出会いがないから転職を考える?体験談をもとにその是非を考える
出会いがない、誰もが言いそうな言葉ですが、実際に結婚しないばかりか、付き合っている相手がいないという若者も増えています。
どう行動すればいいのかを考えるとき、転職までを考えたことがあるでしょうか?
そもそも、そんな理由で転職までするべきか、実際の体験談をもとに調べてみました。
出会いを求めた転職、その是非を教えます。
Contents
出会いが無いと言っても、日本人の大半は職場絡みで恋愛に発展する
日本人は世界的に見ても真面目と言われ、何が恋愛と関係あるの?と、思うかもしれませんが、恋愛においても同じことが言えます。
ナンパをするのも、世界にしたら少ないほうと言われますし、出会いがないと嘆くなんて、「日本人特有の悩み」かもしれません。
日本人以外は、恋愛しないとしても「自分の生きかたを持っているから」ということもあり、恋愛⇒結婚を前提としている日本人よりずっと自由です。
日本人だからこそ、出会いに悩み焦りを感じたりするもの、恋愛しない生きかたを選択するとき、諦めにも似た感情でそれを考えるのです。
恋愛をするだけが人生ではなく、本当なら「人生の一部として」恋愛をするべきなのです。
日本人の出会いを調査してみると、ナンパは非常に少なく、一番多いのは「職場での出会い」でした。
真面目さが分かる結果です。
職場での出会いとなると、それを良しとしない、真面目とは思わないかもしれませんが、出会いとして考えるなら、順当な方法とも言えます。
職場での出会い、不純と思う人もいるかもしれませんが、日本人ならではの多さかもしれません。
職場恋愛は何かと大変?!仕事と恋の両立を迫られることになる
職場で出会いがあり、恋愛に発展するなら、楽しいこととは別に、当然デメリットもあります。
お互いの顔が見える職場恋愛、楽しいだけではなく、仕事と両立ができなくては、結果としてマイナスな恋愛になってしまうこともあります。
言うまでもありませんが、色恋沙汰にかまけて本来の仕事がおろそかになること、無いとは言い切れません。
そしてこれが下手なのは、圧倒的に男性のほうが多いのです。
「大好きな彼女」が近くにいるなら、やっぱり気になってしまったり、デレデレすることもあります。
嬉しいから当然かもしれませんが、同時に気持ちがやきもきしたり、仕事に集中できないタネになってしまうのです。
自分はちゃんとやっているようでも、それを判断するのは周囲であって、自分が思うよりずっとハードルは高いのです。
出会いを求めて転職を決意!でもそんな気持ちで次の職場は大丈夫?
出会いが無いからと、転職を考える人も少なからずいます。
転職理由はさまざまでも、仕事とは生きるためにやるべきこと、恋愛や出会いを目的に転職して、上手くいくほど甘い世の中と言えるでしょうか?
もし出会いを求めて転職を考えているなら、「仕事自体にはなんの問題も無い」ハズです。
それなのに、中途入社の道をわざわざ選択して、またイチから違う仕事を始めるというのは、決して得策ではありません。
悪く言うつもりはなくても、「そんな理由」で転職して大丈夫でしょうか。
「同じ職種だから」と考える人もいますが、人の集団が違うと、同じことをやるとしても、「勝手が違う」のです。
得意げに次の仕事をこなせると思っても、新人であることには変わりありません。
転職をしたところで、「最初から出会いを探せるほど自由も無い」のは、忘れてはいけません。
出会いすらあるか、その保証はありません。
出会いを求めて転職すること自体、かなりハードルが高いことも覚えておきましょう。
事務系に転職すると女性が多い、でも出会いが必ずあるとは考えにくい
マイナスな側面から考えすぎかもしれませんが、過度な期待よりはマシでしょう。
女性の多い職場として考えるなら事務職、候補としては一番ですが、必ず出会いがあるとは限りません。
女性にはいつの時代も人気のある職種、「OL」ですから、憧れの職業みたいな部分もあります。
じゃあ、事務職を目指して転職を考えるでしょうか。
男性に置き換えると、「男性の事務職は狭き門」です。
仕事には、性別に対する向き不向きがあるため、職種によって男女比率が決まる場合がほとんどです。
力仕事って、女性には限界がありますし、男女平等とは言っても、「差があるのは仕方がない仕事」もたくさんあります。
需要として考えると、男性は事務職に適しているとは考えにくく、コツコツやる女性のほうが向いているのです。
狭き門のうえに、必ず出会えるかと言えば、可能性は未知数なので、「ただ女性が多いだけ」に終わってしまうかもしれません。
意外な成功事例、中には芸能関係に転職して彼女ゲットのケースもある
成功事例を見てみると、「少ないけれど確実にある話」でした。
芸能プロダクションなどに転職、アイドルの卵と付き合えることになった、「ラッキーな男性」もいるようです。
こういった場所では仕事内容は限られてきますが、「女性側の問題」として、恋愛する機会が限られているという場合があります。
アイドルの卵ですから、男性と出会える場所が限定されてしまいます。
「アイドルと恋愛なんてご法度」と思うかもしれませんが、アイドルも元は普通の女性ですから、恋愛するのだって健全な証拠です。
言いかただけの問題であって、こういった女性は恋愛に飢えているという側面もあります。
芸能関係に転職する理由なんて、「芸能人に会いたいから」と答える人が多くいます。
仕事そのものに魅力というよりは、副産物狙いが普通です。
レアケースと呼べるほどですが、中にはこういう幸運を勝ち取る人もいます。
ですが、あまり田舎では不可能なので、案としておススメできるとは言えません。
女性が多い職場は大変、今まで気を遣ってこなかったのに勤められるか不安
出会いを求めて転職を考えるなら、その大半は「女性の多い職場」という、条件が必須になるでしょう。
女性が少なく、出会いが無い職場から、女性の多い職場に転職すると、それまで以上に気を遣うことも増えて、実は何かと大変になったと答える男性が多くいます。
例えばバレンタイン、義理チョコが昔より減ったとはいえ、もらう可能性だってグッと上がるでしょうし、もらった以上はお返しを考えたりしなくてはいけません。
正直、好きでもない女性から、「義理と分かっていてもらうチョコ」は、男性にとっても迷惑だったりします。
「もらえればいい」というものでもなく、女性との社交辞令は、必要以上に気を廻さなくてはいけなくなります。
意中の女性が相手なら良いかもしれませんが、そういう相手に限って、義理チョコすらくれない可能性のほうが高いものです。
思っているほど、簡単に出会いがあるわけではなく、それ以外に気を遣う毎日が待っているかもしれません。
「女性のいる職場は華やか」と思っているなら、それほど甘い話でもありません。
女性の数の分だけ、自分も気を遣うことになるのですから。
転職の動機が不純、仕事に身が入らないと女性とも出会えない
そもそも、転職の理由が出会いを求めてというなら、あまりにも不純すぎます。
まして、まだまだ就職難とも言われる時代ですから、こんな理由で転職を決意するのは、あまりにもリスクが高すぎます。
出会い目的で転職、上手くいったとしても、仕事そのものに身が入らず、ダラダラ仕事をしていても、女性は振り向かない生き物です。
出会い目的で転職すると、行動に表れたりして、最初から「遊び人」というイメージが貼られてしまい、結局出会えない転職で終わってしまうでしょう。
女性って、「男性の光るモノ」に惹かれて、恋愛をするのです。
次の転職先で、自分が光るモノを磨くことができるでしょうか?
そう考えると、仕事に身が入らないのは当然、仕事目的ではないのですから、言い換えるなら「仕事なんて出会いがあるならなんでもいい」となってしまいます。
それでは、例え出会いがあったとしても、よほど愛せる彼女でもできない限り、仕事に身が入るとも思えません。
結果として、出会いも無ければ仕事もうまくいかない、ということになってしまいます。
出会いが無いという結果は仕方ないとしても、生活を支える仕事すらダメになるようでは、大きな代償を払うことになるのです。
今の仕事を頑張ってみること、その次に出会いがある
彼女が欲しい、出会いが無い、と悩む男性の気持ちは理解できます。
でも、生きるうえで順番を付けるなら、「働かざる者食うべからず」は、まさにその通りなのです。
仕事をこなして一人前、その次に女性と恋愛できる男、となります。
出会いが無いことに悩むのではなく、ある程度は「いつか出会いがあるもの」と考え、目の前の仕事に打ち込んで、自分を光らせることが必要です。
女性と出会うことだけを考える男性なんて、目がギラギラしているだけに過ぎません。
「仕事も恋も」なんて言いますが、この両者が成り立たないと、人生そのものが輝くことはありません。
どちらか一方だけでも、結局は悩むハメになってしまいます。
さらに言えば、「彼女はいなくても生きていける」のですが、「仕事が無くては生きていけない」のです。
仕事をしていない男性を好きになる女性、よほど「夢を追いかけている最中」でもなければ、惹かれることなんてないでしょう。
仕事をしていない男性なんて、将来性も可能性も感じられません。
実直で生活をちゃんとしている、それなら自分も一緒にいて「安心できる」と感じ、恋愛したくなるのです。
どんなに見栄えが良いイケメンでも、ニートで親の金で遊んでいるようなら、そこで結局はNGと判断します。
出会いがどうこう言う前に、今の生活をちゃんとやること、まずはそれに徹しましょう。
転職して失敗、仕事も出会いも上手くいかないケースがほとんど
多くは、転職しても出会いも無けりゃ仕事も上手くいかない、そんな結果になっています。
男性に転職理由を聞いてみると、収入が一番多く、次に「やりたい仕事」でした。
仕事って、どんなに高い給料をもらえるとしても、「やりたくない仕事は続かない」ですよね。
そうでなくても、自分がすり減ってしまいます。
仕事とは人生を賭けてやるもの、男性にとっては特にそう言えるものなので、よく考えて転職しなければいけません。
当たり前のことを言っているようですが、出会いを求めて転職なんてあり得ないということです。
仕事には「仕事以外の理由」なんて、慎重に選ばなくてはいけません。
頑張っていれば職場でも出会いがある、そのくらいの気持ちでいれば、真面目な出会いが職場で起こるかもしれないのです。
自分の人生を左右する仕事、出会いも同じだが不釣り合いな部分ばかり
仕事と恋愛、どちらを取るかという質問がありますが、どちらも必要なことです。
仕事をしなけりゃ恋愛はない、恋愛があれば仕事にもハリが出る、そういう関係性を持って人生を進んでいかなくてはいけません。
結婚して妻となり、子供が生まれ家族になる、どれも守る役割はあなたなのです。
仕事も恋愛も、人生を左右することがあるから、重要なことに違いはありません。
でも、どっちが大切かと言えば、「まずは仕事ありき」と言えるでしょう。
状況次第で、逆転するときもありますが、原則は変わりません。
恋愛はタイミングや運の要素も強く、努力が報われないことも少なくありません。
一定の努力をすることも必要ですが、仕事に混ぜ込んでしまうと、両者がダメになります。
別々に考えたうえで、それぞれを真剣に取り組むこと、それが実は出会いを得るための近道と言えます。
出会いを求めた転職、あまりおススメできるとは言えません。
こちらの記事もオススメです