ネット婚活の危険性を知ろう!女性に起こりうるネット婚活のトラブル
昨今、結婚相手をみつけようと考えた時に、まず真っ先にすることと言えば、インターネットで婚活サイトに登録することではないでしょうか。
有料のサイトも無料のサイトもありますが、どちらも「とりあえず、どんなものか様子をみたい」という軽い気持ちからはじめることができます。
婚活パーティー、お見合いパーティーなどと違って、その場所に直接出向く必要はありませんし、面倒になったらやめることも、複数のサイトに登録することもできます。
そこで、トラブルに巻き込まれない為に、ネット婚活をする上で気をつける9つの注意点をご紹介したいと思います。
Contents
個人情報を守る!ダミーサイトに気をつける!
あまりネットサーフィンしない人が、とりあえず目に付いた婚活サイトに登録しようとすると、被害にあうことがあります。
ネットによく慣れた人でも、うっかりひっかかることがあります。
それがダミーサイトへ誘導する婚活サイトです。
個人情報を自分の手で、犯罪者に知らせてしまうことになります。名前や住所、電話番号だけでなく、口座番号や暗証番号まで知られてしまうのです。
セキュリティがしっかりしているだろう、という安易な考えで、簡単に登録してしまうのは大変危険な行動と言えます。
では、そんな悪質なサイトに騙されない為にどうしたらいいのでしょうか。
広告に惑わされない!それは本当に大手サイトですか?
ネット上でどんなページを開いても、たくさんの広告が出ていると思いますが、広告を出しているということは、広告主はお金を払っているということです。
ただし、大手サイトの広告を真似た広告を出しているようなサイトもあります。その為、大手サイトの広告だから絶対安心、ということはありません。
広告のリンクを辿って、そのまま登録するのではなく、URLをチェックしましょう。本当の大手サイトのURLで間違いなければOKです。
リンク先もそっくりに真似て作られたページも存在することがありますから油断はできません。ポイントは、多方面からアクセスする、ということです。
面倒だと目についたところにそのまま登録しがちですが、ネットでは様々な罠が潜んでいます。「名前も聞いたことあるし、まあいいか」とリンク先に飛んだところ、悪質サイトの入口になっていることもありますのでご注意ください。
恐怖!情報流出…銀行のネットバンキングやカード情報
同じく、婚活サイトの場合、有料サイトがあります。
悪質サイトも進化して、本当のネットバンキングのサイトそっくりに作ったページがあり、素人目には見分けがつきません。普段あまり使わない人であれば尚更でしょう。
お金を払って登録する、ということは婚活に対して前向きだ、という意思表示でもありますが、それを逆手にとった詐欺は世の中に溢れています。
そして何より「騙してやろう」と、虎視眈々と狙っている連中が世の中にはたくさんいて、婚活サイトに限らず詐欺に遭う可能性は十分にある、ということを自覚しましょう。
結婚詐欺師が潜んでる?お金目当てで近づく男
気を付けなけければならないのは、運営するサイトだけではありません。登録している会員も全員が「本気で婚活したい」と思っているとは限りません。
しかし、登録した人と免許証の人物が同一人物であると、誰が確認できるでしょうか。
免許証や保険証、パスポートは偽造できませんが、誰か別人のものを悪用して登録することは可能です。
なぜそこまでして有料の婚活サイトに登録するのか。それは、現代は働く女性が増え、婚活サイトに登録する女性は「真面目で騙されやすく、お金を持っている」からです。
油断大敵!悪人は女性の気持ちをよく知っている
婚活サイトに登録する女性は、どんな女性でしょうか。仕事で忙しくて出会いがない、男性経験が少ない(もしくは全くない)、出会いのきっかけを逃して高齢になってしまった、など。
つまり、サイトの会員料金を支払えないほどお金のない人は登録しませんし、日常生活で男性と出会う機会も多く、何人か結婚相手の候補がいるような人は登録しない、ということです。
騙そうとする人は、騙したい相手をよく観察しています。その為、相手が欲しい言葉や、してほしいことなどをよく知っているので、上手に誘導することができるのです。
注意していたとしても!騙されなくても狙われている
「そういう男はすぐわかる!」と思っている女性もいるでしょう。
どことなく、不器用な感じの男性は真面目なイメージ、ちょっとホストみたいで口がうまい男性や、調子のいい感じの男性は疑いの対象になります。
そして、婚活サイトの場合、プロフィールが見れるので、それを鵜呑みにして信用してしまいがちです。高学歴だったり高年収の人を見れば「怪しいな」と思って見ますが、学歴も年収もそこそこの平均的な人には油断します。
婚活サイトに登録する女性が求めていそうな男性像を演じる、これが心の扉を開く鍵になります。
しかし女性は「まさか人を騙す時に、わざわざ年収低いとか不器用なふりしないよね」と思っているので騙されます。
また、今まで騙されたことがない、騙そうとしている人はすぐわかる!見破れる!と自信のある人も、例え今まで騙されたことがなくても「狙われているのは事実」です。
虚偽の情報を掲載することは、ルール違反ではありますが、ネット上ではいくらでも嘘をつくことができます。疑いの目は必ずどこかに持っておきましょう。
詐欺の手口は巧妙…お金を騙し取られないように
「私は若いからオレオレ詐欺みたいなのには引っかからないし、そんな簡単に男には貢がない」と自信を持っている女性こそ危ない、と言われています。
結婚、という言葉に惑わされた女性は、すでにその男性の妻の気分です。
実際に籍は入れていなくても、「そのくらいの金額だったらいいか」と思って振り込んでおくことは容易いはずです。
しかし、お金を振り込んだ途端、連絡がつかなくなり、考えてみれば携帯電話番号とメールアドレス以外の情報は何も知らない…なんてことも。
「私が絶対騙されない」と思うことは、油断に繋がります。騙そうとしている人がいる以上、騙される人もいるのです。そのことを十分、考慮しましょう。
お金だけじゃない…体目当ての男もいる!
狙われているのはお金だけではありません。そもそも結婚する目的はなく、女性の体だけが目当ての男性もいます。遊びたいだけなのに、結婚をちらつかせるのは悪質です。
「そういう男は出会い系サイトにいるでしょ?」と思われるでしょうが、出会い系サイトはサクラが多いのが現状。
ポイント目的のサクラに可能性もないのに注ぎ込むより、同じ有料サイトなら婚活サイトへ登録する、という男性も多いのです。
男は夢を見せる…真面目な女性は騙しやすい
真面目に仕事をして、真面目な出会いを求めている女性は、男性経験が豊富でない場合もあります。男性経験が少ない、ということは悪い男を見分ける嗅覚も発達していないかもしれません。
体目当ての男性にとって、男性経験の少ない女性は騙すのにうってつけです。
ギリギリまで結婚と誠実さを匂わせればいいだけだからです。それに、もし一度だけ遊んで捨てたい場合は、退会して連絡を絶てばいいだけです。
こちらが真面目なのだから、相手も真面目に違いない。そう思っている女性は、騙されやすいのです。男性もそのことをよく知っています。
「私は真面目だけど、相手は真面目とは限らない。」そう思うことで、相手への確認作業を怠ることを防ぎましょう。
結婚するという口約束は、嘘でもできます。
- 相手の両親と会いましたか?
- 彼の友達は紹介されましたか?
- 彼の住む家へ行きましたか?
- 会社に出勤している様子を見ましたか?
プロフィールだけではわからない現実の部分をしっかり見ないと、本当のことは何もわかりません。
相手の男性を疑って見るのは悪いことではありません。知らないことを知りたいと思うことは自分を守ることです。
もしそれをはぐらかすような男性の場合、隠し事があるか、知られてはまずいことがある、ということです。誰の為でもなく、自分自身の為の婚活です。疑うことは、遠回りのようでも近道です。
クチコミで比較する!求めるサービスを提供してくれるか
婚活サイトのトップページには「これだけカップルが成立しています!」とか「成婚率〇パーセント!」などと、書かれていることがあるかもしれません。
しかし、それらはサイトが独自に出した数字。他のサイトと比較した数字ではない場合があります。
自分が求めるサービスを提供してくれる婚活サイトを見つけたい場合、クチコミなども参考にするのがいいでしょう。
たくさんある!比較して見つけよう婚活サイト
よく目にするのは大手の婚活サイトでしょうか。大手の婚活サイトは会員数も多く、たくさんの中から選ぶという意味では選択肢がたくさんあります。
独自の相談窓口を設けていたり、相性が合いそうな人とマッチングしてくれたり、とサイトによって特色あるサービスを行っています。
未来の結婚相手との出会いを本気で考えていれば「どこでもいい、どこでも同じ」とは思えないはず。
相手選びの前に、どんなサービスが今自分が求めているサービスなのか、料金のこと、会員数など、比較して考えてみましょう。
同じ顔触ればかり?期間を決めて別のサイトへ
ずっと同じサイトにばかり登録し続けていても、もしかしたら新しい出会いは得られないかもしれません。
同じサイトに留まる、ということは男性も同じ顔ぶれが中心になります。
例えば3ヶ月なら3ヶ月と決めて、その間に良さそうな人がいなければ一度退会し、別のサイトに登録する方法があります。
そのサイトによって、集まる男性層にも違いがあります。
年配の男性が多いサイトにずっと登録して、若い男性が加入するのを待っていても時間ばかり無駄に過ぎることになるでしょう。
婚活は、口を開けて男性が入ってくるのを待つことではなく、自分から男性を探しに行くことです。
たくさんサイトがあるのですから、これ!と決めつけてしまわず、いろんなサイトを見て歩くことも選択の一つです。
出会い系サイトと婚活サイトの違いをよく知っておく
出会い系サイトと婚活サイトって、似たようなものでしょう?
婚活サイトはお金がかかるし、無料の出会い系サイトの方がいいや!と思ってる女性もいらっしゃるでしょうか。
「出会いたい男女が出会う場」という意味では同じですが、内容には大きな違いがあります。
女性が登録する場合は、出会い系サイトも婚活サイトも優遇されています。
男性も「女性会員もお金を払って登録している」ということで、真剣な出会いを求める人が登録します。
出会い系サイトは、男性が有料で登録している場合が多いのですが、目的が婚活ではない=結婚は期待できない、とも言い換えることができます。
また、女性会員もサクラが多く、男性はお金を払って遊ぶ相手を探し、サクラに扮した女性がポイントを稼ぐ為に言葉巧みにメールの返事をする、という構図です。
全てのサイトがそういうわけではないのですが、やはり真面目な出会いを求めるのであれば、真面目な男性が多く登録している「婚活サイト」を利用した方がいいでしょう。
本当に欲しいのは何?目的別でサイトを使い分ける
では、なぜ婚活希望者が出会い系サイトに登録しないのか、と言えば、目的が違うからです。
八百屋さんに魚を買いに行っても売っていないように、婚活希望の女性は、婚活希望の男性がいるサイトに登録しなけければ出会えません。
しかし、もし「恋人が欲しいだけ」という女性が、婚活サイトに登録してしまうと、結婚希望の男性から熱烈にアタックされても希望に応えることができないかもしれません。
自分の目的をはっきりさせた上で、サイトの目的も把握し登録する。その為、自分が求めているものをしっかり自覚する、どうしたいのかはっきりする、ということも婚活の上では重要です。
すぐに信用しない!単独で会うことは避ける
サイトでいい人が見つかった!さあ実際に顔を合わせてみましょう!ということで、待ち合わせすることになるかと思いますが、いきなり二人だけで会うのはちょっと待った!
もちろん、大人同士ですから、自分のことは自分一人で!と思うのは当然です。しかし、結婚は自分一人のものではありません。
けれど、ネットで知り合った相手、メールや電話だけのやりとりでは信用できません。そこで、最初は誰かに同席してもらうことをおすすめします。
単独行動は危険?トラブルを防ぐ為に友人も同席
信用できるかできないか、というのは長くその人と付き合ってみないとわかりません。何年も付き合ってみても、正直なところ本性はわからない場合もあります。
いくら経験が豊富な女性であっても、一人夜道を歩くのが危険なように、見知らぬ男性と一対一で会うというのは危険です。
「大人だから、自分のことは自分で」と単独で行動する女性ほど、被害にあって泣き寝入りする場合が多いのです。
お金や、体目当ての男性がいる以外にも、危険な男性がいます。最近増えているのが、ストーカー気質の男性です。
そのようなことを未然に防ぐ為にも、自分以外の人に、その男性の顔を覚えておいてもらうことが大切です。
最初は、男性にも友人をつれてきてもらい、女性側も友人を連れて行くなどして食事会をしてもいいでしょう。
目的が結婚なのですから、お互いに慎重になって然りです。自分の感覚だけでなく、友人の意見やアドバイスも参考になります。
相手選びで失敗しないように、またトラブルを未然に防ぐ為にも、実際に会う際は軽い気持ちではなく、周囲を巻き込んで少しでも「重要なこと」であるという演出をしましょう。
確かめるのは誠意?勘違い男は無視しよう!
結婚相手を真面目に探す=積極的である、ということ。
特に男性においては、女性から声をかけてくるのを待っているようでは、出会いは期待できないはずです。
また、自分の話しかしない人、自慢ばかりする人、女性の地位を低く見ている人など、男性としてだけではなく人間として付き合いづらい人もたくさんいます。
我慢しないで!この人合わない…と思ったらすぐ次へ
たくさん男性が登録している、ということは選択肢は広がるのですが、中にはどうしても話が通じない人もいます。
簡単に言うと自分と「合わない人」です。
婚活の場合、できるだけ短期間でたくさんの人を見る必要があります。なぜなら、なるべく候補を絞った上で、その人たちを深く知る時間を得る為です。
「あ、この人なんか色々勘違いしてるな」とか「理由はわからないけど合わない気がする」という感覚は、なるべく素直に受け取って早い段階で決断しましょう。
結婚後に大事にしてくれる人?誠意のある人かどうか
一番気になるのは、相手の男性に誠意があるのかどうか。男性が「結婚したい」と一言に言っても、目的は様々です。
両親に強く迫られて仕方がなく、家政婦の代わりに嫁がほしい、社会的に認められたいから、世間体が悪いから、などという理由で結婚を希望する男性もいます。
婚活サイトに登録している男性は、恐らくほとんどの男性が真面目に婚活していると思われますが、真面目に婚活している=誠意ある男性、とは限りません。
なかなかその区別はつきにくいとは思いますが、いい人がよく働く人とは限りませんし、優しい人が暴力を振るわないとも限りません。
確かめたいのは、誠意があるかどうかです。もし、たくさんの中から数人に絞ることができたなら、本当に誠意があるかどうかを確認するようにしましょう。
なんとなく…はダメ!本気の相手には本気で向き合う
なんとなく、という気持ちで婚活サイトに登録することもできます。登録そのものは簡単ですし、会員費を支払えば、サイト内の男性とメッセージのやりとりができるでしょう。
プロフィールを入力し、写真も登録しておきながら、誰かからメッセージがきて浮かれ、モテたような気分になっているのはNGです。
メッセージの一件一件は、全部チャンスです。もし最初は遊び半分でも、次第に本気になってきたとして、以前のメッセージを慌てて読んでも、手遅れです。
冷やかしで婚活しないで!遊び半分の気持ちは相手に伝わる
もし結婚する気など一切ない女性が、男性を翻弄しようとして婚活サイトに登録していた場合、何度かやりとりをして結婚する気がないことに気がついたら、男性はどう思うでしょうか。
恐らく「騙された」と思うでしょう。
もちろん、騙すつもりはなく「ただなんとなく登録していた」だけだったかもしれませんが、男性は予想以上に傷つくでしょう。
男女関係の恨みや憎しみは根が深いものがあります。
こちらが軽い気持ちであっても、「婚活サイトに登録している以上、真面目に結婚を考えている女性」として見られてしまいます。
もしまだ本格的に婚活を考えていないのであれば、少し様子を見てからでも遅くありません。自分のタイミングで始めるのがいいでしょう。
登録してるだけは婚活じゃない!積極的に活用しよう
婚活とは、婚活サイトに登録することだけを言うのではありません。
婚活パーティーに出向いてみるのもいいですし、積極的に男性に声をかけることも婚活でしょう。
「結婚したい!」と言うことは誰でもできることですが、そこから行動に起こせるかどうかが重要です。
婚活サイトに登録することは、婚活の第一歩ではありますが、一歩だけ踏み出して立ち止まっていては意味がないのです。
婚活方法はいろいろ…ひとつのツールとして利用する
インターネットをしていると、ニュースを見れたり、メールもできたり、通販もできたり、となんでもできるような気がしますが、なんでもできる万能な道具というわけではありません。
相手に触れることや、匂いを感じることはできません。写真とメールだけのやりとりでは、相手を「知ったような気」にはなりますが、実際は何もわかっていません。
婚活サイトも同様です。たくさんの男性の中から、住んでいる地域や年齢、年収や趣味などで検索して探すことができて、簡単にメッセージのやりとりができます。
メッセージで仲良くなると、まるで昔からの知り合いのように仲良くなったような気になりますが、本当のところはわかりません。
婚活サイトで完結しているようでは、正確には婚活とは呼べません。あくまで婚活サイトはひとつのツール。その為、きっかけを見つけたら自分で広げていかなければ何も始まらないのです。
ネットだけに頼らない!積極的な行動で幸せな結婚に導く
婚活サイトでやりとりできる情報はごくわずか。
結婚は、生身の人間とするものですから、実際に会ってからが本当の婚活のはじまりです。ネットだけの頼らない婚活で、幸せな結婚を手に入れましょう。
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