福島のデートスポット12選。名産と温泉、そして遊ぶ場所が多い!
福島県と言えば、東日本大震災によって深刻な被害や風評被害などを受けてしまうなど、大きな傷跡を残した県の一つではありますが、今では福島県の魅力も戻りデートスポットとしても人気を集めております。
そんな福島県の魅力と言えば、やはり大自然によって作り出された「温泉」は欠かすことができないデートスポットであり、温泉以外にもお城や定番デートスポットなど数多くのスポットがありますね。
もちろんグルメにも豊富でご当地の名産などは日本全国にまで名をとどろかせている人気の食べ物も数多くあるほど。
そんな魅力いっぱいでワクワクが止まらない福島県のデートスポットをご紹介してきますので、好みのデートスポットは要チェックしておいてくださいね。
Contents
- 1 悲しみと強い信念を感じることができる1,300年の歴史を持つ東山温泉「会津東山温泉 向瀧」
- 2 四季折々の景色に愛され続けて400年の高湯温泉「高湯温泉 吾妻屋」
- 3 福島の中にあるフルーツライン内にあるいちご狩り農園「四季の里いちご園」
- 4 国指定跡若松城址でもある美しいお城「鶴ヶ城」
- 5 大自然の中で野生の動物と触れ合うことができるデートスポット「東北サファリパーク」
- 6 神秘的な地底空間を大冒険することができる恋人の聖地「あぶくま洞」
- 7 大正時代から続く昔懐かしい醤油ラーメン喜多方ラーメン「まこと食堂」
- 8 鰻のかば焼きからヒントを得て誕生したソースカツ丼「白孔雀食堂」
- 9 長ネギを箸代わりとして蕎麦を味わっていくご当地グルメ「そば処こめや」
- 10 大輪を描くように美しく並べられた餃子を楽しむ「餃子 照井」
- 11 戊辰戦争時代から始まった会津名物の馬肉を味わう「馬刺し専門 大久保商店」
- 12 会津地方で昔から味わっている歴史と懐かしさを感じる郷土料理「籠太」
- 13 一日を通じて遊び、学び、食し、そして浸かるを楽しめる「福島県デート」
悲しみと強い信念を感じることができる1,300年の歴史を持つ東山温泉「会津東山温泉 向瀧」
福島県は会津若松市には「東山温泉」という絶大な人気を誇る温泉郷があります。
東山温泉の開湯は今から1300年前まで遡り、奥羽三楽郷の一つに数えられるほど歴史のある温泉郷であり、美しい自然の中に見事に溶け込んでいるスポットでもありますね。
この東山温泉には深い歴史があり、その昔に重臣大町左京盛胤に「千穂姫」という美しい娘がおり、領主直盛公が千穂姫に結婚の申し出を何度もしたが、千穂姫はその申し出を何度も断っていきます。
その後、領主直盛公直々の召出し状が出されたことで千穂姫は死を決意し、湯川まで行き、そこで身体を清め、衛門との恋を諦めることができず身投げをしてしまいます。
千穂姫が身投げをした場所を「尼渕」と呼び、今でもその場所はしっかりと残っております。
この東山温泉の悲しい歴史を糧に今の温泉があり、また悲しいお話だけではなく歴史上の文豪でもある与謝野晶子氏などにも好まれている温泉地でもあります。
その中でも「会津東山温泉 向瀧」は、国の文化財となっている場所であり東山温泉の中でも歴史の古い温泉地となります。
ここはまるで非日常的な空間にタイムスリップしたかのような場所であり、その極上の空間で東山温泉のサラサラとしている温泉につかりながら、身体の疲れなどを取っていきます。
温泉の後は、食事もしっかりと楽しんでいけます。
温泉デートの醍醐味であり、化学調味料などを一切使わない会津の名産を取り入れた料理の数々も堪能していけますね。
空間を楽しみ、温泉を楽しみ、そして食を楽しむことができる他に類を見ない極上の温泉地でデートを是非楽しんでみてくださいね。
住所:福島県会津若松市東山町大字湯本字川向200
電話番号:0242-27-7501
アクセス:JR磐越西線 会津若松駅 車 15分
ホームページ:https://www.mukaitaki.com/
四季折々の景色に愛され続けて400年の高湯温泉「高湯温泉 吾妻屋」
開湯400年の歴史を持つ高湯温泉は、四季折々の顔を見せてくれるため一年を通じて温泉だけではなく景色まで楽しむことができます。
高湯湯治に必要な日数を示す「三日一廻り、三廻り十日」という考え方があり、ひと廻りすることで身体を湯に慣らしていき、ふた廻りすれば身体の悪い部分が治癒していき、参廻りすれば調子が改善されていくとされます。
また高湯温泉には7つの心得があり、この7つの心得を守ることによって高湯温泉の効果を最大限に得ることができます。
1, 三日一廻りの心得
高湯温泉を最大限楽しむには日帰りや一泊二日などでは足りず、「三日一廻り」と言われるため、少なくとも三廻りするため10日間はゆっくりと滞在していくことがポイントになります。
2, 入浴は1日に3回、一度の入浴は10分~30分
入浴時間に関しては、少しずつ数回に分けて入浴することが大切であり、1日3回、入浴時間は10分~30分ほどにしていきます。
食後すぐやお酒を飲んだ後、気分がすぐれない場合などは長湯をすると身体に危ないため、なるべく簡単に済ませることもポイントになりますね。
入浴前には、いっぱい汗をかくためお茶や水などを飲んで水分を摂取しておくことが大切になります。
3,入浴の最中は休憩を取らない
温泉による治癒効果を高めるため、石鹸などを使用することなく温泉に入っていきます。
入浴中は休みを取ることなく、1回の入浴時間をしっかりと取るようにしていき、のぼせてしまう方に関しては、半身浴や足湯など部分的に温泉に入るようにしていくのも良いですね。
4,神経痛やリウマチ、麻痺などの方の入浴
神経痛やリウマチなどの麻痺を持っている方に関しては、幹部を無理して動かすことなく、少しずつ温泉の中で動かしていくことによって、高い効果を持たせることができます。
また入浴後に関しては、幹部を冷やし過ぎないように注意していくことが大切になりますね。
5,入浴を終えたのちは1時間横になる
入浴を繰り返し入ったのちは、体力も使っているケースが多いため、無理して動き回ることなく、部屋でゆっくりと1時間は横になることがポイントになります。
そうすることで温泉治癒の効果を高めていくことができます。
6,飲泉をする際の心得
便秘や痔に悩まされている方は飲泉がおすすめで、一日に1~2回少し飲む程度にしていきます。
高湯温泉の効果は高過ぎるため、飲みすぎたり一気に飲んだりすると体調を崩したりする原因にもなりますので無理なく飲むようにしていきます。
7,森林浴も湯治の一つ
温泉の効果は確かに泉質に影響されるケースがほとんどですが、温泉効果はそれだけではありません。
高湯温泉の効果は、自然の中にある温泉であることから自然を楽しみながら温泉に浸かることで、より温泉の効果を得ていくことができます。
心身ともに、ゆったりとして心の底から癒されることによって温泉効果を最大限に得ていくことができますね。
これら7つの心得を踏まえ発展してきた高湯温泉の中でも、1916年に開業し多くの文化人にも愛され続けている旅館が「吾妻屋」になります。
昔ながらの木々で作られた旅館内は、ゆったりとしていて落ち着きを感じる空間が広がっております。
露天風呂は、冬の時期になれば雪と温泉とのコラボレーションを楽しむことができるため、のんびりゆったりとした時間を過ごしていけるようになりますね。
デートで温泉は最高のシチュエーションであり、高湯温泉でのんびりとした時間を過ごしてみてください。
住所:福島県福島市町庭坂高湯33
電話番号:024-591-1121
アクセス:福島駅西口 車 40分
ホームページ:http://www.takayu-azumaya.jp/
福島の中にあるフルーツライン内にあるいちご狩り農園「四季の里いちご園」
福島県でフルーツ狩りをするのに最も有名な場所はフルーツラインがあります。
こちらでは、桃にさくらんぼ、葡萄などといった数多くのフルーツ狩りを楽しむことができ、中でも人気なのが「いちご狩り」になります。
こちらのいちご農園では、入り口でいちごミルクといちごのヘタを入れるためのお皿をもらいビニールハウスに入っていきます。
果てしなく続くいちご農園を目の当たりにすれば、いちご好きはもちろんのこと、その宏sと緑の中に赤赤と実るいちごに期待とワクワクが止まりませんね。
いちごは一口サイズの大きさで食べやすく、瑞々しくもフレッシュで甘み一杯の中に少し酸味を感じることができるバランスの良い旨味を堪能することができます。
そのまま食べても美味し野ですが、いちごミルクを浸けて食べればさらに甘さが増して何個でも食べられてしまうほどでもありますね。
時間の許す限り、いちごを食べ続けられるので、お腹一杯になるまでいちごを堪能してみてください。
住所:福島県福島市荒井字水林21-2
電話番号:024-593-5715
アクセス:東北自動車道福島西IC 車 10分
ホームページ:http://www.ichigoen.jp/
国指定跡若松城址でもある美しいお城「鶴ヶ城」
600年前に建てられた戊辰戦争の舞台となったのが鶴ヶ城であり、高さ25メートルにまでおよぶ天守閣と真っ白の色合いが堂々とした雰囲気を醸し出しています。
場内には鶴ヶ城の守護神として祀られている「鶴ヶ城稲荷神社」があり、白を作る際には、キツネの足跡を目印に大雪の中建てた歴史があることから、入り口にはキツネが祀られてもいますね。
鶴ヶ城は戊辰戦争の頃には、「奥州一の名城」と称され、圧倒的な武力差の中で降伏するまでの間、戦いを耐え抜いた白でもあります。
今ではそんな鶴ヶ城も一つのデートスポットとして人気を集めており、鶴ヶ城の館内では歴史や文化と触れ合うことができますね。
石垣の入り口から入ってき、リアルな人形で作られた歴史資料を眺めながら当時の激しい戦争を知っていきます。
天守閣に登れば、会津若松市の景色を一望することができるため、歴史を知った後の景色は開放感と会津若松市の力強さを感じることができるかと思います。
これだけでは、お城好きによる城巡りになってしまいますが、鶴ヶ城がデートスポットとして人気なのには2つのイベントがあるためでもあります。
会津絵ろうそくまつり
冬になると行われる行事の一でもあり、500年の歴史がある「会津絵ろうそく」を敷地一杯に10,000本も灯され、幻想的な世界を楽しむことができます。
また会津若松市の冬は大雪が降ることもあるため、その積もった雪と灯りが織りなす世界観も見事なまでの美しさを醸し出します。
鶴ヶ城の雄大さと、会津若松市の伝統文化があってこその行事であるため、デート時にはしっぽりとした大人の時間を過ごしていけるかと思います。
1,000本桜に囲まれる赤瓦の鶴ヶ城
春先になると見ることができる鶴ヶ城の名物の一つでもある1,000本桜。
大河ドラマ「八重の桜」にも登場するほどの美しい桜を見ることができ、場内一面に桜が咲くため、花見はもちろんのこと、散策しているだけでもうっとりしてしまうほど。
国内のお城の中で唯一赤瓦のお城であり、その赤瓦と桜のコントラストを楽しむことができるのも鶴ヶ城だけと言えますね。
鶴ヶ城は四季に応じて見せる顔を変えるため、一年間いつ来ても楽しませてくれるデートスポットとして人気集めますが、中でも冬と春には是非とも足を運んでいただきたいものですね。
住所:福島県会津若松市追手町1-1
電話番号:0242-27-4005
アクセス:会津若松駅 バス 10分
ホームページ:http://www.tsurugajo.com/turugajo/shiro-top.html
大自然の中で野生の動物と触れ合うことができるデートスポット「東北サファリパーク」
東北を代表するサファリパークであり、世界中から集まった900頭もの動物たちと会うことができ、珍しい動物なども多くいるスポットになります。
動物園とは違い、車の中から動物を間近で見ることができるのがサファリパークの魅力であり、その臨場感とエサやりなどの体験はワクワクして楽しいものとなりますね。
数多くいる動物の中でもホワイトライオンやヨーロッパヒグマなどといった珍しい動物とも出会うことができるのは、このサファリパークだけになります。
大型の肉食動物だけではなく、キリンやゾウなどといった草食動物、さらにはレッサーパンダのように可愛らしい動物にまで出会うことができます。
もっと小さな動物と触れ合いたいという方もご安心いただきたく、ポニーやラマなどと言った動物とも触れ合うことができますね。
東北サファリパークの楽しみ方は他にもあり、アシカショーや猿劇場、フラミンゴショー、ペンギン散歩など動物たちが普段見せることのないパフォーマンスを見せてくれますので、その可愛らしくも愛くるしい姿に笑顔になってしまいます。
東北サファリパークは見て楽しい、触って楽しいなど一日中楽しめてしまうほど動物と触れ合うことができるデートスポットとなります。
住所:福島県二本松市沢松倉1
電話番号:0243-24-2336
アクセス:東北自動車道二本松IC 下車 15分
ホームページ:http://tohoku-safaripark.co.jp/
神秘的な地底空間を大冒険することができる恋人の聖地「あぶくま洞」
東洋一とまで言われる鍾乳洞を楽しむことができるスポットで、その歴史は8000万年前まで遡り、長い年月をかけて作り上げられた自然が見せる幻想的な空間を体験することができます。
また、「恋人の聖地」としても人気を集めており、太古にタイムスリップしたかのような時間の中で、デートを楽しむことができますね。
洞窟内は一年を通じて15度を保っており、夏は涼しく冬は温かく感じるため非常に過ごしやすい場所でもありますね。
湿度は90%を越しているのでしっとりとしており、水の音が洞窟内に響き渡る幻想的な音も楽しんでいけます。
鍾乳洞は奥に進んでいくと、「妖怪の塔」や「白磁の滝」と呼ばれるライトアップされたスポットに差し掛かり、そこでは鍾乳洞内でも特に幻想的な美しい鍾乳石を見ることができますね。
鍾乳洞はまだまだ続き、「地底の精霊」と呼ばれるスポットでは、鍾乳石が生え始めているニョキニョキとしたすがたを見たりできます。
中でも特に見事子なのが「滝根御殿」であり、高さ29メートルの巨大な空間では、鍾乳石が様々な色合いにライトアップされ、1センチ伸びるのに100年はかかると言われる鍾乳石の大きなサイズのものを見ることまでできますね。
さらに奥に進んでいき鍾乳洞を楽しんでいくと、コースの最後には「誓いの鐘」があり、それを鳴らすと洞窟内に鐘の音色が響き渡り二人の縁を深くしてくれます。
近くにはピンクのハートをかたどったイルミネーションも見ることができ、二人の距離はこれまで以上にグッと縮まりますね。
住所:福島県田村市滝根町菅谷字東釜山1
電話番号:0247-78-2125
アクセス:郡山JCT 磐越自動車道 小野IC 車 15分
ホームページ:http://abukumado.com/
大正時代から続く昔懐かしい醤油ラーメン喜多方ラーメン「まこと食堂」
喜多方ラーメンは今では全国で親しまれているラーメンの一つですが、その始まりは大正時代にまで遡ります。
福島県で人気の喜多方ラーメンのはじまりは中国から渡ってきた青年がチャルメラを吹きながら屋台を引いてラーメンを売ったことが喜多方ラーメンの元祖となります。
福島県は国内でも屈指の醤油やお酒などの醸造業が盛んであり、「蔵のまち」として知られており、この蔵で作られた醤油を使ったラーメンを作ったことがきっかけとなり、喜多方ラーメンの名は成長を遂げていきます。
麺は4ミリほどの太麺で水分を多く含ませながらコシと独特の縮れが特徴的で、醤油ベースのスープをしっかりと吸い込んでもくれますね。
喜多方は「平成の名水百選」にも選ばれるほど美しい水もあることから、醤油にマッチした水も使用していくことができます。
こちらのお店では、そんな喜多方ラーメンの元祖とも言えるラーメンを味わうことができ、素朴でどこか懐かしさを感じる店内の中では、絶品の一杯を味わうことができますね。
地元では朝7時台からOPENしているため、朝ラーといって朝一から喜多方ラーメンを味わうために列を作る姿まで見受けられます。
こちらのお店の喜多方ラーメンは、基本に忠実なラーメンで太い縮れ麺を使用し醤油ベースのスープの一杯となります。
トッピングもチャーシューとネギのみとシンプルな作りになりますが、一口食せばそのさっぱりとした味わいが身体に染み渡る味わいを楽しませてくれ、どことなく懐かしさも感じることができますね。
福島県でデートをするなら本場の喜多方ラーメンは一度は味わっていただきたいグルメになります。
住所:福島県喜多方市字小田付道下7116
電話番号:0241-22-0232
アクセス:JR喜多方駅 徒歩17分
鰻のかば焼きからヒントを得て誕生したソースカツ丼「白孔雀食堂」
ソースカツ丼と聞くと長浜など別のエリアを想像する方も多いかと思いますが、ここ会津若松市でもソースカツ丼はご当地グルメとして人気を集めております。
会津若松市はソースカツ丼を長年愛しており、もともとは戦前に市内でコックをしていた店主が鰻のかば焼きからヒントを得て、甘辛のタレにカツをくぐらせたことがはじまりとされています。
また会津若松市のソースカツ丼には様々な種類があり、通常のソースカツ丼だけではなく、煮込みソースカツ丼や馬肉ソースカツ丼などお店によって味の付け方にこだわりをもってもいますね。
その中でも70年も前から会津若松市で多くの人にソースカツ丼を振舞ってきている人気のお店がこちらになります。
一歩店内に入れば驚くほどのサインが店内中に貼られているほどの人気っぷりを感じることができ、ソースカツ丼への期待で胸がワクワク高鳴りますね。
目の前に提供されたソースカツ丼は、その期待を裏切ることがない丼からはみ出るほどのサイズであり、たっぷりのソースにくぐらせたカツが入っております。
見ているだけでも興奮するほどのソースカツは、口にした際にサクッとした食感がしながらも、ソースの甘辛の味わいがバランスよく楽しむことができます。
見た目のボリューム感とは裏腹に、女性でもペロッと食べれてしまうほどで、丼の中にたっぷりと入っている千切りキャベツがソースカツを優しく包み込んでいることがポイントになります。
食べ応えがありながらも、さっぱりとしているソースカツ丼を是非デート時に楽しんでみてくださいね。
住所:福島県会津若松市宮町10-37
電話番号:0242-27-2754
アクセス:まちなか周遊バス ハイカラさん 30分 徒の町下車 徒歩3分
長ネギを箸代わりとして蕎麦を味わっていくご当地グルメ「そば処こめや」
蕎麦の横に置かれた一本のネギ。箸もなくどうやって蕎麦を食べればよいのだろうと思う方も少なくないかもしれない一本ネギ蕎麦は、蕎麦の横に置かれたネギを使って蕎麦を味わっていきます。
一本ネギ蕎麦の由来は歴史を遡ること徳川将軍の時代に、献上品として提供されており当時は「切る」という言葉は縁起が悪いとされていたことからネギを切ることなく、そのまま使用していたことが始まりとなります。
今でも長ネギを使用して蕎麦を味わっていくのですが、ネギで蕎麦をつかむ光景は一見不思議そうで、難しいように思えるのですが、一回やってみると楽しく意外と蕎麦をつかむことができます。
またネギの使い方は箸として利用するだけではなく、時折ネギをかじって薬味代わりにすることもでき、蕎麦をすくう際に出汁の中に何度もネギがくぐるため、気づいたときにはネギに出汁が染み込んで薬味としての役割を果たしてくれています。
こちらのお店では、囲炉裏の中で魚が焼かれ、昔懐かしいストーブが灯る中で絶品の蕎麦を味わっていきます。
昔懐かしい雰囲気の店内は、どこかホッとすることができる空間が広がっており、落ち着きと懐かしさを感じることができますね。
目の前に提供されたネギ蕎麦は期待を裏切ることのないシンプルなもので、山菜が入った蕎麦の上にネギが置かれます。
山菜の旨味もありますが、さっぱりとした出汁と蕎麦をネギをかじりながら味わえば、癖になる旨味を体験することができますね。
福島県で少し面白さを感じることができるご当地グルメを楽しみたい際には、一本ネギ蕎麦を味わってみてください。
住所:福島県南会津郡下郷町大字大内字山本16-3
電話番号:0241-68-2926
アクセス:磐越自動車道 会津若松IC 車 20分
ホームページ:http://komeyasoba.com/
大輪を描くように美しく並べられた餃子を楽しむ「餃子 照井」
こんがりと焼きあがった餃子が美しい大輪の花を描くようにして鉄板の上に盛り付けられている姿を見ることができるのは福島県だけ。
餃子と言えば日本でも馴染みの深い食べ物であり、お店ではもちろんのこと自宅でも作って食べることが多い料理の一つでもあります。
そんな餃子を千五から作り上げており、91歳までお店に立っていた店主が創業当時から変えることなく提供し続けたのが円盤餃子になります。
それは、福島県のご当地グルメになるほどの名物料理となり、今では多くのお店で提供されたり福島県でデートをする方からビジネスマン、家族連れまで幅広い層に親しまれている餃子でもありますね。
円盤餃子は、見た目が飛ぶ円盤のように見えることから名づけられており、一つの鉄板の上には20~30個ほどの小ぶりの餃子がきれいに並んでおります。
数も多く食べきれないかなと感じる方も多いかと思いますが、熱々の状態で食べ続けられたっぷりの野菜と肉汁たっぷりの肉が食欲をそそり食べやすくなっておりますね。
お店では一度に700個を焼き上げるなど豪快なシーンを見ながら円盤餃子を味わうことができ、懐かしの雰囲気を感じる店内で味わう餃子は格別の味わいを堪能することができます。
住所:福島県福島市飯坂町錦町1-21
電話番号:024-542-4447
アクセス:飯坂温泉駅 徒歩5分
戊辰戦争時代から始まった会津名物の馬肉を味わう「馬刺し専門 大久保商店」
会津若松市では昔から馬肉を食べられており、その文化は今でも残っているほどで郷土料理の一つとしても味わう機会があるほど。
1868年に起こった戊辰戦争時に傷付いた兵士が身体を癒すために食べたのが馬肉であり、淡白でありながらも旨味たっぷりの味わいで傷を癒していきました。
当時は生肉ではなく焼いたり煮込んだりして味わうことが一般的でしたが、昭和30年ごろから力道山が会津若松市に訪れた際に、肉屋でタレに馬肉を付けて食べたのが生肉を食べる文化の始まりとなりました。
特製のニンニクに唐辛子や味噌を混ぜて味わったり、醤油を付けて味わったりと楽しみ方は様々ですが、こちらのお店では馬肉を馬刺しはもちろんのこと、焼きや煮込み、丼などでも味わうことができますので、好みに合わせた馬肉の食べ方をしていくことができます。
店内は広々としたカフェを思わせるような明るい雰囲気の中で馬肉を堪能することができますので、デートで訪れても楽しい場所でもありますね。
噛めば噛むほど出てくる馬肉の旨味はさっぱりとしているので、女性でも軽々と食べることができてしまうので、是非味わっていただきたい一品となります。
どの馬肉の食べ方が一番好みであるのか、お互いに話し合いながら食べてみるのもデートならではの楽しみ方でもありますね。
住所:福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字波々帰目1110-1
電話番号:0242-23-9279
アクセス:猪苗代駅 徒歩25分
ホームページ:https://www.nikuno-okubo.jp/
会津地方で昔から味わっている歴史と懐かしさを感じる郷土料理「籠太」
「こづゆ」という食べ物は会津若松市の郷土料理として親しまれてきていますが、意外と知られていない珍しい郷土料理でもあります。
こづゆは、干した貝柱で出しを取って、ニンジンやシイタケ、里芋などといった野菜にキクラゲ、糸こんにゃくなどを入れて薄口の出汁で煮込んだ吸い物の一つとなります。
決して豪勢な料理ではありませんが、その懐かしい味わいから会津若松市では昔より好んで味わうことが多い料理であり、9種類ほどの具材が入っているため様々な旨味を堪能することができるのも特徴となりますね。
江戸時代より食べられ続けている「こづゆ」は冠婚葬祭や正月などの席でも出されるほどであり、会津若松市では欠かすことのできない料理でもあります。
こちらのお店では、料亭さながらの出汁の美味さと具材のうつくしい見た目を楽しむことができながらも、懐かしさのある「こづゆ」本来の旨味を堪能することができます。
会津若松市を訪れた際には、郷土料理に触れ合うことができる機会として是非「こづゆ」を味わってみてくださいね。
住所:福島県会津若松市栄町8-49
電話番号:0242-32-5380
アクセス:七日町駅 徒歩18分
ホームページ:http://www.kagota.co.jp/
一日を通じて遊び、学び、食し、そして浸かるを楽しめる「福島県デート」
震災の影響からも回復に向かい今ではデートスポットとしての人気も高まってきているので福島県になります。
今回ご紹介した福島県のデートスポットを見て頂き、ワクワクしていただけましたら嬉しいですね。
福島県はサファリパークなど見て楽しむ場所から、お城など歴史を知るスポット、ラーメンや馬肉などのご当地グルメなどがあります。
また、ゆったりと温泉に浸かって日ごろの疲れを癒すことまでしていけます。
デートとして一日かけて満足いくまで楽しんでいけますので、遊ぶだけ遊んで温泉で疲れを取れる福島県デートを是非楽しんでみてくださいね。
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