お見合いの流れガイド。よく確認しておくといいポイントは

婚活の方法の一つとして昔から人気の「お見合い」。ただ、最近は婚活のかたちもさまざまありますし、お見合いにはなじみがなく何をどうすれば良いのか分からない人も多いですよね。

「お見合いすることになったけど、どうすればいいの?どんな流れで進んでいくの?」

……とお見合い当日を前に途方に暮れている人も多いのではないでしょうか。せっかくのチャンスですし、流れについて何も知らず、相手や仲人さんに迷惑をかけてしまうのだけは避けたいですよね。そして、しっかりチャンスを活かして、結婚につなげることが何よりも大事なことです。

そこで今回は、お見合いの流れについて詳しく解説していきたいと思います。

そもそもお見合いとはどんなもの?

「お見合いって、ドラマや映画の中でしか見たことが無いけど、実際どんなものなの……?」と思っている人も実際のところは多いですよね。

両親が相手を決めてきて、お見合いをして……なんて婚活のかたちが主流だった時代はすでに過ぎ去っているもの。恋愛結婚する人も多ければ、婚活パーティーや合コンなどで結婚相手を見つける人も最近はとても多いでしょう。

お見合いでは、仲人(もしくは世話人)と呼ばれる人が、二人が恋仲になっていずれは結婚を考えられるよう、仲を取り持ってくれます。

まずは仲人さんからの紹介を経て、実際に会いに、二人で食事したりデートに出かけたりなどの段階を踏んでいきます。ちなみに最近は、いきなり二人で会う流れのお見合いも多く、お見合いというものも時代に合わせて多様化してきていることが分かりますね。

お見合いといえば昔の人がする印象も確かに強いですが、実はこのお見合いでの結婚は、現代の若い人たちの間でも多かれ少なかれ行われているのです。お見合いの機会がもし自分に訪れたら、ぜひ前向きには考えておきたいところですね。

お見合いの流れをチェックしておこう

ではここからは、実際にお見合いは具体的にどんな流れで行われていくのか、どのように交際は成立するのか、パターンの一例を見ておきましょう。

お見合いの話を聞き、異性の紹介を受ける

まずお見合いは、基本的に仲人となる人から、お見合いの誘いを受けることで始まります。

昔は世話好きな「お見合いおばさん」が近所にいて、いろいろな人のお見合いを世話してきたといいます。しかし現代ではそこまで地域のつながりが深いわけではありませんし、近所に世話人がいて~というパターンは減っていっているでしょう。そのため最近は、仕事の先輩、上司、取引先などでお世話になっている人、お店のお客さん(お得意様など)、そして両親や親戚、学生時代の恩師(先生)などから紹介を受けて、お見合いをするパターンが多いです。

そしてお見合いをするかどうかは、相手のプロフィールや写真などの情報を見てから決めます。プロフィールは、年齢、そして職業や学歴、趣味や簡単な性格などの情報がほとんどです。それらをチェックし、良さそうな人だと感じたら、お見合いを受けるという返事をします。

当日はカフェやレストランなどでお見合い

お見合いは、カフェやレストランなどの飲食店を場所として行われることが多いです。例えば由緒正しい家柄の人がしっかりとしたお見合いをするなら、高級ホテルのラウンジや、高級料亭などを使うことも確かに多いかもしれません。

ですが特にそういったケースでなければ、普通の喫茶店などでお見合いをすることが多いです。どんな場所でお見合いをするべきかというのには特に決まりはないため、仕事後に居酒屋でお見合いをするというパターンも中にはあるようです。

日にちの調整は、基本的に仲人さんがしてくれます。そして当日になったら、3人で待ち合わせをし、お見合いをする場所に入ります。

簡単な挨拶と自己紹介をして会話をする

そして席に座ったら、いよいよお見合いスタートです。最初は簡単な挨拶と自己紹介から入っていきますが、基本的に会話の流れは仲人さんが作ってくれる場合が多いため、あま固くなりすぎる必要はありません。

自己紹介も、変に形式的にする必要はないでしょう(その場の流れや空気にも寄ります)。あくまで仲人さんが会話の流れを作りながら話を進めていってくれるため、もともと異性と話すのが苦手な人でも、お見合いなら気楽に話せた……という人は結構多いです。

3人で会話するのは、大体1時間程度続けていくのが自然なパターンです。ただ、流れ的に盛り上がれば、もう少し長い時間話すこともあります。

その後は2人だけで残ったり、別のお店に行ったり

その後、2人の仲が良い感じに深まってきたら、仲人さんはそのまま退席して2人きりになるか、もしくは別のお店に移動して改めて話をしたりします。

このときの流れとしては仲人さんが2人で別のお店に行くように促したり、男性の方から女性を「良かったらこの後もいかがですか」と誘ったり、その場の空気によってさまざまです。もしお見合いに自信がない場合は、基本的に仲人さんに流れをお任せしておくと良いでしょう。

そして2人きりになったら、さらに深い会話をしたりして交流していくという流れです。このとき次のデートの約束をしたり、連絡先を交換したりするのがよくあるパターンですね。

最初から2人で会うパターンのお見合いもある

ちなみに、最初から仲人さんなしで2人で会うパターンのお見合いもあります。ただ、基本的に流れとしては特殊なことはありません。2人で待ち合わせをして飲食店に入り、簡単に自己紹介をしてから仲を深めていきます。

いきなり2人だと最初の待ち合わせの段階で話しかけるのはなかなか緊張しますが、仲人さんがいないからこそ、最初から変に気を遣うことなく会話ができるという良さもあります。

真剣交際するかどうか返事をする

実際にお見合いが終わったら、その後は真剣交際するかどうか、仲人さんに返事をします。もちろんお見合いしたからといって必ず交際しなければならないわけではありませんので、ちょっと合わないかも……と思ったら、しっかり断ることが大事です。

返事はなるべくあいまいな状態を長く続けることなく、早めにするのが基本です。

結婚相談所がサポートしてくれるお見合いも

ちなみにお見合いの中には、単純に自分の知り合いから紹介を受けるだけでなく、結婚相談所がサポートしてくれるお見合いもあります。この場合、仲介者となるのは結婚相談所のアドバイザーです。

結婚相談所での決まるお見合いは、たくさんの人が相談所に登録しているからこそ、自分にぴったり合いそうな人と出会える可能性があります。また、いわゆる付き合いや面子といったしがらみも絡んでこないため、最近は結婚相談所を通じたお見合いを選ぶ人も増えているといいます。

結婚相談所がサポートしてくれるお見合いも、基本的に流れは同じです。まずは仲介者である担当アドバイザーと3人でホテルなどに集まり、挨拶と自己紹介、そして具体的な会話をしていきます。

そしてお見合いの返事はアドバイザーにして、相手と交際するかどうか伝えます。ちなみにこのときの連絡先の交換などは、アドバイザーが仲介してやってくれる場合が多いので安心です。

お見合いの流れを理解したら準備をしよう!

せっかくのお見合いという大事な機会ですから、幸せな結婚につながるチャンスにしたいですよね。お見合いすることになったら、まずは流れを理解し、お見合いというものはどんなものなのかを知っておきましょう。

そして流れをチェックし日程も決まったら、いよいよお見合いで素敵な人をゲットできるよう、準備を始める必要があります。

相手のプロフィールをよく確認しておこう

大事なのは、先に相手についてよく知っておくことです。ほとんど知らない状態でお見合い当日になってしまったら、会話が噛み合わないことが出てきてしまいます。

相手のことを確認してきていない=興味がないという状態が丸わかりになってしまいますよね。そんな失礼な対応をされたら相手は嫌な気持ちになりますし、仲人さんにもなんだか気まずい思いをさせてしまいます。

また、プロフィールを確認しておくことは、相手との会話をしっかり盛り上げるうえでも重要なことです。相手についてある程度知っていれば会話はスムーズですし、それに合わせた話題もあらかじめ用意しておくことができます。

嫌な印象を与えないか自分の振る舞いをチェック

お見合いにおいて、印象はとても大事です。いくら流れをインプットしておいたとしても、嫌な印象を与えるような態度、接し方をしてしまいがちな人は、お見合いで嫌な空気を作ってしまいます。

例えばすぐに下を向いて相手と目を合わさなかったり、態度がどこか偉そうで上から目線だったり、自分の話しかしなかったり……そんな振る舞いが目立つ人は、どうしても良い印象にはとらえられませんよね。

お見合いの流れを理解したら、そのお見合いというチャンスを活かせることができるよう、自分の印象アップを意識するべきでしょう。ぜひ嫌な印象を与えるような振る舞いをしていないか、自分の行動や態度をお見合い前に振り返っておきましょう。

お見合いの流れを理解してスムーズな婚活を!

お見合いの流れをあらかじめ理解しておけば、婚活もスムーズですよね。お見合いは仲介となってくれる仲人さんや結婚相談所スタッフがいるからこそ、初対面の人と交流するのが苦手な人にもおすすめな婚活方法になります。

結婚したいけど出会いがない、異性とうまく喋れない……という人は、ぜひお見合いを一つの選択肢に入れてみると良いでしょう。いつもとは違った出会いを経験でき、それが幸せな結婚につながる可能性は十分あるはずですよ。”

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