幼馴染から恋人へ、現実はドラマとは違う・・・

    作者:お柿

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当時好きだった人は幼馴染。
何だか恥ずかしくて、好きだってことを言えずにもう2年が経過していた高校2年生の頃。

それでもいつも二人一緒だった。
学校から帰るときも夏休みの短期バイトも、だから彼も私のこと好きなんじゃないかなと思っていた。

彼が当時好きだったバンドが、渋谷のライブハウスでライブをすることを知った私。
彼に内緒でチケット売り場に前日から並び、何とかチケットを2枚ゲット。

友達が行けなくなったからと彼を誘い、初めての二人だけのデートに漕ぎ付けました。

デート当日、あんまりおしゃれしすぎても意識しているのがばれるし、でも可愛い格好で行きたいとあれこれ悩みました。
しかし待ち合わせ場所に現れた彼はどこからどう見ても普段着。
渋谷という場所を考えるとあまりにもラフすぎる格好でした。

私は2時間もかけて用意したのに・・・と、がっかりしてしまいました。
それでも二人の初めてのデート、私はとっても幸せでした。
渋谷センター街を通ったところで私たちは雑誌のアンケートをお願いされました。

それはカップルに聞く、恋人のことをどれだけ分かっているかというアンケート。
断ろうとする彼をおもしろそうだからと制止して二人別々に質問に答えました。

誕生日から好きな食べ物、初めてもらったプレゼントなど色々な項目を聞かれました。
私はほぼパーフェクトで回答できたにも関わらず、彼が答えられたのは誕生日のみ。

その結果を知ってがっかり。
結局私は彼の中でただの幼馴染でしかなかったんだと思い知らされました。
あれから10年、今でも彼はただの幼馴染です。