知っておくべきフレンチのマナー。スマートに食事をするための基礎知識

フランス料理は接待や会食、大切な方とのデートなど「大切な時間」を過ごす際に訪れることが多いジャンルかと思います。

そんなフランス料理はイメージ通りの優雅な食事をするため、細かなマナーや礼儀、そして知識が必要となってきます。

それらを知らずして食事をしてしまうとマナー違反や周りから知識がないものと思われてしまい、せっかくの食事も楽しさが半減してしまいます。

今回は、フランス料理の知識・マナー・礼儀など細かなところまで理解してフランス料理をストレスなく優雅に楽しんでいただきたく思います。

この機会をチャンスと捉えて頂き、是非ともフランス料理のマナーを身に着けていきましょう。

フレンチの歴史について

フランス料理のイメージはあるもののフランス料理の歴史について知らない人は多く、まずがマナーを知る前に歴史からお伝えしていきます。

フランス料理の始まりは、ルネサンス時代の15世紀末から16世紀初めにかけて、イタリアを侵略していく中で、レオナルド・ダ・ヴィンチを連れ帰るりモナ・リザを献上させたりし、イタリアのメディチ家との縁組を実現させたところから始まりました。

フランス料理は大きな恩恵を受けながら発達しました

元々フランスでは12世紀まで、ロースとした肉と茹でた野菜のみを食べており、料理の発展という面ではイタリアに後れを取っていたほど。

14世紀になり、今でいうシチューのようなものが誕生し、タイユヴァンが新しい料理法を考案するなどしてフランス料理のベースを築いていきます。

まだこのころには、フォークもマナーも肉類を切るのに使うナイフなどもなく、想像がつかないかもしれませんが当時は手掴みで食事をしていたほどでもあります。

16世紀にはいるとメディチ家の貴族たちとの交流をしていく中で、当時華やかな料理であったイタリア料理に対抗する熱が高まりフランス料理はここから急激に発展を遂げていきます。

当時の最先端とされたイタリア料理の技法がフランスに伝えられ、スープにソース、トリュフにアーティチョーク、デザートにリキュールなど多くの食材が伝わり、中でもトリュフはフランス人にとって病みつきの食材でもありましたね。

この頃に、まだマナーを知らずイタリアに後れを取っていたフランス貴族は食事のマナーを理解し覚えていきます。

徐々に今のフランスのイメージが沸いてきますね。

フランス革命によって料理が徐々にステップアップ

17世紀に入るとルイ王朝の時代が始まり、フランス領土が広がっていく中でフランス料理の文化にも華が咲き始めていきます。

ルイ15世は美食家とも知られており、また自身の名前が料理名となることを好んだことから、料理の目的が食材の味を引き出して肉や魚のだし汁を使うようになってきました。

今でいうブイヤベースなどの先駆けとも言えますね。

18世紀になるとはじめての「レストラン」が誕生してキャビアやビーフステーキなどのフランス料理が誕生しはじめ、この頃からコーヒーの流通も広がっていきます。

1789年のフランス革命によってフランス料理は大きくステップアップしていきます。

フランス革命後、フランス料理の美食の考えは大衆にまで広がっていき、ナポレオンの時代になるとより上質で洗礼された料理を求められるようになっていきます。

こうしてイタリアの文化に影響を受けながらフランス料理は発展していき、今の高級なイメージまでになっていきました。

高級なフレンチレストランでの服装のマナー

それでは、ここから食事中のマナーに目を向けていきます。

まずは、フランス料理店を訪れる際の「服装」のマナーについてです。

フランス料理店では、サンダルやTシャツなどのカジュアル過ぎる服装はマナー違反とされており、日本のフランス料理店においても高級店やミシュラン星付き店舗などですとドレスコードの指定もあるほど。

男性の服装

男性の場合は、ジーンズやスニーカーを避けて、ジャケットや襟付きのトップスなどにしていきます。

もしくはスーツにネクタイなどの服装も良しとされており、カラーや柄がマッチしたものを着ていき、綺麗に汚れを落とした革靴などを履いていきます。

女性の服装

女性の場合は、カジュアル過ぎるアイテムは極力避けるようにして、ジャケットやスーツの着用も良しとされ、上品なワンピースなどでもOKですね。

靴はヒールがあるものを選び、アクセサリーを身につける場合は、ゴールドやシルバーなどフォーマルなものをチョイスしていきます。

バッグはポシェットやクラッチバッグなどのパーティーなどでも使うことができるものを選んでいきます。

カジュアルなフレンチレストランでの服装のマナー

一方で、フランス料理店の中でもカジュアルのお店も近年は増えてきており、そちらでの服装は、高級店ほど固くないので変わってきます。

男性の服装

男性の場合は、ジャケットにTシャツやポロシャツなどのカジュアルな服を選択し、ロングパンツやジーンズ、スニーカーなどを履いていきます。

ただジーンズでも、ダメージジーンズなどは避けるようにしていき、スニーカーもカラーが派手すぎるものは極力避けていきます。

女性の服装

女性の場合は、あまりカチッとしすぎないカジュアルな服装でもOKです。

ジャケットをや肩開きニットにキャミソールやワンピースにジーンズなどでもOKです。パンプスやヒール付きのブーツやスニーカーも良しとされております。

フランス料理店における「入店~着席」までのマナー

さて、服装もしっかりと決めてきたら、いよいよフランス料理店に入店していきます。

フランス料理店では、入店時からマナーがしっかりとありますので、忘れずに覚えておきましょう。

フランス料理店においては、始まりから終わりまで「レディーファースト」であることを念頭に置いておきましょう。

日本では、普段からやっている方とやらない方と別れるかもしれませんが、フランス料理店では男性全員「レディーファースト」の精神を持ち合わせます。

入店時のマナー

まずは扉を開ける際、もちろんドアを開けるのは男性の役目になります。(ただ、お店にドアマンがいる際はドアマンが開けてくれます。)

お店の中に入った後は、女性が一歩先を歩くようにして男性は一歩下がって女性をエスコートしてあげましょう。

着席時のマナー

着席時は、まずはお店のスタッフが女性を上座に案内するので、女性は上座に着席していきます。

男性は女性が座るのを待ってから座るようにしていき、左側から座るのがマナーとなります。

椅子の左側に立って椅子を引いてもらったら、椅子とテーブルの間に入り、椅子がひざの裏に触れたら、ゆっくりと腰を下ろすことで後ろを振り向かないで着席することができます。

座る際はテーブルと身体の間に握りこぶしが2つほど入る空間を空けて、深く腰を掛け背筋はピンと伸ばしていきます。

▼女性が喜ぶエスコートの仕方については、こちらも参考にしてください

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ナプキンの使い方

席に座ると目の前には「ナプキン」が用意されております。

席についたら飲み物や料理が運ばれてくる前にナプキンを膝の上にかけておきましょう。

その際に、ナプキンを長方形になるように半分に折りたたみ、折り目をお腹側にして膝にかけるのが正しいマナーとなります。

食事中のナプキンの使い方

フランス料理では、「ソースが主役」と言われるほどソースを使用した料理などが多くあります。

食事をしていく中でソースが口元についたり、料理の油分がグラスについていると他の料理の味を損ねたり、ワインの風味を損ねたりしてしまう恐れがあるため、ナプキンで口元を吹いて次の料理やワインを楽しんでいきます。

この際ナプキンを使用しますが、半分に折りたたんだナプキンの裏面を使用していきます。

そうすることで、汚れの付いた面を隠すことができ綺麗なマナーが成立します。

席を外す際のナプキンの使い方

お手洗いなど何かしらの理由でテーブルを離れる場合、ナプキンを椅子の上に置くことはマナー違反とされています。

もちろん丁寧に折りたたむなどが理由ではありませんね。テーブルを離れる際は、ナプキンを簡単に折りたたんで椅子に掛けるようにして離れることがマナーとなります。

そうすることで、スタッフの方々がどこに行ったのか心配することなく対応をしてくれます。

カトラリーの使い方

着席すると目の前にはナイフやフォーク、お皿など美しくセッティングされているテーブルを目にすることができます。

  • どうやってこのナイフやフォークを使うのだろう
  • いっぱいあってどこから使い始めてよいのかわからない

などが思い浮かぶかと思います。

ナイフやフォークなどは、多いと16個のセッティングがされております。これらを「カトラリー」と呼びます。

ここからは、料理を楽しむ前のカトラリーについて学んでいきましょう。

テーブルセッティング

カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン)は使う順番に沿って外側から内側に向けて並べられております。

ちなみに、デザート用はお皿を中心として置く側に置かれておりますのでご注意ください。では、これら16種類をご紹介していきます。

1 オードブルナイフ
2 オードブルフォーク
3 スープスプーン
4 魚用ナイフ
5 魚用フォーク
6 肉用ナイフ
7 肉用フォーク
8 デザートナイフ
9 デザートフォーク
10 位置皿
11 ナプキン
12 パン皿
13 バターナイフ
14 シャンパングラス
15 白ワイングラス
16 赤ワイングラス

がありますので覚えておきましょう。

では、次の項目でカトラリーの使い方についても学んでいきます。

ナイフ・フォーク・スプーンの使い方

ナイフとフォークは必ず対になるようにセッティングされておりフォークは左手に、ナイフは右手に持ち、それぞれの人差し指を使用して支えるようにして持ちます。

肩に力を入れることなくリラックスした状態で使用することがスマートな使用方法です。

スープを飲む時
スプーンに関しては、スープを飲む際に使用していきます。通常、スプーンを使用する際には「お皿を持ち上げて奥から手前にスプーンを使用する」ことが多いですが、フレンチではこれはマナー違反となります。フランス料理ではスプーンを使用する際には、お皿を持ち上げることなく優しく手前から奥に向けてスプーンを使用していきます。
お肉や魚をカットする時
お肉や魚をナイフでカットする際には、フォークで料理を優しく抑えるようにしてナイフの先端を使用して優しくカットしていきます。ギリギリと力強くカットする必要性はありませんので、優しく手前に引きましょう。
食事を中断する時
料理を食べ進めていく中でワインやお水などドリンクに手を伸ばしたいときがあります。食事を中断するという意味を踏まえてナイフとフォークをお皿の上に「八の字」になるように置いていきます。この時、ナイフの刃を内側にしてフォークは背を向けるようにして置いていきます。
食べ終わったら
料理を食べ終えた後は、ナイフとフォークをお皿の右下に並ぶように置きます。この際、ナイフの刃を内側にしてフォークは背を下に向けるようにして置いていきますので、フォークに関しては食事中と逆向きとなるので注意が必要となります。
カトラリーを落としてしまったら・・
ナイフやフォークを落としてしまった際には、自身で拾うことはせずスタッフの方に拾ってもらうことがマナーとなります。

知っておいて損はしないオードブルの種類

フランス料理を食べに行く際には、豆知識として知っておくと良いのが「オードブル」の種類です。オードブルの中には、肉料理から魚介系、など様々な食材を使用した料理を楽しむことができますね。

テリーヌ
オードブルの定番でもある肉料理で、肉や魚、野菜などを詰め合わせてジュレでテリーヌ型にはめ込んでカットする美しい「テリーヌ」は見た目色鮮やかで美しさを感じることができますね。
パテ
パイ生地で肉や魚、野菜などを包み込んでオーブンでじっくりと焼き上げた一品で、食べた際に肉の力強い旨味を堪能することができる一品でもありますね。ワインとの相性も良いことから人気の高いオードブルでもあります。
エスカルゴ
エスカルゴは食用のカタツムリを指します。殻ごと蒸しあげるためエスカルゴ専用のトングやハサミが出てきたりします。左手で持って殻の中から身を取り出して食べていきます。
キャビア
世界三大珍味の一つであり、高級食材としても知られている「キャビア」。料理のアクセントとしても食べられることが多く、クラッカーなどに乗せて食べるケースも見受けられますね。
カナッペ
カナッペはサクッとしたクラッカーのイメージをもって頂き、カナッペの上にはスモークサーモンや野菜などがトッピングされております。手でつまんで食べることができるカジュアルな食べ物でもありますね。
殻付きの牡蠣
牡蠣は殻ごと提供されるケースも多く、殻を抑えてフォークですくうようにして持ち上げます。レモンを絞る際には、手で覆うようにして周りに汁が飛ばないようにしていくことがマナーとなりますね。

フランス料理のコースの流れ

それでは、フランス料理のコースの流れを見ていきましょう。

コースの始まりは「ドリンク」から

フランス料理のはじまりはドリンクの乾杯から始まります。

ワインやお水を注いでいただく際の注意として、基本的にグラスを持ち上げることはしないで、テーブルの上に置いたままにしておきしょう。

注がれたドリンクを楽しむ際には、グラスの脚部分のすらっと伸びている箇所を親指と人差し指、そして中指の3本で持っていきます。

いよいよ、乾杯をしていきますが、ここでも注意が必要となります。

乾杯の注意点
気持ちが高まり過ぎてグラス同士をカチンと合わせる人がいますが、高級フレンチ店のグラスなどは繊細なガラスを使用していて割れやすいため、避けることがマナーでもありますね。そのためグラスを持ったら、自身の目の前に掲げてアイコンタクトで「乾杯」をしていくことがワインを飲む際のマナーとなります。

はじめてフランス料理店に行くと、ワインがどんどん注がれてきます。

これはお店の方のサービスの一つでもありますので、追加ドリンクが不要の場合は、ワイングラスに軽く手をかざすことで「もう結構です」のサインを送るようにしていきましょう。

▼ワインの種類については、こちらを読んで予習しておけば安心ですね

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料理前に提供される「アミューズ」

フランス料理では、日本の居酒屋のように「お通し」の意味を持つ「アミューズ」が提供されます。

アミューズには、小さなスプーンですくいあげるようにして食べる野菜や肉、簡単なスープなどが盛り付けられています。

空腹状態でアルコールを入れてしまうと良いが回ってしまい、せっかくの料理をおいしく頂けないので、まずはアミューズで空腹状態を防いでいく意味合いも込められておりますね。

料理の一品目「前菜」

アミューズを終えると、待ちに待ったフランス料理のフルコースが始まってきます。まずは「前菜」から始まります。

前菜の食べ方
前菜では、パテなどの肉料理系のものからさっぱりとした魚料理系、さらにはサラダ類などお店によって異なる料理を楽しむことができ、外側からナイフとフォークをもって食べ始めます。大きな料理や野菜などは食べやすいサイズにカットして食べていきます。
フランス料理の特徴でもあるソースもポイントとなっていき、フォークとナイフでカットした料理にソースを乗せてから口に運んでいくのがマナーです。

前菜の後はさっぱりとした「スープ」が出てきます

前菜に続くのは「スープ」です。冬になると熱めのスープを、夏になれば冷たいスープを楽しむことができるのも特徴の一つですね。

スープの飲み方
スープに関しては、一度ですくう量は3分の2までを意識しましょう。満杯まですくってしまうと口に運ぶまでにこぼれてしまう恐れがあるので、すくう量にも注意が必要となります。また、スープを飲む際には、顔をお皿に近づけて飲むスタイルはマナー違反です。

顔を近づけることなくスープを飲むようにしていきましょう。

フランス料理に欠かせないわき役「パン」

フランス料理には必ずサイドにパンの提供がされます。このパンはお店によって提供される種類が違ったりしますね。

パンを食べるタイミングは、スープが出始めたころです。パンに関しては、スープからメインディッシュの間に好きなだけ食べることができ、おかわりも自由なところがあります。
パンの食べ方
パンを食べる際には必ず、食べやすいサイズにカットしたうえでバターナイフを使用してバターを乗せてから食べていきます。ちぎることなく大きなパンにかぶりついたり、最初にバターをベタベタと塗って食べることはマナー違反とされております。

また、パンくずに関しても気になるかもしれませんが、自身で集めてお皿などに入れるのもマナー違反とされていますので注意してくださいね。

ポワソン(魚料理)やアントレ(肉料理)のソースをパンに塗って食べることもオススメとされていますがスープに浸して食べることは、スープの味を損なうためマナー違反行為とされますので、しっかりと覚えておきましょう。

肉料理の前の「ポワソン(魚料理)」

少しお腹も満たされてきたころに、ポワソン(魚料理)が続きます。

この頃には、少し酔いも出てきてポワソンにマッチするさっぱりとした白ワインへとドリンクも変わっている頃ですね。

ポワソンでは、「グリル(焼き)」や「ブレゼ(蒸し煮)」など様々な調理法で魚を提供されます。ほとんどのケースでは、頭や魚は外されており食べやすくなっているものばかりです。
ポワソンの食べ方
食べ方については、まずはフォークで身を抑えるようにして背骨のラインに沿ってナイフを入れてカットしていきます。ポワソンに関しては左端からカットするようにして食べ始め、次は上身を手前にもってきて同様にカットして食べていきます。表側を食べ終えたら、下側の身を食べ進めていきましょう。

ポワソンは魚にマッチする「オリジナルのソース」が少し多めに添えられていることがあるので、魚とソースを一緒に食べましょう。

口直しの「ソルベ」

ポワソンを食べ終えたら、魚の味わいとソースの味わいが口の中に残っております。

この状態で次の料理であるアントレ(肉料理)に進んでしまうと、せっかくのお肉の味わいを損ねたりしてしまいます。そのようなことがないように、ポワソンを食べ終えたら「ソルベ」といった形で口直しをしていきます。

ソルベは小さな器に盛りつけられたシャーベットで、デザートではありません。

あくまでも口をさっぱりとさせるものを指していきます。

口の中をソルベでリセットしたら、いよいよアントレの出番になります。ここで、アントレにマッチする赤ワインもセレクトしていきましょう。

メイン料理でもある「アントレ(肉料理)」

フランス料理の起源にもあるようにフランス料理の始まりは肉を食べていたところから始まります。

そのため名残りが今でも残っており、フランス料理のメインはアントレ(肉料理)とされていますね。アントレでは、お店によってはカットされたお肉が出てきたり塊で出てきたりと様々なスタイルで肉料理を提供されます。
アントレの食べ方
お肉に関しては、左端からカットして食べていきますが、高級店のナイフはよく切れるため、無理に力を入れてカットすることはありません。ポワソン同様にフォークで抑えて、ナイフの先端を使用して優しくカットしていきます。はじめにすべての肉をカットしてしまうと冷めやすくなり、肉汁もすべて出てしまうため、食べる分だけ左端からカットして食べていきましょう。
備え付けの野菜の食べ方
備え付けの豆類などはフォークで刺して食べるのではなく、フォークの背で少し押し潰してからすくって食べていくのがマナーです。

お肉にマッチするソースの旨味も楽しめるため、ソースと一緒にお肉も楽しんでみてくださいね。

肉料理の後に続く「チーズ」

肉料理を食べ終えた後、まだ少しお腹に余裕があるという際にオススメいただけるのが「チーズ」になります。

チーズは何種類もある大きなワゴンで運ばれることが多く、見ているだけでも目移りしてしまうほどでもありますので、その種類と特徴を理解しておくことでスムーズに注文をすることができるようになりますね。

お店の方がチーズを持ってきたら、2~3種類ほど選ぶようにして、知識の勉強をしても理解が難しい場合は、お店の方に質問すればチーズの好みなどを教えてくれますね。

チーズは、チーズ用のナイフとフォークがセットされるので小さくカットしてパンやクラッカーに乗せて食べたり、シンプルにそのまま食べたりすることもあります。

「フレッシュ」系のチーズ
フレッシュ系のチーズは、熟成をさせることないそのままの状態のチーズを楽しむもので、爽やかな味わいが特徴的ですね。白ワインなどとの相性も良く、アントレの後でも非常に食べやすいチーズでもあります。
「白カビ」系のチーズ
カマンベールチーズやブリチーズなどに代表されるのが、口にした際にクリーミーで優しいソフトな味わいを感じることができるチーズとなります。
「青カビ」系のチーズ
パンチの強い香りが口の中に一気に広がってくる独特の風味と刺激的な味わいが特徴的なチーズでブルーチーズなどが代表的ですね。赤ワインなど強めのワインとの相性が抜群です。
「シェーブル」系のチーズ
山羊の乳で作り上げる自然感たっぷりのチーズで濃厚でクリーミーでありながらも、独特な香りを楽しむことができるチーズになりますね。
「ウォッシュ」系のチーズ
普段なかなかお目にかかることがない珍しいチーズの種類の一つです。フランス料理店でも「高級店」で提供されることが多いチーズでもあります。チーズの表面を塩水でサッと洗うことでチーズの濃厚な味わいと塩味の利いたバランスの良い味わいを楽しむことができるチーズでもありますね。
「セミハード」系のチーズ
少し固めの食感が特徴的なチーズで噛めば噛むほど出てくるチーズの濃厚な旨味を楽しむことができる種類でチェダーチーズなどが代表的となります。
「ハード」系のチーズ
固めのチーズでそのまま食べることはあまりないチーズでもあります。パルミジャーノチーズやレッジャーノチーズなど粉チーズにしたり、すり下ろして料理の味に深みやパンチを出させるためのトッピングとして使われることが多いチーズとなりますね。

チーズの後はコースの〆でもある「デザート」

お腹も心も満たされて最後の「デザート」へと進んでいきます。デザートでは、アイスクリームなどのシャーベット系からケーキなどまで幅広く提供されます。

ケーキ
ケーキなどが提供されたら一口分にカットして刺して食べていきます。刺す際には、上からケーキに対して垂直に刺して、目の前に倒してから食べていきます。円形のケーキなどが提供されたら目の前からフォークを入れて食べていくことで、相手側に断面を見せないようにするのもマナーの一つとされています。
フルーツ
デザートでフルーツが提供された場合も注意が必要となります。メロンなどを提供されたら、ナイフで皮の数センチ内側に切り込みを入れて一口大にナイフでカットしてからフォークで刺して食べ進めていきます。
プティフール
プティフールと呼ばれるデザートの後に軽く出てくる小菓子は手でつまんで軽めに食べるものになります。食後のコーヒーや紅茶とともに楽しんでいきましょう。

食事を終えた後のお会計のマナー

美味しく楽しくフランス料理を楽しんだのち、最後の「お会計」に移ります。

素敵な時間を過ごさせて頂いたお店に感謝をしながらお会計をしていきましょう。

フランス料理店では、お会計のレシートを持ってくる店舗はほとんどありません。そのため、自らスッと手を挙げてスタッフにアイコンタクトを送ることでお会計に移ることができます。

お店にもよりますが、テーブルでお会計をするケースもあるため、無理に席を立ってお会計を促しに行くようなことはスマートではないため避けたいところです。

万が一割り勘などの場合は、お店の中でお金の話をするのは礼儀として美しくないため、事前に打ち合わせをしておくか、後ほど清算をするなどスマートな対応をするように心がけていきましょう。

▼食事のお会計の問題って意外と重要なので、事前に考えておく必要があるかもしれません

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細かなルールとマナーの先にあるのが由緒正しき「フランス料理」

フランス料理のルールとマナーについてご理解いただけたでしょうか。

非常に細かなルールやマナーがあったかと思いますが、どれも相手を思いやる心を大切にしていれば自然とできてくるものばかりになります。

一つ一つを理解して実際にフランス料理店でミスが起きないように心がけて行動をしていきましょう。

一緒に訪れた方に恥をかかせてしまわないように、スマートなレディーファーストとから始まり、落ち着いてマナーをクリアしていきましょう。そうすることで、フランス料理の本当の美味しさと最高のおもてなしを感じることができることかと思います。

▼女性に喜ばれる気遣いの仕方を日頃からマスターしておきたいですね

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ただ一番大切なのは、フランス料理を心の底から相手と一緒に楽しむことにありますので、そこは忘れることなくしてくださいね。

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みなさんのコメント

匿名

ホークナイフスプンの順位

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