結婚挨拶に悩む女性へ。すぐに使える印象のいい言葉の例文&マナー

結婚挨拶は男性がするもの…というイメージがありますが、女性であるあなたも彼のご両親へ挨拶に行く機会がありますよね。

「何を話したらいいのか分からない…」「どんな言葉を言えばいいのか…」と悩んでいる女性も多いと思います。許しを得た状態だったとしても、印象を良くしたいし大切なことなので失礼がないようにしたいですよね。

今回は「彼氏のご両親へ結婚挨拶」をテーマにお話ししていきたいと思います。どんな言葉を言えばいいのか、どんな話をすればいいのかをぜひ知っておきましょう。

これから親族になります。良い関係でいるためにも、最初の挨拶はとても重要なのです。彼氏があなたのご両親へ挨拶してくれたように、丁寧な言葉で結婚挨拶をしましょう。

丁寧な言葉でゆっくりと。彼氏のご両親への結婚挨拶の仕方

どのタイミングでどのような言葉で伝えれば良いのかを詳しくお話ししていきます。緊張してしまうと思いますが、あなたの素直な気持ちを伝えることはできれば良いのです。

「息子のお嫁さんになる」「親族に入る子」とご両親は、あなたがどんな人なのかをしっかりと見ています。

結婚挨拶の前から交流があったとしても、「結婚挨拶」はしっかりとマナーを守って伝えて欲しいのです。

玄関先でまずは挨拶をする

最初に彼氏のお家へ行って、玄関が空いたらまずは一言挨拶が必要です。無言でお家へ入っていったり、不愛想なのはかなり印象が悪くなります。

自己紹介
例:「はじめまして。~と申します。お忙しいなか、お時間を作っていただきありがとうございます。」
はじめてではない場合には、「こんにちは。」「お久しぶりです。」と言い換えましょう。

お家へ入るための挨拶
「お邪魔します。」
他の家族の方がいたら、「こんにちは」「お邪魔します」と皆さんに挨拶をしましょう。

ご両親も息子の結婚相手がどんな子なのか、緊張して待っているはずです。一発目からガッカリさせないように注意してくださいね。

部屋に入ったら改めて結婚挨拶をする

部屋に案内され、席についたらもう一度改めて挨拶をしましょう。息子である彼氏がリードしてあなたを紹介してくれると思いますが、その後にもしっかりとあなたの言葉で伝えて欲しいと思います。

もう一度名前と関係性を伝える
例:「改めまして~と申します。~さんとは真剣にお付き合いをさせていただいています。」

何の挨拶に来たのかを明確にする
例:「~さんのご両親に結婚挨拶をしたく伺わせていただきました。先日~さんがプロポーズをしてくれ、私に両親にも挨拶をしてくださいました。至らないところもあると思いますが、家族の一員として末永くよろしくお願いいたします。」

名前を伝えただけでは、何を言いに来たのか分からいでしょう。「結婚をするために挨拶にきた」ということを、しっかりと伝えたいですね。

どんな夫婦にしたいのか、決意を伝える

その後は、どんな思いで彼氏と結婚を決めたのかを伝えて欲しいと思います。あなたをお嫁さんとして迎える、息子を婿として送り出す…どちらにせよ「幸せになって欲しい」とご両親は思っていますから。

  • 「~さんをしっかりと支えていけるように頑張りたいと思っています。」
  • 「仕事で忙しい~さんのためにも食事をしっかりと作り素敵な家庭にしたいです。」
  • 「~さんのご両親、ご親戚ともぜひ仲良くなり明るい家庭にしたいと考えています。」

と、彼氏のことをしっかりと支え幸せな家庭を作るとご両親の前でもぜひ決意をして欲しいと思います。あなたと彼氏の気持ちが伝われば、きっとご両親も受け入れてくれるでしょう。

交流のためにもさまざまな会話をする

一通りの挨拶が終わったら、少し雑談をしたりコミュニケーションを取る時間にしましょう。結婚挨拶が終わったからと、さっさと帰ってしまうのはダメですよ。

これから家族になるのですから、あなたのことを知ってもらうべきだしあなたもご両親のことを知るべきなのです。

プラスになる会話

  • 彼氏の良いところや仕事の頑張り
  • 彼氏への気持ち
  • 自分の両親へ挨拶をしてくれたこと
  • 地方の話や地元ならではの話
マイナスになる会話

  • 下ネタや下品な話
  • 彼氏の悪いところを報告する
  • 自分の趣味を押し付けるような話
  • 地元を貶すような話

「なんでそんな話題を…」なんて思われないように、プラスになる会話をして仲を深めていきましょう!

帰り際の挨拶もしっかりと

ある程度の時間になったら、そろそろおいとましなければいけません。あまり長く居すぎても迷惑になってしまうので、気を付けてくださいね。

ご両親が席を外していている間に帰ってしまったり、挨拶なしで勝手に帰ってしまうので失礼です。しっかりと挨拶をして帰りましょう。

帰り際の挨拶
例:「今日はお時間をいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」
例:「お邪魔しました。結婚式のことでまたお伺いするかと思いますが、宜しくお願いいたします。失礼します。」

お時間をあけてくれたお礼と、これからの挨拶をしっかりとして帰るようにしてくださいね。

言葉だけではダメ!結婚挨拶をするときのマナーを知っておこう

結婚挨拶に関わらず、彼氏のご両親に会いに行くときは最低限のマナーを守って欲しいと思います。結婚し家族となれば、仲も深まり固いマナーはいらないかもしれません。

ですが、最初の頃やまだ結婚してすぐの時期はしっかりとマナーを守り接して欲しいと覆います。

「良い子だね」「応援するよ」と言ってもらえるように、言葉だけでなく行動も気を付けていきましょう。

手土産を持っていこう

結婚挨拶に行くときは、手土産を持っていくことをおすすめします。「いいよ、いいよ」と言ってくれるかもしれませんが、あなたからの気持ちですからね。

できれば、食べ物がいいでしょう。残ってしまうものだと、置き場所に困ったり趣味が合わないと迷惑になってしまいますから。

  • ご両親が好きなもの
  • あなたの地方のお土産
  • なかなか買いに行けないもの

などが良いと思います。ご両親が好きなものならば、失敗はありません!そして、あなたの地元が彼氏の地元と違うのであれば、「私の実家の…」と紹介しながら渡すことができます。

コンビニで買ったり近くのスーパーで変えてしまうような手土産はダメですよ!

お家を物色したりじろじろ見ない

結婚挨拶ではなくても、人様のお家をじろじろ見たりあれこれ物色するのは失礼に当たります。緊張からあちこち見てしまうケースもありますが、失礼に当たるのでやめましょう。

何度も足を運んで、慣れてきたのであればお手伝いをすることも増えると思います。その時には、必要なものを探すこともあると思うのでOKです。

ですが、今回は結婚挨拶ですからあちこち探す必要はありません。もしお手伝いする機会があっても、勝手に棚を開けたりせず、「持っていきましょうか?」と運ぶ程度にしておきましょう。

その都度「一言」を

結婚挨拶に関わる時だけでなく、あなたの態度をチェックしている可能性があります。自然と出る一言はあなたの普段を見ることができますから…。

  • お手洗いを借りる時
  • お茶を出してくれた時
  • お土産をくれた時

など、感謝や「借ります」という一言を必ず言えるようにしましょう。もちろん失礼があったら、「すみません」と謝ることも大切です。

完璧じゃなくても、失敗があっても大丈夫。ですが、一つ一つ感謝を忘れずしっかりと言葉に出すようにしてくださいね。

彼氏と二人だけの世界にならないように

結婚挨拶が終わって、「ゆっくりしてね」「自由にしてて」なんて言われるかもしれません。緊張のひもがほどけて、普段のあなたが出てしまうこともあります。

そんな時に、彼氏とラブラブしたり二人だけの世界にならないように注意して欲しいと思います。ご両親と積極的に交流を図ったり、兄弟がいるのであれば一緒に遊んだりしてみましょう。

彼氏のご両親の家ですから、「家族の一員」としてみんなと仲良く話せる雰囲気がいいですよね。二人だけの世界だと、母親はあまり良い気分にはなりませんよ!

ご両親の期待を裏切らないように

結婚挨拶だけのつもりでも、ご両親はもっとあなたと息子と過ごしたいと思っているかもしれません。この日のために一生懸命準備したものがあるかもしれません。

そんな時は、「いりません。」「帰ります。」とズバッと断るのではなく期待を裏切らないようにして欲しいと思います。少し予定がずれたとしても、コミュニケーションを取れるのであれば問題なしです。

「ご飯まで食べていけば?」
→用事がないのであればお言葉に甘えましょう。

「結婚式選び一緒に行かせて欲しい」
→こだわりがないのであれば一緒に式場を選びましょう。

「たくさん食べてね」
→遠慮して残ってしまう方が失礼になります。

など…。こんな場面が出てくる可能性があります。ご両親の気持ちもしっかりと考えて答えられるようにしてくださいね。

ご両親が話しているときは目を見て聞こう

息子の結婚挨拶をご両親も、とても緊張して真剣に話をしていると思います。「息子はね…」と子育てについて話してくれたり、結婚に対しての想いを伝えてくれるかもしれません。

そんな時に、失礼な態度をしてしまうとあなたの印象はかなり悪くなります。大切な人のご両親です。しっかりと話を聞いて想いを受け止めて欲しいと思います。

  • スマホをいじって聞いていない
  • 爪をいじったり目線があちこちにいっている
  • 適当な返事をしてすぐ自分の話をする

このような態度は絶対にダメ。「話を聞いていないな」「真剣ではないな」とすぐに分かってしまいます。普段から人の話を聞くときの態度を気にしてみましょう。

彼氏にお願いをしておこう!結婚挨拶で男性にリードしてもらうべきところ

あなたが一生懸命気を遣っていても、彼氏が何も考えていないと「もう!」と怒れる場面がたくさん出てきます。

先に「こんな時はこうしてね」と彼氏にお願いをして欲しいと思います。そうすることで、変な雰囲気になることもなく、スムーズに結婚挨拶ができるのです。

息子だから言えること、切り出せることがあるとあります。男性はなかなか気付くことができないので先にお願いしておくといいと思いますよ。

あなたの紹介は先に彼氏にしてもらおう

上記でもお話ししましたが、彼氏が先に「お付き合いしている~さんです。結婚しようと思っています」としっかりと伝えてくれるとスムーズに進みます。

「結婚挨拶なんてそんな固くなくても!」なんて彼氏が想っていると、普通に実家に帰るだけの感覚になり挨拶ができなくなってしまうのです。

「しっかりと挨拶をしたいから、私のことをまず紹介してね」と彼氏にお願いしておきましょう。

「断る」行為はなるべく彼氏がする

ご両親がご飯を誘ってきても、どうしても帰らなければいけない用事があったり譲れないことがあったら、彼氏に断ってもらうようにしましょう。

あなたが断るのは、なかなか難しいし印象が悪くなってしまうのが怖いですよね。なので、彼氏に「今日は帰るね」「二人だけで決めたいな」など断ってもらうようにしましょう。

そして、あなたが「また~日にお邪魔しても良いですか?」「ドレスを一緒に見てくれますか?」など少しフォローを入れられると良いでしょう!

ご両親とあなたの間を取り持ってもらおう

気が遣えない男性だと、どこかへ行ってしまったり両親と息子だけで話している…そんな状況になってしまいます。「間を取り持つ」ということに気が付かないのです。

なので、「緊張してしまうから、間に入ってね」「話せるように私に話を振ってね」と最初に彼氏にお願いしておきましょう。

気付いてもらいたいものですが、男性はなかなか言わなきゃわからないことがあります。伝えておけば、きっと彼氏もあなたと両親のことを気にして間に入ってくれますよ。

先にご両親の好みや趣味を教えてもらう

手土産はもちろん、会話の内容も何を話せば盛り上がるのかを彼氏にリサーチしておきましょう。息子だからこそ、知っていることがたくさんあると思います。

好みや趣味を知っていれば、「~が好きと聞いたのですが、私も…」なんて話を盛り上げてコミュニケーションを取ることができるようにします。

何も情報がないよりも、あった方が絶対にたくさん話ができますよ。

結婚挨拶を成功させて素敵な一歩を踏み出しましょう!

とても緊張すると思いますが、大切な人のご両親ですから好印象を持って欲しいですよね。マナーを守って、結婚挨拶を成功させましょう!

これからのための一歩を勇気を出して踏み出して欲しいと思います。

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