山形県のデートスポット11選。温泉・グルメ・フルーツを満喫!

山形県は自然豊かな土地で有名であり、その大自然を活かして数多くの温泉地に恵まれたスポットでもあります。

そのため一年を通じて様々な温泉を体験することができるのも山形県ならではと言えます。

山形県の魅力はそれだけではなく高級食材の米沢牛をはじめ、地元も郷土料理なども豊富で温泉と料理を同時に楽しむことまでできてしまいますね。

山形県の魅力いっぱいのデートスポットを知り、是非一つ一つ巡ってみてくださいね。

山形県の最上級グルメとして名高い米沢牛を味わえる創業明治27年お店「米沢牛 登起波」

今でこそ日本三大和牛の一つに称されるまでになった「米沢牛」ですが、そのはじまりは意外な歴史が関わっていました。

米沢市では昔、四つ足の動物は食べないというルールがありましたが、1871年にチャールズ・ヘンリー・ダラス氏を英語教師として招いた際、ダラス氏のコックが牛肉を調理させたことが米沢牛の始まりとなります。

この米沢牛はただ米沢市で作られた肉であるということではなく、米沢牛を名乗るための5つの定義をクリアすることによってはじめて証明印に押印されるようになりますね。

1,飼育者
米沢牛の飼育者は、置賜三市五町に住んでおり、米沢牛銘柄推進協議会が認定された者だけが米沢牛を作ることを許されます。

また登録されている牛舎の中で、最も飼育期間が長いものを米沢牛と呼んでいきます。

2,種類
米沢牛として認定されるには、どの牛でも良いわけではなく、黒毛和種の未経産雌牛であることが条件となっております。

3,枝肉
枝肉となるのは、米沢牛枝肉市場か東京食肉中央卸売市場に上場しており、公益社団法人日本食肉格付協会の格付けを受けている肉だけとなります。

4,生後
生後32か月以上が経過しており、公益社団法人日本食肉格付協会が定める3等級以上の肉であることが条件となります。

5,放射線
東日本大震災の影響によって放射線問題が浮上しておりますが、この放射線の影響がないかのチェックをクリアしたものとなります。

これら細かな条件をクリアしたものだけが米沢牛と呼ばれるという、厳選されているからこそ旨味たっぷりの日本三大銘柄の牛肉と呼ばれますね。

こちらのお店では、創業明治27年の長年の歴史の中で米沢牛を提供し続けている名店でもあります。

米沢牛の味わい方は様々で、シンプルに炭火で焼き上げることで炭火の香りと余分な脂を落とした米沢牛を味わうことができます。

他にも、しゃぶしゃぶやすき焼きなど好みに合わせて米沢牛を堪能することができますね。

米沢牛の甘みたっぷり、肉質の美しさを楽しめば、自然と笑みがこぼれてしまうほどの味わいとなります。

本場の米沢牛だからこそ味わうことができる旨味を山形県デートで是非とも楽しんでくださいね。

スポット:米沢牛 登起波
住所:山形県米沢市中央7-2-3 登起波牛肉店 2F
電話番号:0238-23-5400
アクセス:JR米沢駅 車 10分
ホームページ:https://www.yonezawabeef.co.jp/tokiwa/

山形県でもっとも人気のある郷土料理玉こんにゃく「千歳山こんにゃく店」

山形県では古くから郷土料理として「玉こんにゃく」を食し続けており、古くは、山寺立石寺を開いたとされる慈覚大師が山形県にこんにゃくを伝えたことが始まりとなります。

こんにゃくと聞くと長方形の形をしているケースが一般的ですが、山形県のこんにゃくは食べやすいように丸い形をして串に刺して食べる「玉こんにゃく」が一般的となりますね。

120年もの長年の間山形県で愛され続け、和を思い立たせる味わいを堪能することができます。

こちらのお店では、じっくりと時間をかけて煮込み続けられた「玉こんにゃく」を味わうことができ、串に刺さったこんにゃくを味わうことができますね。

山形県の郷土料理を味わうための、どこか懐かしくも落ち着きのある雰囲気を感じることができる店内で、ほっこりと山形県名物を味わうデートを楽しんでみてくださいね。

スポット:千歳山こんにゃく店
住所:山形県山形市松山3-14-1
電話番号:023-623-6669
アクセス:山形駅 徒歩25分

一日1,000本は売る山形県一の人気団子屋さん「横丁とうふ店 最上川千本だんご」

山形県内には、一日に1,000本もの団子を販売するほどの人気の団子屋があり、山形県民であれば誰しもが知る人気店でもあります。

山形市から1時間もかかる場所にありながらも、観光バスまでもが訪れる人気のスポットで、賞味期限は1日のみという限られた中でしか味わうことができない団子となります。

団子は温度や湿度によって毎日味わいと食感が変わるため、その日ごとに米のふかし具合を調整して添加物を一切使うことなく作り上げていきます。

団子は通常丸めていきますが、こちらでは一定の形になったらカットしていき串に刺していくという、全てが手作りにこだわった団子を堪能していけます。

ほっこりとするような雰囲気の中で味わうことができる団子には数多くの種類があり、それぞれ特徴的な見た目と旨味を楽しむことができますね。

しょうゆだんご
ツヤツヤとした餡の照り具合が見事な団子で、醤油味はお店の看板メニューでもある王道の味であり、モチモチ食感の団子との相性も抜群となります。

口にした際の団子の食感とトロっとした醤油ベースの餡を同時に味わうことができます。

くるみだんご
地元である山形県産のくるみを贅沢に使用した団子で、ペースト状になったくるみを餡のようにトロっと団子を覆うようにして覆い被さっております。

くるみの風味と旨味を団子のモチモチ食感と一緒に味わうことができるくるみ好きにはたまらない一品でもありますね。

ずんだんだんご
ずんだは枝豆本来の味わいをしっかりと感じることができるという点から、若者にも高い人気を集めている団子になります。

風味も豊かで口にした際のずんだの味わいの濃さもパンチがあり食べ応えを感じることができますね。

ずんだは注文が入ってから団子にたっぷりとずんだ餡を塗るため、ボリュームたっぷりなずんだを味わうことができます。

見た目も美しい人気の団子の一つになります。

雪見だんご
冬限定の団子であり、山形県は冬になると大雪が降るため、その雪をイメージして小倉あんをたっぷりと塗った団子の上に生クリームをコラボレーションしていきます。

見ているだけでも雪をイメージすることができる団子ですが、モチモチ食感の団子に小倉あんの甘い、そして包み込むように甘い生クリームの三位一体の味わいを堪能していけます。

焼きのりみたらし
磯部の香りが特徴的な注文が入ってから一本一本丁寧に焼き上げていく団子で、のりのかおりと醤油の味わいがたまりません。

口にした際に団子のモチモチとした食感と醤油の香ばしい香り、そこに加わるのりが絶妙なバランスを作ってくれておりますね。

焼きみそバターだんご
ちょっと意外な組み合わせに思えてくる団子ではありますが、一度味わうと癖になってしまうほどの旨味を楽しむことができます。

モチモチ食感の団子の上に、たっぷりと濃いめの甘口味噌をたっぷりとトッピングし、その上にチーズのようにバターを雪のように振りかけていく一串。

バターがくどさを感じさせず、味噌の旨味を絶妙なバランスでサポートしてくれている団子でもありますね。

いちごちゃん
女性であれば誰もが食べたくなる見た目の可愛らしさから楽しませてくれる、たっぷりのいちごがトッピングされている団子になります。

春先しか味わうことができない期間限定の団子で、いちごの瑞々しく甘みのある味わいを堪能することができます。

団子へのこだわりはもちろんのこと、団子にマッチするトッピングにも強いこだわりを持っていることで、見た目の可愛らしい色合いなども楽しめるのが女性にとってワクワクする一つの要因となります。

デートで訪れた際には必ず立ち寄っていただきたい団子屋でもありますが、とても混雑するため朝の早い時間に訪れることがおすすめでもありますね。

スポット:横丁とうふ店 最上川千本だんご
住所:山形県北村山郡大石田町大字大石田乙76 横丁とうふ店向かい
電話番号:0237-35-2312
アクセス:大石田駅 徒歩11分

熱々のラーメンではなくひんやりと冷たいラーメン「栄屋本店」

山形県はラーメンの消費量日本一を誇るラーメン激戦区であり、その中で誕生したのが「冷やしラーメン」になります。

ラーメンと言ったら、熱々のスープに麺や具材が入ったいるのが「当たり前」と思っている方も多いかと思いますが、山形県では熱々のラーメンだけではなく、冷やしたラーメンもポピュラーなラーメンとして人気を高めています。

鶏ガラベースの醤油スープは透き通るような美しさで、そこにモチっとした麺と食べ応えのあるチャーシューや野菜をトッピングしていきます。

冷やしラーメンは。熱々のラーメンと同じようにスープに深みを感じることができ、何ら変わりないラーメンを味わうことができます。

そのすごさというのが、通常であれば熱々のスープであるからこそ脂が固まることなく味わうことができるのですが、冷やしていても脂が固まらないスープを味わうことができる点は冷やしラーメンの特徴の一つとも言えますね。

こちらのお店はこの「冷やしラーメン」発祥のお店であり、もともとは常連客に「熱いラーメンがあるなら冷たいラーメンがあってもよい」と言われたのが始まりとされています。

お店で味わうことができる冷やしラーメンは、とにかく昔懐かしい味わいを楽しむことができる特別なものはないラーメンですが、それが一番美味しさを感じさせてくれますね。

猫舌の人でも安心して食べることができる冷やしラーメンを是非味わってみてください。

暑い夏には高い人気を誇りますので、まずは夏場のデート時に味わってみるとさっぱりとしていて味わいやすさを感じるかと思います。

スポット:栄屋本店
住所:山形県山形市本町2-3-21
電話番号:023-623-0766
アクセス:JR山形駅 車 5分
ホームページ:http://www.sakaeya-honten.com/

「かき氷」と「わらび餅」、「醸まん」の3つの看板メニューを持つ山形県を代表する名店甘味処「腰掛庵」

こちらのお店は駅から徒歩20分以上かかるため、決してアクセルが良い場所にある甘味処とは言えませんが、それでも連日行列ができるほどの人気を誇る山形県を代表する看板甘味処と言えるほどのお店となります。

甘味と聞くと京都のイメージが強いかもしれませんが、京都の名店を除けば他県よりも人気が高く日本でも指折りの名店と言われております。

お店を訪れるとまず目に入るのが「あがらっっしゃい、かけらっしゃい」ののれんで、木で作られたお店は、どこか懐かしさを感じるほどでもありますね。

お店では、栗の旨味が凝縮した「栗名月」やイチゴのフレッシュで甘みのある「いちごわらび餅」、「わらび饅頭」など和菓子がズラっと並んでおり、どれも匠の技でひと工夫もふた工夫もされておりますが、こちらのお店の看板メニューは3つ他にあります。

わらび餅
こちらのお店の「わらび餅」は一度食べたら忘れることができなくなるほどの味わいであり、ツルンとしながらもモチッとした食感が、あまりにも見事で食べ続けていたくなるほど。

香ばしく深い色合いをした、きな粉と餅との見事なまでの組み合わせを味わうことができ、他で味わってきたわらび餅の味が何だったのかと思うほどになりますね。

少し大きめのサイズにカットされた食べ応えのあるわらび餅は甘さ控えめであるため食べやすさはあります。

醸まん
お店の看板メニューとしても人気を集めており、のれんにも大きく「醸まん」と書かれているほどで、日本酒のほのかな香りが特徴的な饅頭として食べやすさもあります。

もっちりとした皮と白の美しい色合いを楽しむことができ、しっとりとしたこし餡との絶妙なバランスを楽しむことができます。

一口サイズであるからこそ、いくつでも食べ続けれてしまうほどであり、ほうじ茶と一緒に頂けば、ホッと一息つくことができる味わいを堪能していけますね。

かき氷
大きな氷の山と称されるほどの「かき氷」は、ただ高いだけではなくたっぷりのシロップの色合いが見事な、見ているだけでもワクワク期待が高まるほどでもあります。

こんなにも大量なシロップとトッピングが乗っていてよいのかと思うほど豪華であり、あずきベースのシロップに氷の山の上には大量のあんこが乗っていたり、濃厚な抹茶やあまみたっぷりなイチゴのシロップの上に小豆が乗っていたりと、食べるのが勿体ないと感じてしまうほどですね。

どの看板メニューも見た目以上に甘さは控えめであり、夏の暑いシーズンにはかき氷を、秋口にはわらび餅を、通年通して醸まんを山形県でデートをする際には、必ずと言って良いほど訪れて頂きたいスポットになります。

スポット:腰掛庵
住所:山形県天童市北目1-6-11
電話番号:023-654-8056
アクセス:JR天童駅 徒歩20分

江戸時代から続く山形県の郷土料理でも懐かしの芋煮「飯豊」

山形県で芋煮は郷土料理として子供の頃から食べ続けられてきた懐かしの味でもあり、それは「サトイモを使った汁物」を意味して江戸時代より続きます。

芋煮は農業で忙しい山形県民が手軽に味わうことができ、かつ、里芋は日持ちしないため、大量に食べることができるという点で誕生した食べ物でもあります。

醤油や味噌で味付けされた里芋をじっくりと煮込んで完成する芋煮は、ホクホクとした食感でありながら、里芋の旨味とダシの味わいを堪能することができます。

山形県では、家庭はもちろんのこと、居酒屋から料亭まで広く食べられている郷土料理でもありますね。

こちらのお店では出汁をじっくりと取り、丁寧に下処理された里芋をじっくりと煮込むことで、ホクホクとした食感の仲にも里芋の旨味を感じるホッとする一品に仕上がっております。

山形県でデートをするのであれば、地元の郷土料理に触れ合い懐かしさを感じるほっこりとしたデートをしてみるのも楽しいものかと思います。

スポット:飯豊
住所:山形県山形市香澄町3-5-20
電話番号:023-622-0939
アクセス:山形駅 徒歩5分

日本一の生産量を誇り誰しもが好きな山形県名物さくらんぼ「槇果樹園」

山形県はさくらんぼの生産で日本一と言われており、2位に次ぐ北海道よりも10倍もの生産をするほど、さくらんぼを多く育てているエリアでもあります。

さくらんぼは多く育てているだけではなく、その種類も豊富で様々な種類のさくらんぼを味わうことができるのも山形県ならではと言えますね。

国内生産量の8割を作り上げる山形県は、「さくらんぼ王国」とまで呼ばれるようになっており、その歴史は明治時代にまで遡ります。

明治時代に日本にきたさくらんぼですが、当時はまだ今のように栽培技術が発達していなかったこともあり自然災害や栽培の過程でさくらんぼが育たなくなるというケースが大半でした。

その中で山形県は自然災害の影響が他県と比べて少なかったこともあり、さくらんぼの栽培に成功し、日本一の生産地へと成長していきました。

さくらんぼの旬は6~7月であり、この時期になるとさくらんぼ狩りも盛んとなり毎年70万人もの人が山形県に訪れるほどでもあります。

中でもさくらんぼ狩りのシーズンに訪れる人々の目的は「佐藤錦」になり、国産のさくらんぼの中でも最高級品と呼ばれるさくらんぼの品種目掛けてきますね。

最高級品さくらんぼの王様「佐藤錦」

さくらんぼの王様「佐藤錦」は、山形県在住の佐藤栄助氏によって生み出された「ナポレオン」と「黄玉」を交配させて生まれたブランドとなります。

16年もの年月をかけて作り上げた佐藤錦は見た目の美しい形と赤色と黄色がバランスよく織り交ざった色合いが見事でもあります。

口にした際の瑞々しいとあまみたっぷりな味わいが特徴的でもありますね。

こちらの農園では、「佐藤錦」をはじめとしたさくらんぼ狩りをすることができ、時間一杯さくらんぼを味わうことができ、幸せなひと時を過ごすことができます。

また、一番人気の「佐藤錦」だけではなく、「紅秀峰」や「紅きらり」などと言った新種のさくらんぼも人気を集めるなど、進化を続ける山形県のさくらんぼをデートで是非とも楽しんでみてくださいね。

どの品種のさくらんぼが好みであったか食べながら話し合うのも楽しみ方の一つと言えます。

スポット:槇果樹園
住所:山形県東根市若木通り1-86
電話番号:0237-47-2722
アクセス:JRさくらんぼ東根駅 車15分

大正浪漫の風情がたまらないロマンを感じる銀山温泉「能登屋旅館」

山形県は数多くの温泉に恵まれた場所でありますが、その中でも銀山温泉は大正時代から続く人気の温泉スポットで、古き良き木造建築の旅館がレトロ感を出しながら立ち並びます。

その姿は美しいだけでなく、どこかホッとすることができる安らぎのスポットとしても知られており、夜になれば顔を変えて旅館のライトが大人の雰囲気を作ってくれますね。

その中でも国の重要文化財にも指定されている銀山温泉の看板とも言える旅館が「能登屋旅館」になります。

銀山温泉を開拓したとされる木戸佐左ェ門氏が手掛けた温泉として、「能登屋旅館」の前には「木戸佐左ェ門」と看板が立てかけられているほどでもあります。

入母屋造りの建物は堂々としており、その見事なまでの姿と漆喰装飾の美しさに見とれてしまうほどでもありますね。

一歩館内に入れば、そこは純和風の雰囲気でホッと一息つきたくなるほど落ち着いた空間が広がっており、ワクワクする気持ちが高ぶってきます。

銀山温泉は硫黄ベースで切り傷や神経痛など疲労回復に良いとされており、スチーム効果もあり美肌にも良いとされております。

タイミングが良いと雪も降ってきて見事なまでの美しい景色を楽しむこともでき、うっとりとすること間違いなしですね。

銀山温泉を散策し、温泉を楽しんだ後は食事になります。
山形県名物の米沢牛をふんだんに使った絶品の料理などを味わうことができますね。

全てにおいてパーフェクトとも言える銀山温泉はデートで訪れれば、決して派手さはないが、ゆっくりとした時間の中で普段とは違う非日常的な時間を過ごしていくことができるスポットとなります。

スポット:能登屋旅館
住所: 山形県尾花沢市銀山新畑446
電話番号:0237-28-2327
アクセス:JR奥羽本線大石田駅 バス銀山温泉行き 50分 銀山温泉下車 徒歩10分
ホームページ:http://www.notoyaryokan.com/

山寺の愛称で人気を集めている最高の絶景を眺めることができるお寺「立石寺」

山形県を代表するデートの名所でもある「山寺」と呼ばれる「立石寺」があります。

ここは860年に慈覚大師氏によって建造された寺院であり、山形県の中でも古い歴史を持つとされておりますね。

「立石寺」の特徴として1,015段の階段があり、石段を一歩一歩歩いていく先に「立石寺」はあるのですが、その歩いていく最中に眺めることができる自然の景色は見事なまでの美しさを感じることができます。

山寺はかの有名な松尾芭蕉の紀行文「奥の細道」にも登場するほどであり、「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の俳句の場所となるほど美しく素晴らしいスポットでもあります。

石段を上った先にあるのは、国の重要文化財にも指定されている「根本中堂」であり、再建に修理を重ねてはいるものの、ブナ材による建物としては日本最古とされているほど。

秘仏薬師如来座像が安置されている本尊には、比叡山で最澄が灯したと言われる火の分灯である「不滅の法灯」があり、1,000年以上もの間、途切れることなく灯し続けていますね。

立石寺には2つの名所があり、そのどちらもデートで訪れるのにおすすめの場所となります。

2本の仁王像が祀られる「仁王門」
けやきで作られた見事なまでに美しい門は左右に巨大な仁王尊像が堂々と立っており、その厳しそうな顔つきを見ることができます。

仁王尊像の厳しい顔つきには意味があり、邪心をもつ人間が門をくぐるのを防ぐために見張っていると言われています。

秋口になると自然が紅葉となり、赤みがかる木々を見渡すことができ、仁王尊像とのバランスの良い景色を見ることができますね。

そこは能の舞台をイメージできる場所「五大堂」
山寺の中でも最高のロケーションで、五大明王が祀られており、慈覚大師が天下泰平を祈った場所として知られていますね。

その見事なまでの絶景は山寺からすべての街並みと自然を一度に見渡すことができ、紅葉の時期になると緑に赤の木々、青々とした空、そして街並みの美しい景色を見渡すことができます。

この景色を求めて石段を上る人がいるほど、デートでは欠かすことのできないスポットとなります。

石段を登るのは大変ですが、少しアクティブなデートをイメージしながら最高のロケーションを是非一度は見てみてくださいね。

スポット:立石寺
住所:山形県山形市山寺4456
電話番号:023-695-2843
アクセス:JR仙山線山寺駅 徒歩7分
ホームページ:https://www.rissyakuji.jp/index.html

うさぎ伝説のあるうさぎにお祈りして良縁を祈願する大社「熊野大社」

東北エリアの伊勢神宮とまで呼ばれる「熊野大社」は、赤湯温泉からほど近い場所にあり、赤々とした鳥居ではなく、真っ白な鳥居がお出迎えしてくれます。

鳥居をくぐり、少し進んだ先にあるのが境内に続く47段の階段があり、その両端には見事なまでの高さを誇る木々で囲まれておりますね。

47段と他の寺院比べると少ない石段ではありますが、一段一段登る中でスッと澄んだ空気に包まれていき心が洗われていく印象を受けることかと思います。

階段を登った先にある本殿は見事なまでの荘厳な雰囲気を感じさせ、木造建築でありながら堂々とした佇まいを感じることができます。

この熊野大社の拝殿は南陽市指定重要文化財とされており、多くの彫刻や工芸品なども山形県指定の文化財に認定されているほど、由緒正しい大社でもあります。

そしてこの熊野大社で欠かすことができないのが「うさぎ伝説」になりますね。

うさぎ伝説は、本殿の裏側に彫刻として彫られている物語であり、縁結びのご利益もある熊野大社には3匹のうさぎがおり、この3匹のうさぎの彫刻を探すことができればご縁を受けることができ、願いが叶うとされています。

デート時には2人で可愛らしいうさぎの彫刻を見つける楽しみ方もでき、一つ一つ顔の表情が違う「結うさぎ」の可愛らしい置物も購入することができるうさぎ尽くしの大社でもありますね。

スポット:熊野大社
住所:山形県南陽市宮内3476-1
電話番号:0238-47-7777
アクセス:JR奥羽本線赤湯駅 車 5分
ホームページ:http://kumano-taisha.or.jp/index.html

築350年の歴史がよみがえる古き良き温泉「赤湯温泉 瀧波」

創業100年以上の歴史を誇る旅館で、建物自体は築350年という庄屋屋敷をリノベーションして旅館とした老舗の温泉旅館となります。

リノベーションしたことによって旅館全室に個別露天風呂が設置されており、どの部屋でも周りを気にすることなく、好きなタイミングで天然の温泉を楽しむことができます。

温泉は、シミ予防や保湿効果などがあり、乾燥が気になる女性にとっては温泉に浸かるだけで保湿効果を得ることができるのは嬉しい限りですね。

また温泉からは山形県の自然を見渡すこともでき、冬になれば雪と自然のコラボレーションを二人だけで独占しながら温泉を楽しむこともできます。

そしてリノベーションされた旅館では、温泉と建物を楽しむだけではなく、料理までも楽しんでいけます。

料理は和食をベースとしてイタリアンやフレンチの要素も取り入れている創作料理の数々を味わうことができ、オープンキッチンでシェフのパフォーマンスを見ながら食事を楽しむことができますね。

食材一つ一つにもこだわり、山形県名物を多く取り入れた料理でもあるため、山形県を余すことなく堪能することもできます。

旅館のコンセプトは「何もしない贅沢時間」であり、ワイワイ楽しんだりするデートも楽しいですが、何もすることなく、ただひたすらに二人だけののんびりまったりとした時間も過ごしてみてくださいね。

スポット:赤湯温泉 瀧波
住所:山形県南陽市赤湯3005
電話番号:0238-43-6111
アクセス:赤湯駅下車 車 10分
ホームページ:http://takinami.co.jp/

ゆったり温泉に美味なるグルメなど楽しみ方満載の「山形県デート」

山形県を満喫することができるデートスポットはいかがでしたでしょうか。

様々な成分をゆったりのんびり楽しむことができる温泉をはじめとして、甘味やご当地グルメ、米沢牛など、高級な食材から手軽に食べられるグルメまでワクワクする食事を堪能していくことができます。

さらには、自然豊かな土地の中に堂々とそびえ立つ建物などもデートスポットとして楽しむことができるなど、のんびりとしていながらもワクワクが止まることのない山形県の魅力あるデートスポットを是非巡ってみてくださいね。

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