エレベーターの中で

    作者:こもとさち

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マンガの元になったエピソード

彼との出会いは職場です。
働く彼の姿を見て、素敵な人だなぁと思っていたのですが、勝手にもう結婚していると思い込んでいたので私からアプローチする事はありませんでした。

彼からは仕事の合間、話しかけられることが増えました。
個人的なことを尋ねられたり、気にかけてもらえることが増えていったんです。
でも、私は彼が結婚しているとまだ信じていたので「こういう人に気をつけないと、幸せにはなれないぞ」と自分に言いきかせていました。

そんなふうに数ヶ月が過ぎた後に私が1人で乗ったエレベーターに、ものすごい勢いで彼が乗ってきたんです。
「もう少しいろんなことを話したいから、電話番号を教えてくれませんか」
そう言われました。

即答で私は「そんなこと言って。結婚してるでしょー」と笑いながら言ったのですが、彼は真顔で「は?してないけど」と答えたのです。

びっくりしました。
もちろんその後はとんとん拍子にお付き合いが始まり、現在に至ります。
あの時、勇気を出してくれた彼に感謝です。

ちなみに彼は、上階に用事はなかったけれど、二人きりで話がしたくてエレベーターについ乗ってしまったとの事でした。