遊び人だった男は彼女との結婚で落ち着く?遊び人のホンネと本質

どちらかと言えば、女性よりも男性のほうが「遊び人の確率」は高いのが事実です。

自分は遊び人だからと、悩んでいるとするなら、もしかすると「結婚すれば落ち着くのでは」と考えてしまうこともあるでしょう。でも、本質は変わらないもの、なかなか難しい現実があるようです。

男性は結婚で落ち着いて、変わることができるのか、少し考えてみましょう。

遊び人とはどこから言うの?男女で違う境界線

遊び人のイメージ、それってどんなものでしょうか。

まずはココから考えなくてはいけません。

自分では思っていないようでも、周りから見れば遊び人と言われたりする、自分と周囲だけでなく、男女間でもこの考えかたが違うのを覚えておきましょう。

「遊ぶ」という感覚、実際捉えかたが違いますよね。異性と連絡を取るだけでも、数が多くなれば遊んでいると思われますし、不特定多数の異性が相手で関係を持っているということもあります。

とはいえ、「結婚前なら自由」という考えかたもあり、実際のところ法律でどうこう言われるものでもありません。

だから、境界線がちがうのです。

男女間で言えば、遊んでいるという考えかたは、例え二人きりで会うだけでもNGという人が多く、要は男女の仲をどこからと考えるかによります。遊んでいるとしても、本人はその気が無いとしても、付き合っている彼女からしたら、そのこと自体が許せない場合もあります。

そして大半が、「付き合っている以外の異性とは二人で会うのもNG」と考えています。

あなたの「遊ぶという境界線」はどうでしょうか。

遊びたいと思うココロ、それがどこから来ているか探ること

遊びたいって、なぜ思うのか考えたことがありますか?

これは「オトコだから」ではありません。

異性と遊びたいと思うのは、いずれ本当の伴侶を探すためにお試しみたいなもの、考えかたによっては一度限りの人生を真剣に考えているとも言えます。

言うなれば、出会いを大切にして、本気で最後の相手を探しているのです。

ただ、これが数が多くなると、「遊んでいるだけ」に思われてしまいます。特定の彼女がいるなら、その相手から見れば「私以外に女性がいるのはおかしい」となるのです。

多くは真面目に付き合っていくのですが、そもそも「真面目」ってなんでしょうか。ひとりの女性と付き合うこと、それだけで間違いなければいいとしても、幸せな結末が待っているか分からない、そう考えたら多くの女性と付き合ってみるのもアリと言えます。

でも、カラダの関係を持つこと、それって人間なら一線を越えたと判断されるので、世間的に見ると「遊んでいる」となってしまいます。

もし、本当にひとりきりの相手を探すつもりがあるなら、特定の彼女を作る前にやるべきですね。

結婚しても男性が落ち着くのは難しい

男性が落ち着きたいと考えていて、今の彼女と結婚したとして、果たして落ち着くことはできるのでしょうか?

男性は、どこまでいってもオスという生き物、保守的ではない分だけ、結婚前の女性との関わりかたは、クセとして残ってしまいます。

結婚自体に何を求めるかにもよりますが、飽きっぽい性格だったりすると、ますます遊び人の浮気リスクは高くなります。

基本的に飽きたら遊びに行く可能性はある

だいたい、人間はそうそう起用でもないので、複数の女性を同じタイミングで相手するのなんて、限界があるものです。それなのにそう思うのは、「今の相手に飽きが来ている」のもあるからです。

男性には二種類の考えかたがあって

  • 飽きても仕方ないと思える
  • 飽きたら外に目が行く

そのどちらかなのです。

どちらも否定のしようがないのですが、後者になると少し厄介です。言い換えるなら、「目移り」になるので、集中力にも欠けてしまうからです。

結婚そのものは、ひとりの女性を愛するためにやること、遊び人気質を落ち着けるための結婚なんて、求める効果があるとは思えません。

根本が違うのです。

結婚したいと思う気持ち、それがどこから来るかでも変わってきます。

同じ女性を一生愛し続けたい、そう思えるようになったのであれば、遊ぶことを落ち着けられるかもしれません。逆に、落ち着きたいから結婚するというのでは、いずれ「結婚の重み」がすり減ってしまいます。

だから、結婚後に落ち着こうと思って結婚するのは、効果は薄いと言えます。

仕事が上手い男性は女性関係も増えるもの

仕事上手って、男性ならそう呼ばれたいものです。

仕事が上手いというのは、人間関係が上手な証拠。その反面女性との関係も上手く立ち回れるので、逆手にとれば女性関係を優位に進めることができます。オフィスでバリバリ働いている男性って、同じ男から見ても「プレイボーイ」に見えます。

それもなまけることなく、万能にこなしていけるというところで、女性との関係作りが上手なのでしょう。

また、仕事が上手な男性には、女性が自然と惹かれたりということもあるので、思わぬ女性関係が増えたりということもあります。

仕事で不利になりたくない分、それも卒なくこなすのがデキるオトコなのです。

上手く切り分けられたらいいのですが、これがまた難しいところ、オトコとしてのサガもあるので、上り調子な関係で増えていき、「遊び人認定」されてしまうのです。

結婚して子供が産まれてから初めて理解することも

男性が落ち着くとか、改心するというのが、ここです。

奥さんはどこまでいっても他人、でも子供が産まれたら、血の繋がった愛する者のために、男性も変わることができたりします。

確かに、「家庭も子も顧みない」ような、ひどい男性もいますが、子供の存在は確実にあなたを変えてくれるでしょう。

だって、あなたが稼いでこなければ、食べることができない、死ぬリスクすら秘めていますから。普通であるなら、このことできっと大きく変わるでしょう。

ですが、結婚だけでは変われないということでもあるので、やはり「子を産む覚悟」も必要です。結婚と家族が増えることは、セットのようなものですから、いつまでも夫婦二人というわけにもいきません。

また、最近では女性も結婚後に働くというケースが多く、この状況で子供がいなかったりすると、お互いの生活がバラバラに自立してしまいます。

頼らずに生きていけるというのは、それはそれで素晴らしいことですが、だったら結婚する必要も無かったでしょう。

やはり子供の存在が、男性の遊び人気質を変えてくれること、多々あるようです。

男性に伝えたい!遊び人認定されてしまう行動

遊びに人として変われない男性の行動って何があるのでしょうか?自分では変わったと思っていても「変化がない」とおもわれてしまうこともあります。

結婚してからは「家に帰らない」と遊び人と言われる

結婚後は家に帰りましょう。

変なことを言うようですが、「結婚前と同じような生活スタイル」ではダメです。

仕事終わりの飲み会であっても「数が減るのは当たり前。」結婚するいうことは、家に待つ人がいる、そのことを忘れてはいけません。

「嫁さんだから当たり前」ではありません。「待っている」のですから、それに応えるのが夫としての務めなのです。

女性と遊ぶだけが、遊び人と言われる定義ではありません。仕事帰りに家に直行する、それが「普通の夫」というラインです。なにをするわけでもなく、仕事と家の往復、そんなご主人はたくさんいます。

それができるなら、きっと結婚後の落ち着くことはできるでしょうし、周りからも「落ち着いた」と評価されるのです。

できるようで、実はこれってかなり難しいことでもありますが。

一家の主として稼ぐだけではいけない

男性の中には、結婚して落ち着くとは、「お金を入れたらいい」と考える人もいます。

一家の主とは、お金を入れるだけではない、またそう考えると、自分も奥さんも「生活協同者」でしかなくなってしまいます。

一緒にご飯を食べたり、生活を共有する、愛し合うことだってあるでしょう。それが夫婦であり、結婚することなのです。

社会的に見ても、日本では男性優位が抜けない分だけ、「一家の主は男」となっていますよね。

でも、ひとつの家庭を周りから見たとき、一家の主が常にいないようでは、家庭として疑われてしまうのです。稼いで給料を入れる、それは「一家の主として最低限」であって、経済的な部分だけで主とは言えません。

中には、「結婚したこと」で鼻高々な男性もいますが、それって「ちゃんと主をできているか」は疑問です。

家庭全体のこと、それを経済的な面も含めて、舵を切るのが一家の主です。お金だけ入れて、自分は好きな時間を過ごしているなんていけません。

結婚しても、こんな考えだったりすると、落ち着けたとは言えませんね。

自分の生活態度を振り返っても変わることはできない

生活態度って、性格に似たようなもので変えるのは簡単ではありません。

結婚することに、生活態度の改善だけを望んでいては、結果として結婚そのものがダメになってしまいます。

奥さんだって、好きで結婚したとはいえ、家事も全然できないあなたなら、先の生活も不安になるでしょう。

家のことは自分がひとりでやる、そんなこと言われなくても突きつけられたら、きっとイヤになります。結婚は気持ちが合ってできること、つまりちゃんと愛し合っているからこそ、上手くいくもの、それ以外の理由で結婚すれば、何であれ上手くハズがありません。

仕事を頑張るためにとか、それなら「支える」として結婚を受けてくれる彼女もいるでしょう。

その代わり、大きな稼ぎがあって、妻になる彼女を養っていける必要があります。

でも、生活態度を改めたいからと結婚するなんて、彼女からしてみれば「結婚前に改めてからプロポーズして欲しい」と思うハズです。

だって、結婚してすぐに改善なんてできませんし、それを待っている間は、彼女がガマンを強いられるわけです。

せっかく結婚して、妻になったのにイヤなことからスタートするなんて、悲しい結婚生活になってしまいます。

やっぱり、自分が変わろうと思って、やってから結婚するのが妥当です。

自分が変わろうと思う意思があるなら、結婚は吉

そもそも、結婚する前に「自覚」って、したことがありますか?

結婚を機にでも、自分自身が変わろうという覚悟が必要、それができないなら、結婚しても落ち着くことなんてできません。

人間は都合の良いもので、いずれ「結婚は別」と考えるようになるものです。

結婚自体がうざったいものになってしまえば、それは意味のないことですよね。

変わるつもりで結婚しても、変わる過程に疲れてしまい、結局のところ結婚すらダメにしてしまう、無意味なことでしかありません。要は、「自覚して自ら変わる努力」をしなければ、何も成し得ないでしょう。

そう考えていくと、順番でいくと「結婚前に自覚して変わる」ことを考えるようになります。

性格的な問題は長引く可能性大、いつかは大人になるなら今すぐに

いつかやろうなんて、いつやるか分かりませんよね。

性格的な問題は、変えたり解決するのは困難、やるなら今すぐにやり始めるべきです。結婚に期待するのも良いかもしれませんが、そのための犠牲者が出るのです。

彼女であり、将来の奥さんですよね。

あなたのことだけで、彼女の人生を犠牲にするのでしょうか。

本当に好きな気持ちは間違いないのであれば、結婚することについて、もう少し深く考えるべきです。落ち着くことも、確かに難しいかもしれません。でも、それを「結婚を機に」では遅すぎます。

落ち着こうと思うなら、結婚前にちゃんと変わる努力をして、気持ちだけで正式な結婚を申し込む、これが一番の理想です。

結婚を機になんて、他力本願でしかなく、彼女にも失礼です。

最後は、全ての人が幸せになるために生きている、そう考えるなら今の行動を見直して、自ら落ち着けるように努力して、彼女を安心させてあげましょう。

それが彼氏の務めですから。

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