恋人がうんざりしている束縛例3選!破局につながる原因とは

人のことを“十人十色”と表すように、人それぞれ性格も行動パターンも違うものです。

Aさんが良かれと思ってやったことも、Bさんにとっては好ましくないこともあるでしょう。

Aさんは楽天的な性格で細かいことを気にしなくても、Bさんは心配性で何でも慎重に物事を進めたいということもあるでしょう。

このように、人の感覚というのはその人ごとに異なるもので、お互いに譲り合いながら社会生活を送っているわけですが、その性格のズレが、思わぬ方向に行ってしまう時があります。

それは、恋をしているとき。

好きな人のことが大好きであればあるほど、嫌われたくない、もっとそばに居たいと誰しも思うものですが、その感情があらぬ方向に行ってしまうのです。

その代表が“束縛”ではないでしょうか。

そこで今回は、本人は気がついていなくても相手にとっては大変迷惑な束縛について、例を交えながらご紹介していきたいと思います。

要注意!?カップルの別れの原因は束縛が関係していると判明

まずは、恋愛における束縛の影響力を見ていくことにしましょう。
恋愛と束縛を語る上で、どうしても避けて通れないのは“破局原因”です。

カップルたちが別れる要因の中に、束縛というキーワードは間違いなく入ってきます。

男性に、彼女と別れた原因を聞いた、あるアンケート調査の結果によると、次のような結果が出ました。

<Q.彼女との別れのきっかけは?>

  • 第1位:彼女の浮気
  • 第2位:欠点が我慢できなくなった
  • 第3位:束縛を感じたから

束縛を感じて別れたという項目が、第3位になっています。

ちなみに、票数でいうと1位は1,632票、2位は1,342票、そして3位は1,188票と1,000票を超える結果となっています。

では、女性はどうでしょうか?

同じく、彼女が彼氏と別れた原因を聞いたアンケート結果が次の通りです。

<Q.彼氏との別れのきっかけは?>

  • 第1位:束縛がイヤだったから
  • 第2位:将来性を感じなかったから
  • 第3位:なんとなく

束縛という項目は、女性に至っては第1位という結果になりました。

個人的には、第3位の“なんとなく”というのが、とても気になりますが・・。

話を戻して、このように、カップルの別れには束縛というものは大きく関わり、男女問わずにイヤだと思うことがわかりました。戦前や戦後直後などは、まだまだ不自由なことが多かった日本ですが、今では比較的自由に何ごともすることができます。

言い方を変えると、窮屈な生活を強いられることがなくなったので、過干渉は精神的なストレスになったりすると言うことなのでしょう。

もちろん、昔も束縛というのは嫌がられていた傾向はあったかと思いますが、今ほど自由に恋愛をできるわけではなかったので、どこか諦めていた部分もあったのかもしれませんね。

かわいいからウザいまで!彼氏が密かに感じる彼女の束縛例3選

ここからは、彼氏が密かに感じている彼女の束縛をご紹介していきたいと思います。
束縛と一言で言っても、かわいいものからウザいものまで幅広く存在します。

そこで、彼氏がかわいいと思える束縛とウザいと思う束縛を、項目ごとに見ていくことにしましょう。

彼女以外の女性を見る

彼氏としては、彼女以外の女性を目で追うことをとがめることに束縛を感じるようですが、実はこの辺りはまだまだ許容範囲といったところのようです。

あえて言葉で表現するのなら、“ヤキモチ”は可愛らしく映るようで、それほど否定的な意見は目立っていません。

男性側からは、こんな意見があがっています。

  • 「他の女性を見てしまった時に、こっちを見てと言われるのはかわいい。」(30代)
  • 「デート中に、他の女性は見ちゃダメ!と言われるのは悪い気はしない」(30代)
  • 「知らない女性に対してヤキモチを焼くくらいなら、まだ許せるかな」(20代)

その一方で、「職場や女友達にまで嫉妬されるのはウザい」や「基本的に女性と交流するなと言われるのは面倒」などと言った意見も。

“ヤキモチ”はセーフだけど、“嫉妬”はアウトということでしょうか。

中には、「信じてもらえてない気がしてがっかりする」という意見もありました。

メールでのやり取り

男性は、彼女とのメールのやり取りでも束縛を感じることもあるようです。

特に、回数に関して束縛を感じる傾向が強いよう。

  • 「適度なメールなら愛されていることを実感できる」(40代)
  • 「常識的な範囲ならこちらとしても大歓迎。」(30代)
  • 「きちんとコミュニケーションが取れているなら問題なし。一方的なのはアウト」(30代)

などの意見があがっています。

ここでポイントになるのが、3番目の意見である“一方的”というもの。

コミュニケーションが取れている、つまり、彼女のメールを読んだ彼氏が返事を出し、その返事を読んだ彼女がまた返事を出す、これが、コミュニケーションが取れている状態です。

ところが、一方的にメールを打ち込み、挙げ句の果てには返信を催促する。

彼氏にしてみれば、うっとうしい以外の何ものでもない状態と言わざるを得ません。

行動把握をしたがる

彼氏が束縛を感じる彼女の行動として、彼氏の行動を把握したがることがあげられます。彼氏にとっては、彼女の行動で最も束縛を感じるもののようです。

  • 「仕事終わりに必ず連絡を入れるように言われる。正直しんどいです」(20代)
  • 「飲み会に行くのにも報告を入れなければならず、証拠写真を撮ってこいと言われたときは、さすがに引いた」(20代)
  • 「出張先でも連絡を入れるように言われ、軍隊並みにその日の行動を報告しなければならない。ウザいし別れを真剣に考えている」(30代)

例え付き合っていても、彼氏には彼氏の生活があります。

そのすべてを、いちいち報告することに抵抗を覚えている男性は少なくないようです。この点で共通していることとして、“強制的”ということが言えます。

彼女に言われているからやっている、本当はしたくないけど彼女が怒るからなど、彼氏の感覚としては、強制的にさせられているというところなのでしょう。

女性も我慢している!?彼女が密かに感じる彼氏の束縛例3選

ここまで、彼氏が感じる彼女の束縛例を見てきましたが、当然ながら、彼女側も彼氏の束縛に頭を悩ませている人はいます。

女性の場合、男性のように束縛をかわいいとは思えない傾向にあるようで、ことと次第によっては、深刻な問題に発展することもあるようです。

ここからは、彼女が感じる彼氏の束縛を見ていくことにしましょう。

行動制限をする

先程の彼氏が束縛を感じる項目にもありましたが、彼女もまた、束縛を感じてしまう項目としてあげられます。

  • 「男友達と二人だけで会うことを禁じられています」(20代)
  • 「私が飲み会に行くことを露骨に嫌がる彼氏。機嫌が悪くなるからすべて断っています」(20代)
  • 「電話帳の男性の連絡先はすべて消去させられた」(30代)

一番上にあげた声については、理解を示す女性も多くいますが、2番目や3番目の場合は、少し度が過ぎている印象がありますよね。

中には、女友達に会うことも嫌がるという彼氏もいるようで、自由度の低い生活を強いられていることに束縛を感じる彼女は少なくないようです。

スマホを勝手にいじる

彼氏の中には、彼女のスマホを勝手に見てしまう人もいます。

当然ながら、彼女としては良い気がするわけはなく、束縛を感じてしまうようです。

  • 「毎回スマホのチェックをしてくる彼。すごくイヤです」(20代)
  • 「男と連絡していないかと勘ぐられてスマホを見せたら、それ以来、毎回見せなければいけなくなった」(30代)
  • 「トイレに行った隙に見られていたことがあった。ウザいというか怖い」(30代)

スマホには、さまざまな情婦が入力されています。

友達とのやり取りやネットの履歴など、プライベート空間と言っても過言ではありません。

彼女としては、やましいことはなくても見せたがらないのは当然ですし、見せたいとは思っていません。それを、半ば強制的にさせられていることに、束縛を感じてしまうというのは、無理のないことと言えるのではないでしょうか。

頻繁すぎるメール

こちらも、彼氏が束縛を感じる項目にありましたが、彼女も同じように束縛を感じてしまうようです。

メールやSNSの場合、回数で束縛を判定することはできません。

というのも、価値観や考え方は人それぞれ異なるので、相手が負担になっていなければ、それはどんなに多くても束縛にはなりません。

しかし、あまりにも頻繁にメールが来るのは、やはり負担に思う人の方が多いのではないでしょうか。

  • 「今何してるの?というメッセージが一日に十回以上送られてくる」(20代)
  • 「あまりにも返信が早いと、プレッシャーに感じる」(30代)
  • 「返信が遅いと怒られたことがる。正直、面倒くさい」(30代)

彼女の意見としては、このような声があがっています。

返信が早すぎるのも、少し負担に感じてしまう傾向にあるようで、束縛を感じるという人もいるようです。

恋人を束縛してしまう心理と束縛をさせないための対策法は?

そもそも、束縛というのは、“独占したい”という気持ちが強く出てしまっている状態と言えます。

束縛をする心理

男女問わず、独占欲の強い人が束縛をしてしまう傾向が強いといえ、束縛してしまう人の心理状態としては、次のようなことが考えられます。

  • 自分に自信がない
  • 嫉妬深い
  • 過去の辛い出来事を引きずっている

自分に自信がないので、「相手が他の人のところに行ってしまうかもしれない」と思ってしまい、自分以外とは接触させないと極端な方法を取ってしまう。

自分だけを見ていて欲しいので、自分以外の人と話したりしているのを見ると、ないがしろにされたと思い嫉妬してしまい極端な方法を取ってしまう、これが、束縛してしまう心理と言えます。

束縛に対する改善策

恋人の束縛に対する改善策は、とにかく相手と向き合うことが大切になります。

自分に自信がなく嫉妬してしてしまうということは、見方を変えれば、愛情を持って誠実に対応することで、改善することもできるということです。

一方、過去の辛い出来事に関しては、なかなか難しい部分があるかもしれません。

デリケートな問題であることが多く、そのことに触れて欲しくないという場合もあるでしょう。ケースバイケースにはなりますが、あまりにも触れられたくなさそうな場合は、その点に触れない方が得策と言えます。

また、努力はしたものの、関係改善が難しいと判断された場合には、別な道を歩むことも選択肢として考えなくてはいけないかもしれません。

相手の心理状態を考えると、ストーキングをしてしまう可能性も否定できないので、決してひとりで話を進めることはせず、友人に相談しながら話を進めましょう。

別れ話を切り出す時は、できるだけ友人など複数人で行い、相手にしっかりと納得してもらうことが大切になります。

束縛は愛情とは別物!お互いを尊重して良い関係を築きましょう

今回は、カップルの別れの原因にもなる、束縛について例を交えてお話ししてきました。

束縛は、愛するがゆえの行動と思われますが、決してそんなことはありません。

しかし、束縛をしてしまう心理としては、自分の自信のなさもあり、相手を信じ切れない部分があり不安に思ってしまう部分もあります。つまり、お互いが信じ合える関係になれば、もっと良い関係を築くことができると言えるのです。

恋人と言えども他人、干渉し過ぎることなく、お互いを尊重しあいながら良好な関係を築き上げていきましょう。

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みなさんのコメント

匿名

>スマホには、さまざまな情婦が入力されています。
浮気ってレベルじゃないですね!

せーご

束縛とかゆう以前に早く付き合いたいです

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