彼氏(彼女)と趣味が合わない!喧嘩せずにお互いを理解する方法

好き同士で付き合ったにもかかわらず趣味が合わないことに気がついた場合、なんとなく寂しさを覚えてしまいますよね。

ところどころで意見が割れるような場面も見られるので、これから先どのような心がけを持って恋人と付き合っていくのが良いのでしょうか。

どうせなら会っている最中、居心地の良い空間を作り上げていきたいところです。

今回は、そんな趣味が合わないカップルが上手に付き合っていく方法についてご紹介いたします。

趣味が合わないカップルが起こりがちになること

趣味が違うカップルに起こりやすい出来事とはどういったものが挙げられるのでしょうか。

デートの行き先にどちらかが不満を持ちやすい

デートの行き先がまとまらないことです。

例えばアウトドア派な彼氏とインドア派な彼女なら「ここに行こう!」というデート先の提案一つでも、揉めてしまうことがあります。

このように趣味(趣向)が全く違う二人なほどに、中々に行き先が決まらないことが多いです。

結局妥協して一つの行き先に決めたはいいものの、多かれ少なかれどちらかに不満があるため、当日いまいち盛り上がりにもかけやすかったりします。

それでも「恋人が行きたいと言った場所だから…」と譲歩する気持ちが持てるならまだ良いです。

あからさまに気分が顔に出やすく、自分の思い通りにならないと気が済まない方ほど憂鬱なデートにも染まりやすいです。

趣味を優先して会う時間を取ることもままならなくなる

自分の趣味の方が大事で二人で会う時間を中々に取らなくなることです。

趣味が全く違う恋人ということなので日頃の楽しみもあまりシェア出来ないことがうかがえます。

そのうち優先順位が恋人から趣味に変われば、ただただ一人で没頭する時間だけを作り、パートナーと過ごす時間の方は確保しなくなります。しまいには「会うのが面倒」までに思ってしまうほどです。

一ヶ月会わないことも序の口になるなど、付き合っている意味も感じなくなる始末です。

また、せっかく会う予定を立てても趣味のイベントと重なるとわかれば、構わずデートの方をドタキャンする、されるような場面もうかがえます。

普段の会話の中でも些細なつまづきが見えやすい

スムーズに会話が進まなくなることです。

趣味が全く違うともなれば価値観にもギャップが生じることがあります。

「犬派」「猫派」などにわかれるなど、全く異なった意見で衝突する場面がうかがえます。一つも恋人に共感する点が見当たらなければ、普段の会話もどういう相槌を打っていいのかわからずに、終始ギクシャクした雰囲気が出来上がってしまうことでしょう。

スムーズに進む会話も「ん?」と一瞬止まるような間合いが見えるなど常に違和感を覚えることとなります。

また、受け流すことができない真面目な方ほど「それってどういう意味?」と相手に聞きやすかったりします。

中々次の話に移れないような状況も考えられるでしょう。

趣味が合わないカップルが上手に付き合う方法

趣味が合わない同士でも仲良く付き合い続ける為にはどのようなことを心がけていけば良いのでしょうか。

なぜ相手はそれが好きなのか好奇心を持って歩み寄る

興味を持って相手の趣味に歩み寄っていく方法です。

  • 「なんで恋人はこの分野にハマってるんだろう」
  • 「自分もハマることが出来るかな」

など前向きな気持ちを持って相手の趣味を知ろうとするものです。

純粋な好奇心からでも足を踏み入れてしまって構いません。実際食わず嫌いをしていただけで、恋人と同じようにハマってしまう可能性も考えられます。

むしろ相手よりもあなたの方が夢中になるような状況も珍しくはありません。

前向きな態度は相手からしてみても嬉しいものです。どういう魅力があるのかなど、きっと丁寧に教えてくれるはずでしょう。

しかし「嫌々聞いている」態度は不思議と相手にもわかってしまうもので、結果仲をこじらせるだけに過ぎません。

そのため必ずポジティブな気持ちを抱き、相手に歩み寄るように努めてください。

相手の趣味の中で気になる点が出てきたら質問してみる

恋人の趣味で疑問に思う部分があったらすかさず問いかけてみる方法です。「何でこれはこうなるの?」など、どんなに些細な点でも大丈夫です。

「質問してくれた=興味がある」と相手も感じてくれます。前向きな姿勢を取るなら丁寧に説明もしてくれるはずです。

質問するだけなら誰にだって出来るのでどんな方にもオススメな方法とも言えるでしょう。

恋人から返答をもらうほどにさらに興味を持てるなど、前よりもその趣味にハマれている自分に気がつけるかもしれません。

「こんなこと聞いたら恥ずかしいかな?」と思い悩む必要はないので気になったらどんどん聞くようにしましょう。

実際、恋人から自分の趣味について質問されるくらい嬉しいことはないです。

しかし、一度聞いたはずの内容を再度聞くスタンスは、いかにも「興味もないのに無理して質問してくれた」と感じられてしまうので気をつけましょう。

「合わない趣味」以外に共通した好きなものはあるか探してみる

趣味以外に二人に通じる点はあるか見つけてみる方法です。

例え趣味が合わなかったとしても、他の好きなものに対しては被っている箇所が見つかるかもしれません。

好きな映画、お店、動物、本、音楽、食べ物、はたまた季節などどんな内容でも大丈夫です。小さな分野でも思いがけず同じものが好きだと気付けたら、そこから一気に距離も縮まること間違いありません。

「趣味が合わない=相性も合わない」と感じてネガティブになるよりも、他に合っている点はあるか前向きに考えていくことが大切です。

二人の一番の趣味は合わなくても、分野を分けていくとどこかで必ず共通する点が見つけられるはずでしょう。

また、出来るだけ似ている点は「好き」というポジティブな面で繋がるように、逆に「嫌い」の方で繋がるとそこまで嬉しい気持ちが加速することはなかったりします。

別行動を取るようにする

状況に応じた別行動を取っていくことです。

例えばある大きなショッピングモールなどに二人で訪れたとします。見たい店が各自違う他、きっちり合わせた行動を取らせるのも悪いなら、状況を見て別行動を取るように提案していく方法がオススメです。

「一時間後にここで落ち合おう」と決めて、後は自分の興味のある店を見てくれば、ギスギスした雰囲気に陥ることもありません。

時間を指定するなら最後まで別々に行動することもないですし、デートとしての役割も果たせます。

このように敢えて別行動を取る時間を入れると、リフレッシュも出来る他、趣味が合わないカップルでも上手くいきやすかったりします。むしろその後「そっちはどうだった?」と別行動していた時の話題を持ってくることも出来るでしょう。

なので、恋人の趣味に興味がなく、無理して付き添ったらイライラするという場面において、こういった別行動を取っていくと良いです。

趣味に対する先入観を捨ててみる

相手の趣味に対する先入観を手放してみる方法です。

なんとなくネガティブなイメージが付いているなら、やはりそのままマイナスな気持ちとしても受け取りやすいです。

悪い循環に入っているとも受け取れるのでひとまずそういった先入観は捨てていくように心がけましょう。悪いイメージを手放した後は良い側面の方を見ていくとまた違った見方が出来ます。

手放した後、むしろ一気に好きになってしまったという状況に陥る方も珍しくはありません。

このように先入観から、しなくても良い悪い想像を覚えてしまったりもするので、早々に手放していくことが大切です。

先に手放せたら、相手も同じように先入観を捨ててくれる予感こそ感じられます。

ポジティブな感想を引き出すように心がける

相手の趣味に対する楽しい気持ちを上手に引き出していく方法です。

一緒になって楽しんだりは今はまだ出来ないけど、恋人の嬉しそうな顔は見たいからという理由でポジティブな感想を聞き出していくものです。

そのまま趣味に関する「面白い」「楽しい」などの前向きな意見が聞けたならそれだけでこちらも良かったと感じられます。

しかしその「楽しい?」もなんとなくバカにしていたり、嫌そうな感情を含んでするようなら、相手としてもカチンときてしまうので微妙なニュアンスにも気をつけていきたいところです。

余裕があるなら「どんなところが楽しいと思うの?」など少し掘り下げた質問を行なっても良いでしょう。

変化やレベルアップが見られる趣味なら「今回はどうだった?」と状況を聞くような質問をしてみても構いません。

好きな人のウキウキした反応は、例え内容がわからなくても同じように嬉しくなってしまうものです。

また、話を聞いているうちに少しでも興味を持てたりと、同じようにハマれる道を見つけたり出来るかもしれません。

趣味が合わないカップルが気をつけたいこととは

趣味が合わないカップルが注意したい点とはどういったものが挙げられるのでしょうか。

相手の趣味に対して否定的な意見を言う

相手の趣味を蔑んだ目で見ないように気をつけることです。

  • 「そんなもののどこが楽しいの?」
  • 「まったく理解できないわ」
などと冷めた意見を率直で相手に伝えるなら当然怒らせてしまいます。やめてくれるどころか、あなたと別れることも視野に入れてしまうかもしれません。

また、あなたも恋人からそんなこと言われたら良い気はしないはずでしょう。

そのため安易に相手の趣味を否定的な言葉でなじったりしないようにも気をつけてください。

一番良いのは何も口に出さないことです。相手側の立場としてもそれが一番助かると感じやすい行動だったりします。

恋人がハマっている趣味があなた自身に「何か迷惑をかけたなら」一言言っても良いですが、特に何も被害がないなら黙っていましょう。

広い心を持つことで、同じようにあなたの趣味も寛容的に見てくれることがあります。

無理に自分の趣味を勧める

無理に自分の趣味を押し付けないように気をつけることです。

いくら恋人と一緒に同じ趣味を楽しみたいからといって、無理強いさせる行為は相手からしてみれば迷惑きわまりないものです。

むしろ勧められる度にその趣味に対するイメージも悪くなります。

「これを好きな人はみんな強引なのかな」と括って見られるなどこまでも逆効果として映ります。そのため無理に趣味を勧めないようにも注意したいところです。

それでも興味を持ってほしいなら、むしろじっとしていて、純粋に楽しんでいる姿を相手に見せた方が効果的だったりします。

強引に勧めるほど引かれてしまうので、どんなにオススメだとしても相手の中に踏み入り過ぎないようにして下さい。

二人で会っているときに趣味に没頭する

デート中は自分だけの趣味に没頭しないように気をつけることです。

恋人を差し置いて夢中になっている姿は不満も持たれやすいですし、何より会っている意味がわからなくなってきてしまいます。

そのため、二人でいるときは趣味にのめり込みすぎないように努めて下さい。一人になった時に夢中になるようにメリハリをつけていくことが大切です。

先に気をつけると恋人もあなたと一緒にいる時間の方を大事に思ってくれるようになります。また、それでも趣味に気を取られそうになるなら、事前に「夢中になってたら止めて」と恋人に忠告をお願いすると良いです。

デート中は恋人と向き合うように、しばしの時間であっても自分の好きなことは封印した方が良好な関係を築きやすいです。

趣味が合わない同士でも工夫次第では上手くやっていける!

趣味が合わないカップルだとしても心がけ次第では仲良く付き合い続けることが出来ます。

相手の趣味に関して気になる部分を見つけて質問したり、譲歩するような姿勢を取るのが良いでしょう。

かといって無理に自分の趣味を勧めたり押し付けたりする行為は控えていくなど、少しの気遣いは持つようにも心がけてください。

また、趣味に没頭する方が楽しいと、恋人を置いてけぼりにする行動も相手に不快感を抱かせることにもなる為そういった点にも気をつけていきましょう。”

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