社内恋愛の多い会社の特徴&必ずいる注意すべき恋愛渡り鳥の正体

社会人になると「出会いがない」とはよく聞く話。確かに同性だらけだったり、年配の異性しかいない職場は出会いが少ないかもしれません。

しかし「出会いは職場だった」と既婚者の約30%が答えているのも事実!なんだか社内恋愛は想像以上に多いと言えそうです。

とはいえ同性ばかりの職場など出会いの少ない職場が多いのも事実。社内恋愛が多い会社がこの数値を引き上げている可能性が高そうです。

では一体どんな職場が社内恋愛が多いのか。今回は社内恋愛が多い会社、その特徴をみんなの体験談といっしょにお伝えいたします。

併せて要注意人物についても記載しておりますので、最後までお付き合いくださいませ。

社内恋愛は本当に多い?こんな調査結果が!

なんと国の機構が「恋愛や結婚の出会い」について調査をしているのです。

その名も「国立社会保障・人口問題研究所」。なんだか厳格そうな威厳のある名前ですよね。

この国立社会保障・人口問題研究所で2015年に行われた「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」)では、「交際相手・結婚相手との出会いのきっかけ」について

  • 交際相手と「職場で」出会った人の割合は20%
  • 結婚相手と「職場で」出会った人の割合は28.2%

となっています。

この調査結果からも一般的に社内恋愛が多いことは真実のようです。

○○だと社内恋愛が多い!社内恋愛が多い会社の特徴4つ

社内恋愛が多い職場にはある特徴があります。

「出会いは職場」という人の話しを聞いて見えてきた4つの特徴。今回はこの特徴と皆の体験談をあなたにお伝えいたします。

これを知ればあなたの恋愛に役立つだけでなく、彼の会社についても知ることができるかも知れません。

恋心が芽生えやすい?労働時間が長い会社

「毎日終電は当たり前の労働環境。仕事の結果の良し悪しを共にするうちに連帯感が芽生え、気がつけば公私ともにパートナーに。そんな同期が3組もいる。出会いの場に行っている時間がないのも要因だと思う。(30代/通信業)」

「激務だからこそ、それを理解してくれるパートナーでないと無理。同じ会社に勤めている彼女は、変に詮索したりすねたりしないから楽。(20代/金融業)」

一緒にいる時間が長いと、必然的に恋心が芽生えやすくなります。

実は先に挙げた「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」の「未婚者が現在の交際相手と出会ったきっかけ」のNo.1は「学校で」というもの。学校生活も長時間共に過ごすからこそ恋愛が生まれやすいですよね。

「夫婦が出会ったきっかけ」のNo.1は「職場で」なので、長時間一緒にいる場所が「学校」から「職場」に移っただけとも言える結果となっています。

良くも悪くも労働時間が長い会社は社内恋愛比率が高い。これは調査からも明らかなようです。

休日が一緒に?就業時間や休日が不規則な会社

「学生時代から付き合っていた彼。就職したらお互いの休日が合わずに気持ちまですれ違ってしまうようになりました。そんな中、話しを聞いて励ましてくれたのが今の彼。職場が同じ、休日が同じで気がつけばいつも一緒にいるようになっていました。今ではその彼と一緒に住んでいます。(20代/不動産業)」

「私の職場は長時間労働かつシフト制。そのせいか社内恋愛も社内結婚も多く、転職してきた時は驚きました。先日、新たに結婚する同僚が現れたのでお相手の事を聞いたら、かつてこの職場でアルバイトをしていた子とのこと。そんな話しばかりなので、名字が同じ人がいるとつい見てしまいます。(30代/販売業)」

一般的な休日といえば土日祝日を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。でも皆がお休みの日時に働く仕事も多いのが事実。

例えばサービス業界だと一般的な休日が掻き入れどきだったり、医療業界では夜間救急がやっていたり。そんな仕事をしていると、休日がお友達と合わなくなってしまいがち。

そんなお仕事に携わっている人のお悩みで多いのが、友達や彼と休日が合わないというもの。お休みが周りと合わないから、必然的に休みの合う同業同士で遊ぶことが多くなります。

平日固定休の不動産業界、美容師業界だけでなく、シフト制勤務のサービス業も休日問題から社内恋愛高めです。

皆で和気あいあい?社内サークルがある会社

「夫の転職先が社内サークル活動が盛んな会社。BBQサークルに入ったらしく、早速週末にお呼ばれしてきました。家族やパートナー同伴の会だったのですが、社内カップル、元社内カップルが多くてびっくり。カップルになると片方が転職することが多いらしいのですが、勝手知ったる感じで楽しそうでした。(40代/コンサルタント業)」

ゴルフやテニス、ビリヤード、サーフィンなど、サークル化する事で補助金が出る会社があるのご存知でしたか。補助金が出ないまでも、趣味を一緒に楽しむ社内サークルが当たり前のように存在する会社があります。

そんな会社はやはり社内恋愛率が高め。

 趣味が合うだけでなく、休日や勤務後もサークルで楽しむ機会が多いので、気がつけばカップルだらけという事も。休日に集まる事も多いので、家族やパートナー同伴が多いのもこの会社の特徴です。

こんな会社での社内恋愛だと風通しも良さそうですよね。

またお友達もwelcomeな集まりも多いので、そんな会社に勤めるお友達から誘われたら是非参加してみてください。いい出会いがあるかもしれません。

決起会に反省会?社内飲み会の回数が多い会社

「体育会系の会社で営業をしています。そこでは年度始めの決起会に始まり、毎月の〆会、目標達成祝い、全社会など、何かと飲み会が多いです。やはりお酒が入るとオープンになるのか、社内恋愛率が高いです。(30代/製造業)」

「月に1回、交流会という名の社内イベントがあります。デリバリー食品を食べながら歓談をするのですが、違う部署との情報交換ができるので意外と人気があります。それをきっかけに恋愛に発展する事も多いようで、先輩カップルを多数輩出しています。(20代/広告代理業)」

グレゴリー・ラズランという心理学者が「ビジネスの交渉ごとは食事をしながらすると成功しやすくなる」という事を証明しました。

人間の三大欲求の食欲を満たすというポジティブな感情が「食事をともにすると親密になる(交渉を優位に進められる)」という事につながるそうです。

つまり飲み会や食事会が多い会社は、本能的に親密になりやすく、結果、社内恋愛へ結びつくと言えそうです。

こんな彼に要注意!その彼「恋愛渡り鳥」ではないですか?

少し長くなるのですが、先に体験談を見てみましょう。

「シフト制のサービス業でアルバイトをしています。そこで出会った社員の男性。カッコ良くはないのですが、面白く気さくなので彼を悪くいう人を見たことがありません。その彼とお付き合いをするようになって知ったのが、社内の色々な女の子と2人きりで遊びに行っている事。

やめて欲しいと言っても聞き入れてもらえず、むしろ「重い」と振られてしまいました。でもこれには後日談があります。彼の異性関係に関する密告が本社にあったらしく、倫理上の問題から偉い人に厳重注意を受けたそうです。出世の道も絶たれた彼は職場を去ることに。

しかし社員の誰も惜しんでいなかったので、彼の人気はアルバイト限定だったんだと痛感しました。今では黒歴史です。(20代/飲食業)」

まだ会社に馴染む前、誰もが緊張していますよね。そんな中気さくに話しかけてくれる人がいたらホッとしてしまうのでは。でもちょっと待って!その人は恋愛渡り鳥かもしれません。

社内恋愛が多い会社に必ず1人は生息するのが「恋愛渡り鳥」男。社内の女の子と恋愛関係になっては別れるを次から次へと繰り返す、タチの悪い男性を恋愛渡り鳥と言います。

恋愛渡り鳥男は気さくなだけでなく、よく気がついてくれるマメな人が多く、女性ウケは抜群。しかし彼の本性を知っている人は相手にしないため、新人や実情を知らないアルバイトが次から次へと引っかかってしまうことも。

そんな男性と恋愛関係になってしまったら、周りは元カノばかり。それどころか彼の気持ちが他へ移ってしまう心配で心穏やかでなくなってしまうかもしれません。

社内恋愛は一度失敗してしまうと居心地まで悪くなってしまうこともあるので、こんな男性には充分注意が必要です。

社内恋愛の多い会社は婚活にも有利?こんな体験談も…

いかがでしたか。

社内恋愛の多い会社の特徴がわかれば、就職や転職だけでなく婚活にも役に立つかもしれません。

最後に社内恋愛の明暗を両方体験したスペシャルな体験談をお届けします。

「職場の先輩とデキ婚した私の話しを聞いてください。彼とは同じ部署の先輩と後輩の関係でした。気がつけば恋愛関係に。そして、妊娠をきっかけに結婚をしました。結婚により夫は別の支店に勤務になり、私はそのまま同じ部署に留まっていました。

子供も1歳になるかならないかの頃、突然、夫が職場の若い女性を連れて帰ってきたのです。「今日からしばらく泊めてあげて。」と言われ、面倒見のいい夫のことだから何か事情があるのだろうとその日は何も聞かずに泊めたのですが、なんと1週間たっても帰らないのでさすがに訳を聞いてみました。

すると夫は「困っている後輩を助けるのは当たり前だろ。今日から家族と思え。」と全く話しになりません。

六畳間で家族プラス彼女とのごろ寝生活が1年経った時、さすがに今後について話しをしようと切り出したのですが、逆ギレをされ、なんと離婚に!

職場結婚はまだいいのですが、職場離婚となると周りにも余計な気を遣わせてしまい申し訳ない気持ちに。

おまけに離婚の原因となった彼女も支店は違えど同じ社内。別れてから知ったのは、夫と彼女は同居の時点で不倫関係にあり、別れた後にすぐに籍を入れたこと。

周りから腫れ物を触るような扱いを受け、情けなさと申し訳なさが倍増しました。おまけにあまりに堂々と居座っていたので、まさか不倫関係であるなんて思いもしなかった私はナメられていたんだと実感しています。(20代/サービス業)」

社内恋愛が多い会社ならではの恐ろしいレア体験でした。社内恋愛は諸刃の剣、うまくいかなくなった時の事も考えながら慎重に進めてみてください。

あなたの恋愛がうまくいくことを祈っています。

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