お見合い結婚

    作者:七井 友一

    Twitter:@DDFF5891

今の時代、「お見合い結婚」と、聞くと
どこか負け組みたいにみられる事もあるが
私は、結婚に夢もなにもない。だから、出会い方なんかどうでもいい。
ただ、玉の輿にのれたらそれでいいのだ。セレブと言われたらそれでいい。

そもそも、両親もお見合いで結婚した。
そんなふたりは、朝も夜もケンカをしていた。
母親からは、父親の愚痴を聞かされ。
結婚するなら、お金もちにしときなさいとすりこまれ。
お金が幸せにしてくれるのだから。と、育った私。

だから、私は
いつからか、カタチに見えない幸せを探すこともしなくなった。

父親が死んだ。突然に心臓発作でまだ52才だった。
それ以上に驚いたのは、母親が泣いていたこと。
見たこともないぐらい、父親の亡骸にすがっては泣いていた。

20数年、生きてきて。
この時、はじめて母の父への愛情を知った。
母も同じことを言っていた。
もう少し、早ければ父も少しは幸せに逝けたのに・・

「愛」ってなんだ?
ふと、思った。

そんな、答えはまだ分からないが
最近、・・・希望年収額を少し下げた。