彼女へ贈る、結婚指輪の選び方。一生身に付けてもらうために
結婚指輪の選び方、どうしても彼女優先で、女性的な目線だけになってしまいがちですよね。
婚約指輪とは違って、結婚後も毎日身に着けるため、それなりの実用性がなくては、使い続けるのも難しくなります。
彼女との結婚指輪の選び方、そのポイントとアドバイスをまとめました。
結婚指輪の由来。着ける?着けない?
古くは江戸時代からあったと言われるのが、結婚指輪。
お互いを伴侶として認め合い、またそれを周りにアピールすること…それは昔も今も変わらず、指輪というカタチで存在しています。
今よりもっと厳しかった時代、結婚したことに対する意識はもとより、それを守り誓い合うことに重きをおいていた昔でさえ、結婚指輪があったのです。結婚指輪の意味と重みが分かりますよね。
結婚指輪をしなくても夫婦関係を継続できる人はたくさんいますが、わざわざ指輪を着けることで、それをお互いが認識し合うのです。
結婚指輪は婚約指輪と対照的に!結婚指輪の選び方
結婚指輪とは別に、婚約指輪もありますよね。
婚約指輪はメモリアル的に、結婚指輪は制約的に考えると、選びやすくなるかもしれません。
婚約って、印象的で人生を激変させる約束ですよね。
結婚となると、「婚約を果たすだけ」なのですから、「その後にこそ意味がある」のです。
「その後」を継続するためのものですから、婚約指輪のようにゴテゴテしているのも考えものです。
着け続けられるものでなくては意味がありません。
さりげなくでも、着けていることで、それを意識させる、結婚指輪とはそういうものが理想です。
よほどの大金持ちで、家事もしないセレブでもない限り、ゴテゴテした結婚指輪なんて、邪魔になるだけですから。
デザイン重視にしたいのが女心
結婚指輪は、「指輪だからこそ」女心が先行します。
デザイン重視にしたくなる女心、そうなってくると費用も高くなるので、結婚指輪は日常的に着けるということを考えなくてはいけません。
デザインを考えすぎると、例えば宝石が入っているとか、価格もそっちのけになってしまいがちです。
宝石を入れたいなら、指輪の内側に付いたものにするとか、日常的に着けやすいものにしましょう。
あまりにオシャレだと、結婚指輪と言えど、非常に高価な物もあるので、高価な物を着けたまま家事をするのも、気をつかってしまいます。
彼女が、結婚指輪選びで暴走しそうなら、「先々長く着けること」を話して、少し落ち着かせてあげましょう。
あと、金額にも限度があるので、そういう意味でも、あまり高価な物は避けたほうが良いでしょう。
調べてみると、結婚指輪は3万~8万という物を選択する人が多いので、それも覚えておいて参考にしましょう。
デザインについては、なにも夫婦お揃いでなくても構いません。
大きな宝石が入ったものは着けにくい
大きな宝石が入っていることは、キレイかもしれませんが、あまり結婚指輪には向きません。
大きな宝石が入っていると、まずは家事の邪魔になり、その宝石が傷つかないか気になってしまう、普段使いとしては目立ちすぎたりします。
指輪の中に埋め込んである程度にして、出っ張ったものは避けましょう。
洋服に引っかかったり、最悪の場合は、宝石でケガをすることもあるようです。
何かイベントごとに出席する場合は、婚約指輪を着けるでも構いませんが、結婚指輪に大きな宝石の付いたものを選ぶと、何かと気苦労が絶えません。
記念だからと、宝石の付いた物を選びたくなる女心、結婚する夫として初めての仕事とでも考えて、少し控えるように言うようにしましょう。
シンプルデザインが無難
デザインもいろいろですが、あまり派手なものは避けましょう。
派手だったりすると、すぐ飽きる可能性も高いので、結婚指輪のデザインは、シンプルな物を選ぶようにしましょう。
普段使いだからこそ、派手なデザインは飽きてきて、それをそのままずっと着けることになります。
「薬指にリングがはまっているだけ」という感覚で構いません。
あくまでも、デザインはシンプルにして、例えば2つの輪が重なったようなダブルリングは、幅も大きくなるので、結婚指輪には適していません。
結婚指輪はシンプルデザインであることが一番です。
ゴールドにするならピンクゴールドを選ぼう
デザインを選ぶ幅が少ないなら、色を考えると良いでしょう。
定番のシルバーもおススメですが、ゴールドを選ぶなら、女性らしいピンクゴールドにして、オシャレなものを選んであげましょう。
色やデザインは好みもありますが、ゴールドは少し年齢を感じさせることもあるので、シルバー以外なら、ピンクゴールドがおススメです。
彼女の好みを聞いたうえで、ゴールドは避けて提案してあげると良いでしょう。
指輪って、どんなものでも、くすんでくるので、色があせたり、汚れてきたりします。
結婚指輪となると、そこまでメンテナンスもしなくなるでしょうから、シルバーよりは色つきが良いですね。
特にシルバーは、汚れもくすみも目立つので、せっかくなら色つきの結婚指輪にしてあげて、色を良く選びましょう。
中には、ダークシルバーというのもあるようですが、あまり選ぶ人は少ないようです。
無くす可能性があるのでサイズをしっかり選ぶこと
女性は手がむくんだりして、指輪がうっかり水仕事で外れて、流れてしまうことがあります。
無くす可能性があるからこそ、サイズをしっかりと選んで、外れにくく着けやすい物にしましょう。
サイズについては、お店で測ってくれるので、それに従って選ぶと良いでしょう。
ネットで結婚指輪を買う人もいますが、サイズの確認ができないので、あまりおススメできません。
表記通りになっていないのが指輪なので、調整を含めて考えると、やはりお店で直接購入したほうが良いでしょう。
意外にも、「結婚指輪を無くす人は多い」ので、注意しておきましょう。
費用は5万円くらいが相場
結婚指輪って、着け続けるからこそ、悩みもあるものです。
普段から身に着けることで、擦れたり汚れが付着するので、あまり高価な指輪は適さないでしょう。
大きな宝石が付いているのと同じですが、高価すぎる指輪は、何かと気を遣うことになります。
少しぶつかるだけでも、傷が気になったりしますし、過剰な人は、水に濡れることを嫌う場合もあります。
外して水仕事をするのですが、いちいち面倒でしょうし、無くす可能性が高くなります。
せっかくの結婚指輪なのですから、ずっと着け続けてほしいものです。
相場は5万前後という人が多いので、それも参考にして、価格を決めるようにしましょう。
結婚指輪は、汚れる前提とするなら、この費用を抑える夫婦も少なくありません。
結婚指輪は何といっても着けやすいものすること
結婚の象徴と言えるのが、指輪ではないでしょうか。
宝石もデザインも、普段から着けやすいものにするために、「最低限」のものであれば充分です。
結婚を戒めるために、指輪を着けるという人も少なくないハズ。
そのためには、「着けやすいこと」は、最低条件と言えます。
「邪魔だから着けない」という人もいますが、「邪魔にならないものを選ぶだけ」で済みますし、せっかくならタンスに入れておくのではなく、着けてこそナンボと言えます。
着けられないものを選んで、指輪を眠らせておくよりは、着けられるものにお金を使ったほうが得ですよね。
結婚指輪を着けていることで、少なからず「結婚した意識は高くなる」のですから、「着ける必要がある」とも言えます。
お互いが贈り合う物ですから、着けてあげることも大切な気持ちなのです。
何かと邪魔になることもある
結婚指輪、中には邪魔に感じる人だっているでしょう。
友達との飲み会や、遊びに行くときなど、結婚したことが邪魔に感じる人は、結婚指輪を外したいと思うこともあります。
あなたの奥さんに限って、そんなことは考えたくありませんが、外したくなる理由は一つでも少ないほうが良いでしょう。
先の説明の通り、「結婚指輪をしていることで意識が高くなる」のも事実です。
うっかり浮気心が生まれることだって、あり得ないとは言えません。
そんなとき、邪魔に感じて外したくなるような指輪なら、浮気したくて結婚指輪を外してしまうことだってあります。
「邪魔にならないような選択」は、いろいろな意味で必要と言えるでしょう。
せっかくなら着け続けられる選択をしよう
結婚指輪を選ぶのも、理由を考えれば簡単ではありません。
一番は、着け続けられるものを選ぶこと、結婚したことを象徴付けるためのものとして、そう考えるようにすれば、無難な物に行きつくでしょう。
着けないことって、個人差がありますが、周りから見ても「結婚してない」と思われれば、言い寄ってくる人がいるかもしれませんよね。
でも、結婚指輪をしているだけで、少なからずストップがかかるのも事実です。
そういう意味でも、結婚指輪には自己防衛の機能があるのです。
あまり買い替える物でもないので、いろいろと見た目で選びたい気持ちは理解できますが、それだけだと結婚指輪を着けにくくなってしまうので、意味がありません。
機能性重視として、着けるために選ぶこと、それが結果として、結婚生活を上手くいかせようとすることにつながっていくのです。
決して安い買い物ではないので、しっかり選んで、後悔しない結婚指輪としたいものですね。
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