寺」とも呼ばれており、あじさい以外にもつつじやしゃくなげなども時期になると見事に咲き乱れます。

4月頃から咲き始め、ピーク時になるとつつじは2万株を超え、しゃくなげは1千株を超える見事なまでの美しさを見せてくれます。

つつじは、赤色と白色の見事な色合いを持ち、関西の寺社では最も美しく最も多い株とされておりますね。

さらには4月下旬から咲き始めるしゃくなげは濃い赤ピンク色をしており、つつじとはまた違った美しさを感じさせ、三重塔をバックに見事な光景を作り上げております。

どちらも非常に素晴らしいため、あじさいを見ながらも、このつつじとしゃくなげにも是非とも注目をしてみてくださいね。

あじさいをモチーフにしたお守り「ハートあじさいのお守り・絵馬」

三室戸寺のあじさいを満足いくまで楽しんだ後には、このあじさいをモチーフにしたお守りもチェックしていきます。

丁寧に縫い付けられており、赤色とピンク色のあじさいをイメージしたお守りと青色と水色をイメージしたお守りの「ハートアジサイのお守り」は、見ているだけでも可愛らしさを感じさせます。

もちろんそれだけではなく、このハートアジサイを持っているだけで恋が叶うという恋愛成就の要素を持ち合わせているものとなります。

自身は赤色とピンク色のハートアジサイを、パートナーには青色と水色のハートアジサイを身に着けるとお洒落さも感じさせてくれますね。

これだけではなく、境内においても「ハートの絵馬」は欠かすことができない恋愛成就の絵馬であり、ハート型にあじさいが書かれている可愛らしい絵馬の裏には「愛」と書いてあり、そこに二人で願いを書いて結び付けていきます。

こうすることによって、二人の愛はより強く固いものへとなっていくのがわかりますね。

世界最古の恋愛小説でもある源氏物語をテーマにした「恋おみくじ」

恋愛物語として世界で最も古いとされている源氏物語のゆかりともされている三室戸寺には、源氏物語の千年記を記念して作られたおみくじがあります。

源氏という色好みな男や別れ等を恋物語で書いてあり、多くの恋愛を経験した女性や、恋の悩み、さらには恋の駆け引きに至るまでをおみくじの中で再現されております。

源氏物語に登場する紫式部の気持ちと想いに浸りながら色とりどりの可愛らしさを感じさせてくれるおみくじを是非引いてみてくださいね。

どんな内容が書かれているのか、源氏物語のような情熱溢れる恋愛をしていくことができるかもしれない、三室戸寺にしかないオリジナルの恋おみくじはチェックが必要と言えます。

二人で恋おみくじを引いてみれば源氏と紫式部になった気持ち、おみくじを楽しんでいくことができますね。

三室戸寺ならではの歴史を感じていくことができる「御朱印」

三室戸寺は参拝もしっかりとしていくことによって、参拝の証でもある御朱印を手にすることができます。

三室戸寺の名と西国三十三所巡りの第10番目の札所としての明石が朱を使って印としてしっかりと残されていきます。

「西国三十三所第十番札所 大悲殿 」を代表として、さらには宇治十帖にちなんで多くの人が参拝をする「浮舟古跡 」、そして松尾芭蕉の俳句にも登場するという点から「芭蕉の句」という印まであります。

これらの御朱印は見ているだけでも美しさを感じることができ、中には西国三十三所を全て巡るうえで集めていくなど、目的に応じて参拝後に入手してみてくださいね。

三室戸寺でゆったりとくつろげるカフェセレクト3選

三室戸寺の歴史やあじさいをはじめとした庭園の美しさをゆったりと楽しんだ後は、三室戸寺にまつわるカフェでゆっくりとしていきたいところ。

三室戸寺の周りには、あじさいや庭園の美しさを感じさせてくれるカフェがいくつか存在しており、その中でも特に雰囲気の良いカフェを3選ご紹介していきます。

是非とも三室戸寺を楽しんだ後に、フラッと立ち寄って、二人で三室戸寺の良さを話し合いながら極上のスイーツを堪能してみてくださいね。

宇治の抹茶を存分に味わっていくことができる「中村藤吉 平等院店」

宇治川の堀沿いにお店を構えており、「十」と書かれている大きな暖簾がお店のシンボルともなっており、この暖簾をくぐって中に入っていきます。

暖簾の奥には宇治川を眺めながら歩いていくことができる和を感じさせてくれる石畳の道があり、その風情ある場所を歩いているだけでもほっこりとしてしまうほどでもあります。

同店で味わうことができるメニューは、宇治の自慢とも言える抹茶をふんだんに使用しているメニューばかりで、三室戸寺をたくさん歩いた帰りとしては身体の内側から癒される味わいを楽しんでいくことができますね。

店内は木を基調としている空間が広がっており、そこでは窓の外に宇治川を望むことができるなど、疲れを忘れてゆったりとした時の流れの中でティータイムを堪能していくことができます。

その中でも特におすすめのメニューをご紹介していきます。

「宇治きん氷」
京都の中でも抹茶と言えば宇治であり、この宇治抹茶を贅沢に使用している宇治きん氷を味わっていくことができます。

宇治抹茶のほろ苦さとほのかな香りを楽しみながら、金時の甘みのある味わいと氷のさっぱりとした口当たりを一度で楽しんでいくことができる贅沢さを感じていける一品となりますね。

「宇治きん抹茶あんみつ」
宇治抹茶をふんだんに使用しており、見た目の美しさからも感動と美味しさが伝わってくるほどでもあります。

寒天の優しい食感を楽しみながら、宇治抹茶のほのかな香りに金時の甘み、そしてフルーツの瑞々しさが一体となった見事なまでの一品と言えますね。

「生茶ゼリィ」
生茶を贅沢に使用して作り上げる新緑の色合いが見事なまでの美しさを引き出しているゼリィとなります。

口にした際には、しっとりとしていながらも口当たりが非常に良く、この食感に追いつくようにして、ほろ苦さを感じさせる生茶の旨味と香りを楽しんでいけますね。

「抹茶わらび餅」
生のわらび粉から自家製で作り上げるわらび餅は他では決して味わうことのできない特別なわらび餅でもありますね。

見た目が抹茶たっぷりのきな粉をふんだんにかかっており深緑の色合いを楽しんでいけます。

口にすれば、わらび餅のモチッとした食感と抹茶の風味、そしてきな粉の甘さが見事にマッチしていきますね。

「宇治きん冷やしぜんざい(ほうじ茶)」
宇治の良さを感じることができるのは、抹茶だけではなくほうじ茶にも目をやることができます。

ほうじ茶の優しさを感じさせてくれる香りと旨味を楽しんでいけ、そこに冷やしたぜんさまいの旨味を楽しんでいけますね。

中村藤吉 平等院店
住所:京都府宇治市宇治蓮華5-1
電話番号:0774-22-9500
アクセス:京阪 宇治駅 徒歩5分

「三室戸寺」にまつわる紫陽花パフェを楽しめるスポット「伊藤久右衛門 本店」

天保3年に創業して以来、数多くの人を満足させてきた京都宇治においても最高級の抹茶を提供している名店となります。

「宇治茶」と大きく書いてある暖簾が堂々としたシンボルともなっており、京都らしい和の雰囲気を感じさせてくれる建物はワクワクするほどでもあります。

暖簾をくぐって中に入っていけば、そこに広がっているのは、広々とした和の雰囲気を感じさせてくれる空間となります。

中では多くの人が列を作っているほどで、三室戸寺の散策を終えた後には少し疲れを感じてしまうこともあるかもしれませんが、その疲れを吹き飛ばしていくれるほどの名抹茶との出会いに期待を胸に座りながら二人で、どんな抹茶と出会うことができるのか、しばし会話を楽しんでみてください。

こちらのお店で味わうことができる抹茶は、宇治抹茶の中でも特に厳選し独自のルートで生産農家と契約しているため、手摘みの抹茶を仕入れることができます。

この抹茶を活かすも殺すも職人次第とも言えますが、江戸時代から続く確かな製法と伝統、そして受け継がれる技術を大切にしている職人が石臼を使用して丁寧に匠の技で抹茶を挽いていきます。

これにより最高の抹茶が誕生し、この抹茶を贅沢に使用したスイーツを作り上げていきます。

その中でも特におすすめのメニューをご紹介していきます。

「紫陽花パフェ」
目の前に提供されただけで、その美しさに紫陽花をイメージしていくことができる一品となります。

紫陽花の色合い同様にカラフルな色をしていながらも、寒天や抹茶など食材の美味しさを堪能していけますね。

「抹茶ぜんざい」
宇治抹茶をたっぷりと使用した抹茶ぜんざいは、シンプルながらに美味しさと甘さをたんのしていくことができます。

宇治抹茶のほろ苦い味わいとぜんざいの甘さが口の中で見事にマッチして大人の味わいを感じさせてくれますね。

「抹茶パフェ(よくばり)」
抹茶を心ゆくまで堪能していきたい方にお勧めで、抹茶ソースがたっぷり入ったアイスクリームの上に、抹茶のゼリーと白玉、わらび餅がトッピングされた一品となります。

さらにその上に、抹茶の団子と抹茶のお菓子までもトッピングされている抹茶と和を存分に味わい続けていくことができますね。

「抹茶モンブランパフェ」
たっぷりの宇治抹茶とモンブランを掛け合わせた見た目からして豪華なパフェを堪能していくことができます。

抹茶の深みのあるほろ苦さをアクセントにしながら、モンブランの甘みと風味が見事にマッチしている口にすれば、自然と笑顔になってしまう逸品となりますね。

「新茶パフェ」
摘みたての新茶を贅沢に使用して作り上げるパフェは、他の抹茶パフェよりも色合いに深みを感じていくことができます。

それだけではなく、口にした際に濃い抹茶の味わいと風味までも楽しんでいけるなど是非一度は味わって頂きたい一品でもありますね。

伊藤久右衛門 本店
住所:京都府宇治市莵道荒槇19-3
電話番号:0774-23-3955
アクセス:JR奈良線宇治駅 徒歩12分

「三室戸寺」の中で紫陽花に囲まれながら味わう甘味「花の茶屋」

三室戸寺の良さを感じながら紫陽花の雰囲気も楽しんでいくことができる最高の茶房であり、それもそのはずで、三室戸寺の中に構えているという点にあります。

三室戸寺の紫陽花を見ながら絶品のスイーツを味わうことができる贅沢さは、まさに日本の和の趣を感じていくことができますね。

決して広い場所でもなく、木で作られた休憩スペースに近いスポットですが、周りには一面紫陽花が咲き誇るため、非日常的な空間を体験していくことができます。

おすすめは、椅子に赤色の椅子かけが見事な雰囲気を醸し出している場所であり、早い者勝ちになりますが、席が空いていたら是非座ってみてくださいね。

お店で味わうことができるスイーツは、どれも宇治の最高級の抹茶を使用したものなどもありますが、何と言っても一番のおすすめは「紫陽花」をテーマにしたスイーツになります。

どれも紫陽花のように色とりどりであり、見ているだけでもうっとりとしてしまうほどの時間を過ごしていくことができます。

周りの本物の紫陽花とスイーツの紫陽花の両方を同時に楽しんでいくことができるのは、日本中探してもこちらのお店だけと言える贅沢さとなりますね。

その中でも特におすすめのメニューをご紹介していきます。

「あじさいパフェ」
目の前に提供されれば、そのあまりにも美しい姿に自然とカメラを構えて、周りの紫陽花とともに写真を撮りたくなるほど。

その美しさはもちろんのこと、地元産の食材を使用しているため、より旨味を感じていけますね。

「あじさい氷」
紫陽花の雰囲気は味わってみたけれど、甘過ぎるパフェは味わっていけないと思う方にオススメとなります。

紫陽花のように色とりどりの美しさを感じることができ、口当たりもしっかりとしている一品でもありますね。

「浮舟パフェ」
紫陽花だけではなく、こちらの寺院にまつわる歴史をモチーフにしている見た目も美しいパフェを味わっていけます。

サクサクとしており風味も豊かな抹茶クッキーをはじめとして、酸味と甘みのバランスが取れているいちごアイスクリームなどが味わえます。

さらには、抹茶のブラウニー、ほろ苦を感じていける抹茶ゼリー、そして小豆、白玉などもトッピングされている食べ応えを感じていける一品でもありますね。

「抹茶氷」
宇治抹茶を贅沢にもたっぷりと使用して作り上げられたソースを氷の上に、これまたたっぷりとトッピングした一品となります。

どことなく懐かしさを感じながらも、宇治抹茶のほのかな風味と旨味をさっぱりとした氷とともに味わってみてくださいね。

「抹茶わらびもちパフェ」
散策に少し疲れを覚えてきた頃に味わいたくなる、宇治抹茶を使用しているパフェを堪能していくことができます。

抹茶のほのかな優しい食感や香りを感じながら、モチッとしたわらび餅も味わってみてくださいね。

花の茶屋
住所:京都府宇治市菟道滋賀谷21 三室戸寺内
電話番号:0774-21-2067
アクセス:京阪 三室戸駅下車 徒歩15分

他では見ることができないかわいらしいハート型の「三室戸寺の紫陽花」

京都府を代表する恋愛成就のお寺でもある「三室戸寺」はいかがでしたでしょうか。

三室戸寺のあじさいは日本有数の名スポットであり、50種類10,000株を超えるあじさいの光景は圧巻の一言に尽きるものがあります。

それだけではなく、夜になれば美しくライトアップされたあじさいを見ることができるなど、昼間だけではなく夜は夜の美しさと幻想的なひと時を過ごしていけますね。

また三室戸寺には蛇や兎などと言った動物にまつわるスポットや、京都府文化財に指定されているスポットなどもあるので注目していきます。

三室戸寺の散策を終えた後は、ゆったりと極上の宇治らしく、そしてあじさいにちなんだスイーツを味わって最後まであじさいを楽しんでいけるひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

あじさいはシーズンによって見ることができますので、6月下旬から7月頭にかけて一度足を運んでみることをおすすめしていきます。

三室戸寺 紫陽花
住所:京都府宇治市菟道滋賀谷21
電話番号:0774-21-2067
御朱印情報:
・西国三十三所第十番札所 大悲殿
・浮舟古跡
・芭蕉の句
アクセス:京滋バイパス宇治東IC 3分
Comments